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令和2年度以降入学者 | 英語学特殊講義1 | ||||
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教員名 | 吉冨朝子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンライン授業(Zoomによるライブ中継)を15回行う。原則としてパソコン/コンピューターを使ってネット環境の良い場所で授業を受講すること。(スマホだと画面共有が見づらく、Zoom上で使えない機能があるため。) BlackboardコースID 20213787 2021英語学特殊研究1(吉冨朝子・前・金5) |
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授業概要 | 効果的な外国語指導法を導く上で重要な第二言語習得理論を概観し、理論的根拠のある指導法とは何かを明らかにする。 また、第二言語習得に関わる実証研究から得られた成果を、具体的な指導案やタスク作成に反映させる応用方法を検討する。 |
授業のねらい・到達目標 | 外国語としての英語の指導において、知っておくべき言語学習者の特性・言語教育環境・第二言語習得理論・言語教授法について学び、それを教育実践に結び付けられるようになること。特に4技能の指導法について焦点を当てる。 |
授業の方法 | 演習形式で、学生の発表と議論を中心に授業を行う。Zoomを使ったオンライン授業を行うため、発表担当の学生はワードで作成したレジメを画面上に準備しておき、「画面共有」でワード画面を見せながら発表を行うこと。 |
履修条件 | 英語の専門文献を使用するので、CEFRでB2レベル以上の英文読解力があることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:シラバス概要の説明と発表分担の決定 導入:第二言語学習および指導に関するビリーフと不安についてのアンケート調査と議論【オンライン】 【事前学習】テキストを事前に購入し、付録のアンケートに回答する。 (2時間) 【事後学習】第二言語習得および外国語教育学の基礎用語を確認する。 (2時間) |
2 |
第1章(1)言語学習環境と言語学習者の特性【オンライン】
【事前学習】第1章前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】自らの言語学習環境および言語学習者としての特性を分析する。 (2時間) |
3 |
第1章(2)認知発達とアイデンティティ【オンライン】
【事前学習】第1章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】認知発達や言語アイデンティティを踏まえた英語学習や指導とはどうあるべきかを考察する。 (2時間) |
4 |
第2章(1)第二言語習得理論:対照分析仮説と普遍文法【オンライン】
【事前学習】第2章の第二言語習得理論のセクション前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】異なる第二言語習得理論の特徴や相違は何か、考察する。 (2時間) |
5 |
第2章(2)第二言語習得理論:認知理論、経験理論、社会理論【オンライン】
【事前学習】第2章の第二言語習得理論のセクション後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】異なる第二言語習得理論の特徴や相違は何か、考察する。 (2時間) |
6 |
第2章(3)臨界期仮説【オンライン】
【事前学習】第2章の臨界期仮説のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】年齢に応じた指導法はどのように異なるべきか、考察する。 (2時間) |
7 |
第2章(4)理論と指導【オンライン】
【事前学習】第2章の理論と指導法のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】理論を踏まえるとどのような指導法が効果的だと考えられるか、考察する。 (2時間) |
8 |
第3章(1)言語教授法の概観【オンライン】
【事前学習】第3章の前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】各教授法の具体例を考える。 (2時間) |
9 |
第3章(2)内容ベース、タスク・ベース、学習者中心のアプローチ等【オンライン】
【事前学習】第3章の後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】各教授法の具体例を考える。 (2時間) |
10 |
第4章(1)リスニング指導:聴解の重要性とリスニング過程【オンライン】
【事前学習】第4章の前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】リスニング過程の特徴を踏まえたリスニング活動を作成する。 (2時間) |
11 |
第4章(2)リスニング指導:リスニング活動と評価【オンライン】
【事前学習】第4章の後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】リスニング活動を踏まえたリスニング力の評価方法を考え、テストを作成する。 (2時間) |
12 |
第5章(1)スピーキング指導:言語教室におけるコミュニケーションの重要性【オンライン】
【事前学習】第5章の最初の1/3を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】言語教室の中でコミュニケーションを実現するために必要なことは何かを考察する。 (2時間) |
13 |
第5章(2)スピーキング指導:スピーキング活動【オンライン】
【事前学習】第5章中盤のスピーキング活動のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】コミュニケーションを実現するようなスピーキング活動を作成する。 (2時間) |
14 |
第5章(3)スピーキング指導:スピーキング能力の評価【オンライン】
【事前学習】第5章の最後の1/3を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】コミュニケーション手段としてのスピーキング能力を測定できる評価方法を考え、テストを作成する。 (2時間) |
15 |
第1-5章のまとめ、復習、応用【オンライン】
【事前学習】これまで学んだことを踏まえ、レッスン・プランを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業内での議論を踏まえ、レッスン・プランを改善する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Elaine Kolker Horwitz, Becoming a Language Teacher: A Practical Guide to Second Language Learning and Teaching:Language Teaching Insights Series, Casteldown, 2020, 2 edition ISBN: 978-0-6481844-1-6 授業開始までに事前に個人で購入しておくこと。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:テキスト指定箇所の要約と、リスニング・スピーキング活動および評価案の作成(40%)、授業参画度:授業内の発表および議論などへの積極的参加(15%)、口頭発表の内容およびレジメの質(45%) |
オフィスアワー | 授業終了後または、メールによるアポ |