文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 教育学専攻 > 日本教育史特論3
日本大学ロゴ

日本教育史特論3

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 日本教育史特論3
教員名 小野雅章
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 教育学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 同時双方向型授業と一部対面授業
授業概要 本授業は、大学院学生が教育学史(とくに日本教育史)研究を行おうとする受講生に対して、研究の進め方について、資料の収集法、先行研究の批判的なとらえ方、具体的な資料の分析方法を含む資料解読の基礎を行うものである。具体的には、担当者が用意した授業概要(レジュメ)と教育学に関する基本文献により、講義と演習を交えながら授業を進めることにする。
授業のねらい・到達目標 文献研究により教育史研究を進めるために、資料収集、先行研究への批判的な検証、研究論文や具体的な資料の読解などの基本的の能力を身につけることを目標とする。
具体的な到達目標は、以下のとおりである。
(1)教育史・教育学の研究状況とその到達点が理解できる。
(2)先行研究の収集と批判的な検討ができる能力を身につける
(3)全国学会誌に自己の研究論文を投稿する能力をみにつける
授業の方法 授業は、講義と演習を取り混ぜながら、受講生が能動的に研究に従事できるような能力を身につけるように配慮し、適宜論文指導を行う。
授業計画
1 ガイダンス(教育史研究の到達点と課題に関するレクチャー)
【事前学習】シラバスを読んで、講義の概要を捉えておく (2時間)
【事後学習】授業時に紹介された参考文献を入手して概要を捉えておく (2時間)
2 教育史研究と史料1――史料論の動向に関して――
【事前学習】事前に配布された授業用の資料を通読しておく (2時間)
【事後学習】講義内容を整理しておく (2時間)
3 教育史研究と史料2――史料の調査・収集法――
【事前学習】国立国会図書館、国立政策研究所附属教育図書館の概要を知っておく (2時間)
【事後学習】講義内容を整理しておく (2時間)
4 教育史研究と史料3――史料の整理・分析1(具体的な資料の整理法)――
【事前学習】事前に配布された授業用の資料を読んでよく (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
5 教育学研究と史料4―――史料の整理・分析2(具体的な資料の分析)―
【事前学習】事前に配布された授業用の資料を読んでおく    (2時間)
【事後学習】講義内容を整理しておく (2時間)
6 先行研究の読み方(クリティカルリーディング)の手法1――教育史の場合
【事前学習】事前に配布された授業用の資料を読んでおく(担当者はレジュメを作成) (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
7 先行研究の読み方(クリティカルリーリング)の手法2――具体的な文献を読む1
【事前学習】事前に配布された授業用の資料を読んでおく(担当者はレジュメを作成) (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
8 先行研究の読み方(クリティカルリーリング)の手法3――具体的な文献を読む2
【事前学習】 事前に配布された授業用に資料を読んでおく(担当者はレジュメを作成) (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
9 先行研究の読み方(クリティカルリーリング)の手法4――具体的な文献を読む3
【事前学習】事前に配布された授業用に資料を読んでおく(担当者はレジュメを作成) (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
10 先行研究の読み方(クリティカルリーリング)の手法5――具体的な文献を読む4
【事前学習】事前に配布した授業用の資料を読んでおく(担当者はレジュメを作成)   (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
11 「問い」の立て方と仮説の設定の方法
【事前学習】事前に配布した授業用の資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
12 研究のアウトラインのつくり方(目次の作成)
【事前学習】事前に配布した授業用の資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
13 論述の技法1――分かりやすい文章とは
【事前学習】事前に配布した授業用の資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
14 論述の技法2――引用の方法
【事前学習】事前に配布した授業用の資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理しておく (2時間)
15 まとめ――自律した研究者とは
【事前学習】これまでの授業内容の復習をしておく   (2時間)
【事後学習】最終レポートを作成する (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度:授業内での発言などを考慮する(50%)
オフィスアワー メール(m-ono@chs.nihon-u.ac.jp)などにより質疑に対して対応する。

このページのトップ