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令和2年度以降入学者 | 総合研究3 | ||||
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教員名 | 久保木秀夫 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | ・対面授業とzoomを用いた同時双方向授業のハイブリッド方式とする(事前に相談・周知する)。 ・履修者は、初回授業開始時までに必ず、Blackboardへの登録を済ませておくこと。Blackboard IDは、20213732。 |
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授業概要 | 中古中世文学のさまざまな原本資料(写本・版本・古筆切)などを活用しながら、いわゆる文献学に基づいた、厳密精緻な本文研究方法について学んでいく。くずし字の解読・他本との校合・解釈と本文整定などを繰り返しながら、原本資料の書写・印刷内容をどのように調査し研究していくか、実践的な学修を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | ・文献学に関する知識と技術を習得できるようになる。 ・くずし字解読の高度なスキルを習得できるようになる。 ・翻刻・他本との校合・解釈と本文整定等の専門的なスキルを習得できるよになる。 ・原本資料それぞれの特性に合わせて臨機応変に調査研究できるようになる。 |
授業の方法 | 【講義,演習】 ・講義形式と演習形式を織り交ぜる。 ・なお社会情勢や、個別の状況・環境如何によって、zoomでのリアルタイム受講も可とする。希望者は原則として授業当日の午前9時までに、LINE等で連絡すること。 ・通信環境のトラブルその他により、やむを得ずリアルタイムで受講できなかった場合も、LINE等で連絡すること。より詳細な代替方法に関しては、初回授業で説明する予定。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:文献学・書誌学について 【ハイブリッド】
【事前学習】シラバスをよく読み、履修者自身の関心の所在を検討してくること。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
2 |
本文解読:くずし字を読む・解釈する1 写本 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
3 |
本文解読:くずし字を読む・解釈する2 古筆切 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
4 |
本文解読:くずし字を読む・解釈する3 版本 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
5 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る1 中古和歌 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
6 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る2 中世和歌 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
7 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る3 中古仮名散文 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
8 |
本文比較:諸本と校合する・校本を作る4 中世仮名散文 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
9 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する1 中古和歌 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
10 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する2 中世和歌 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
11 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する3 中古仮名散文 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
12 |
本文校訂:解釈する・本文を校訂する4 中世仮名散文 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
13 |
校訂結果の点検:問題点などについて議論する 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】議論の結果に基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
14 |
校訂結果の点検:改善点などについて議論する 【ハイブリッド】
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読み、問題点・疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】議論の結果に基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
15 |
総括:学期末レポートについて 【ハイブリッド】
【事前学習】これまでの学修内容全般を振り返っておくこと。 (2時間) 【事後学習】学期末レポートに取り組むこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年 堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年 ・教科書のうち『字典かな』は、同種の字典類をすでに所持している場合は、そちらを用いて構わない(新たに購入する必要はない)。 ・ほか、PDF形式のプリントを適宜配布する。 ・配布するプリントは、事前にOneDriveの共有フォルダに入れておくので、毎回確認し、印刷して持参すること。 |
参考書 | 国文学研究資料館 『古典籍研究ガイダンス 王朝文学をよむために』 笠間書院 2012年 その他、授業中に適宜紹介していく。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:履修生の研究テーマと関わる原本資料を選び、その文献学的考察をまとめる。(50%)、授業参画度:くずし字解読・解釈・校訂、及びそれらの過程におけるディスカッションなどへの参画度・積極性から総合的に判断。(50%) ハイブリッド形式の実施に際し、対面・遠隔といった履修形態の違いによって、成績評価に差を設けることはしない。 |
オフィスアワー | 随時メールで受け付ける。必要に応じてオンライン面談をも行う。対応までに時間を要することもある。 |
備考 | 配布するプリントは、事前にOneDriveの共有フォルダに入れておく。毎回確認・印刷しておくこと。 |