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近現代文学専門演習3

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令和2年度以降入学者 近現代文学専門演習3
教員名 紅野謙介
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業を中心として感染状況に応じてオンライン授業(Zoomを用いる)を組み合わせる。
BlackboardコースID:20213728
授業概要 現代文学の見取り図を作成する。
授業のねらい・到達目標 2000年以降、日本の近代文学は終わったと言われたにもかかわらず、現代文学はつねに更新されつづけている。いったい、その断絶では何が起きたのか。また文学をとりまく環境や議論の場はどのように変わったのか。最新の現代小説をとりあげながら、現代文学をとらえる視角を作り、見取り図を生みだしてみたい。
・メディア分析と文学研究の方法的架橋を身につける。
・文学を他の学問分野に関連させる。
・調べ学習や探究型学習の勉強になる。
授業の方法 授業の形式:【講義,演習】
現代小説のなかから履修者の関心の高いものを選び、テクストの分析を行う。
例:伊藤比呂美、川上未映子、村田紗耶香、津村記久子、松田青子など。
大学院生でもあるので発表を重視し、それに基づいた質疑と議論を徹底して行う。履修者の研究状況に応じて、随時、個々の研究内容についての討議を挿入する。対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で対応する。
授業計画
1 2000年以降の文学状況の概要説明。
【事前学習】現代文学をふりかえり、基礎知識を身につける。 (1時間)
【事後学習】参考資料の入手、確認。 (2時間)
2 インデックスとなる資料や先行研究の確認。
【事前学習】配布資料の熟読。 (3時間)
【事後学習】文学研究との接続方法の検討。 (2時間)
3 文学を取り巻く状況と問題点をめぐる討議。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】文学の「いま」について考える。 (2時間)
4 短篇小説をとりあげて議論し、分析する(1回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
5 短篇小説をとりあげて議論し、分析する(2回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
6 短篇小説をとりあげて議論し、分析する(3回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
7 エッセイをとりあげて議論し、分析する(1回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
8 エッセイをとりあげて議論し、分析する(2回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
9 エッセイをとりあげて議論し、分析する(3回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
10 長篇小説をとりあげて議論し、分析する(1回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
11 長篇小説をとりあげて議論し、分析する(2回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
12 長篇小説をとりあげて議論し、分析する(3回目)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
13 メディアミックスをとりあげて議論し、分析する。
【事前学習】これまでの発表の振り返り。 (2時間)
【事後学習】文学研究の方法的反省。 (2時間)
14 現代文学についての討議。
【事前学習】前回までの授業の振り返り。 (2時間)
【事後学習】応用可能性についての検討。 (2時間)
15 まとめと総括、展望。
【事前学習】方法的な反省と問題点の確認。 (2時間)
【事後学習】論文作成の準備。 (2時間)
その他
教科書 適宜、資料を配布する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業参画度(80%)
この授業は毎回の講義後の質疑、ディスカッション等がきわめて大きな意味をもち、それをもとに授業参画度を評価する。対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で平等に扱う。
オフィスアワー 火曜日の昼休みと水曜日の3限。個人研究室にて。来校不可能な場合はZoomにて行う。

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