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令和2年度以降入学者 | 古典文学基礎研究1 | ||||
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教員名 | 久保木秀夫 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | ・対面授業。ただし一部、zoomを用いた同時双方向授業や、課題研究などをも組み込んでいく可能性がある(事前に相談・周知する)。 ・履修者は、初回授業開始時までに必ず、Blackboardへの登録を済ませておくこと。BlackboardのコースIDは、20213735。 |
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授業概要 | 中古中世文学に関するさまざまな原本資料(写本・版本・古筆切)そのものを対象とし、いわゆる書誌学に基づいた、厳密精緻な書誌調査方法、及び研究方法について学んでいく。 |
授業のねらい・到達目標 | ・原本資料の取り扱い方を習得できるようになる。 ・専用の調査カードを用いた書誌調査の積み重ねにより、各部位の書誌情報を的確に採取できるようになる。 ・他の多くの関連資料と比較しながら、調査対象としている原本資料の特徴、個性を明らかにできるようになる。 ・書誌学に基づく日本古典文学研究方法を実践的に習得し、自在に活用できるようになる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 ・担当教員が所蔵している原本資料、また可能な範囲で、本学部図書館が所蔵する原本資料をも活用しながら、実践的に学んでいく。 ・フィードバック方法等については、授業内で指示する。 ・なお社会情勢や、個別の状況・環境如何によって、zoomでのリアルタイム受講も可とする。希望者は原則として授業当日の午前9時までに、メールやLINE等で連絡すること。 ・通信環境のトラブルその他により、やむを得ずリアルタイムで受講できなかった場合も、メールやLINE等で連絡すること。より詳細な代替方法に関しては、初回授業で説明する予定。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:文献学・書誌学について
【事前学習】シラバスをよく読み、履修者自身の関心の所在を検討してくること。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
2 |
原本資料の取り扱い方1:巻子本・折本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
3 |
原本資料の取り扱い方2:粘葉装・列帖装
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
4 |
原本資料の取り扱い方3:袋綴・一枚物その他
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
5 |
参考文献・各種webデータベースの紹介
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
6 |
書誌調査の実践1:中古和歌の写本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
7 |
書誌調査の実践2:中古和歌の版本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
8 |
書誌調査の実践3:中世和歌の写本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2間時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
9 |
書誌調査の実践4:中世和歌の版本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
10 |
書誌調査の実践5:中古仮名散文の写本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
11 |
書誌調査の実践6:中古仮名散文の版本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
12 |
書誌調査の実践6:中古中世和歌の古筆切
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
13 |
書誌調査の実践7:中古中世仮名散文の古筆切
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
14 |
学期末レポート提出・最新の研究状況の確認
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
15 |
学期末レポート返却・解説・まとめ
【事前学習】これまでの学修内容全般を振り返り、質問事項を用意しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学期末レポートに取り組むこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年 堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年 その他、プリント類をも適宜配布する。 |
参考書 | 国文学研究資料館 『古典籍研究ガイダンス 王朝文学をよむために』 笠間書院 2012年 その他、授業中に適宜紹介していく。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:履修生の研究テーマと関わる原本資料を選び、その調査研究結果をまとめる。(50%)、授業参画度:授業参画度:原本資料をめぐるディスカッション等においての積極的な姿勢や発言等から判断する。(50%) ・対面受業に出席できない場合は、zoomでのリアルタイム参加をしてもらう。対面・遠隔といった履修形態の違いによて、成績評価に差を設けることはしない。 |
オフィスアワー | 随時対面やメールで受け付ける。必要に応じてオンライン面談をも行う。対応までに時間を要することもある。 |
備考 | 原本資料の取り扱いに際しては、事前に手を洗うこと、爪も切っておくこと(マニキュアも不可)、鉛筆のみを使用すること、手首より先のアクセサリー類を外すこと、なるべく袖をまくること、といったマナーがある。これらを遵守すること。 |