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令和2年度以降入学者 | 社会福祉政策論基礎研究 | ||||
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教員名 | 白川泰之 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoom) BlackboardコースID:20213859 |
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授業概要 | 国家公務員及び地方公務員の実経験のある教員が、その職務経験を活かし、戦後の転換点を中心とした社会福祉政策のこれまでの設計の考え方の変遷と最近の動向を取り上げ、その背景や政策課題について、演習を中心とした授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 社会福祉政策に係る各制度の創設や変遷は、その時々の社会構造や経済状況などの影響を受けながら変遷し、今なお目まぐるしく動いている。 社会福祉政策の研究に当たっては、個別具体の制度についての研究の前段階として、社会福祉政策の成り立ちやこれまでの経過についての理解が基盤となる。 本授業では、審議会報告等の公的な文書、厚生白書、厚生労働白書その他の文献による調査を行い、戦後社会福祉政策全般及び自身の研究テーマに関し、制度の形成や転換点、最近の動向について説明できるようになることを目的とする。 |
授業の方法 | 授業の形式【研究】 ・講義形式のコマについては、レジュメや資料を配付する。 ・演習形式のコマについては、文献調査に基づく報告資料を準備して、報告、議論を行う。 ・報告資料は、事前に教員及び受講生で共有をすること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスとイントロダクション ・ガイダンス(授業のテーマ、到達目標、授業方法の説明、各受業生の報告スケジュールの確認) ・各受講生の研究テーマ、問題意識、研究の目標についての指導教員へ説明・確認。 【事前学習】シラバスによって、授業のねらいや到達目標、各回の構成を確認する。また、自分の研究テーマ、問題意識、研究の目標について、指導教員に説明できるように簡潔な資料を準備する。 (1時間) 【事後学習】授業内での確認作業の内容の振り返りを行う。 (1時間) |
2 |
講義:戦後社会福祉政策の形成とその後の主な転換点について概観する。
【事前学習】現行制度の概要について文献等で確認をしておく (2時間) 【事後学習】教員が講義で配布したレジュメをもとに、再度、制度概要について確認をする (1時間) |
3 |
総論1:戦後の社会経済状況と社会福祉政策の出発点(報告と討論) 終戦時の時代背景と社会問題、「社会保障制度に関する勧告」 【事前学習】現行制度の概要について文献等で確認をしておく (2時間) 【事後学習】教員が講義で配布したレジュメをもとに、再度、制度概要について確認をする (2時間) |
4 |
総論2:高度経済成長と社会福祉の発展、福祉元年へ(報告と討論) 厚生省の政策課題の認識と社会福祉制度充実に向けた動き 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
5 |
総論3:低成長下における社会保障の転換と「日本型福祉社会論」(報告と討論) 「増税なき財政再建路線」における西欧へのキャッチアップの転換 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
6 |
総論4:戦後型社会福祉体制の再構築(報告と討論) 1950年勧告当時からの社会経済状況の変化等を踏まえた21世紀の社会福祉政策の方向性 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の報告者3時間、他の受講生2時間) |
7 |
総論5:社会福祉基礎構造改革(報告と討論) 個人の自立、選択の尊重、質の高い福祉サービスの拡充、地域福祉の充実に向けた制度の共通基盤の見直し 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
8 |
総論6:「社会保障・税一体改革」への道程とその内容(報告と討論) 度重なる給付削減の限界、財源確保による社会福祉制度の充実・安定 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
9 |
総論7:「地域包括ケアシステム」から「地域共生社会」へ 高齢者介護・福祉分野における「地域包括ケアシステム」とその発展形としての「地域共生社会」 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
10 |
総論8:最近の制度の動向(報告と討論) 最近の「骨太の方針」(経済財政諮問会議)に見る政策の最新の動向 「全世代型社会保障」の構築に向けた動き 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
11 |
中間まとめ 各受講生の追加的な調査内容に関するディスカッションと確認 【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
12 |
各受講生の研究テーマに即した追加的調査①(報告と討論)
【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
13 |
各受講生の研究テーマに即した追加的調査②(報告と討論)
【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
14 |
各受講生の研究テーマに即した追加的調査③(報告と討論)
【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
15 |
各受講生の研究テーマに即した追加的調査④(報告と討論)
【事前学習】発表担当者は期限までに発表資料を準備し、事前に共有する。他の学生は事前に資料を読み質問や議論のポイントを考える。 (報告者3時間、他の受講生2時間) 【事後学習】討論の内容について、整理・確認する。 また、不明な点は追加的に調査する。 (報告者3時間、他の受講生2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:報告資料によって評価する(40%)、授業参画度:Zoomへの出席、報告内容、質疑の積極性等により評価する(60%) |
オフィスアワー | Blackboardで質問等を適宜受け付ける。 |