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令和2年度以降入学者 | 化学の情報技術 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 化学情報 | ||||
教員名 | 小林貴之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Webexを利用した同時双方向型授業とオンデマンド授業の併用とする。状況によっては教室での対面授業も実施するが、その際にはWebexを併用し学外からも出席できるようにする。 尚、同時双方向型授業内容は録画し、翌日以降オンデマンド配信も併せて実施する。 Blacboardのコース ID : 20213252 |
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授業概要 | 化学の学修活動に必要なコンピュータやインターネットなどの利活用について講義するとともに演習も行う。 |
授業のねらい・到達目標 | インターネットや図書館を利用して、「化学物質調査」や「文献調査」などの化学情報収集が出来るようになること。 コンピュータを活用した実験データなどの解析方法の初歩について理解出来、活用できるようになること。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2,6 及びカリキュラムポリシーCP2,6 に対応しています。 ・化学に関係する基礎的な情報源,文献資料や書籍にあたり,物質文明社会を支えている多様な化学を説明することができる。(A-2-2) ・周りの人々と専門知識を共有し,互いに理解を深めながら議論することができる。(A-6-2) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 学部共通e-LearningシステムであるBlackBoardR9.1(以下Bbと記載)を利用する。 またグループディスカッションやプレゼンテーションも可能な範囲で行う。 月曜日にBb上で予習課題やWebexの参加URLなどを告知するので確認すること。 指示された課題については締め切り日までにBb経由で提出すること。 木曜日にWebexの録画URLをBbに掲載するので復習等に利用すること。 |
履修条件 | コンピュータ・情報リテラシーを受講済み、または同等以上の知識があること。 受講人数調整を行う可能性があるので1回目のWebexには必ず参加すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス・化学におけるコンピュータ利活用についてと授業の進め方について【Webexによる双方向授業】
【事前学習】シラバスの内容を確認しておくこと (1時間) 【事後学習】ガイダンス時に説明したLMSの利用法を確認し、授業時に指示した操作を完了しておくこと (2時間) |
2 |
元素・化合物情報の検索、化学構造式の作図と利用【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 元素や化合物の物理・化学情報の検索方法について(A-2-2) ベンゼン環を含む構造式の作成方法および作成した構造式の利用方法について 本講義で利用するソフトウェァのコンピュータのインストールについて 【事前学習】Bb上の教材を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】指定されたプログラムをインストールすること (3時間) |
3 |
化学物質情報(1) 化学物質と法律【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 化学物質に関する国内外の法律概要 運搬・取扱・廃棄・保管などについて(A-2-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間) |
4 |
化学物質情報(2) 有毒物質と危険物【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 公害物質・危険物・高圧ガスに関する情報収集方法や取扱と実験時の注意について(A-6-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】指定された課題をグループで作成すること (3時間) |
5 |
化学物質情報(3) 化学物質データベースCAS・SDS【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 化学最大のデータベースCAS-RNやSafety Data Sheetの情報検索および利用法について(A-6-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】グループでプレゼンテーションの準備をしておくこと (3時間) |
6 |
化学物質情報(4) 農薬・食品添加物【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 農薬や食品添加物質の使用可否についてグループディスカッション(A-6-2) 【事前学習】グループでプレゼンテーションの準備をしておくこと (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション資料の改善を行うこと (2時間) |
7 |
化学文献情報(1) 文献の種類と調査の概要【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 化学に関係する文献概要や文献所在検索法および先行研究調査などについて(A-2-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (1時間) 【事後学習】指定されたプログラムの利用登録を行うこと (3時間) |
8 |
化学文献情報(2) 書籍情報検索【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 図書館を利用した文献検索法について(A-2-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (1時間) 【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間) |
9 |
化学文献情報(3) 学会誌・ジャーナル検索【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 インターネットを利用したオンライン文献調査方法と個人用書誌データベースについて(A-2-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習しておくこと (1時間) |
10 |
化学文献情報(4) テーマ検索とまとめ【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 文献調査演習(A-2-2) 【事前学習】指定された課題を準備しておくこと (2時間) 【事後学習】指定された課題を提出すること (3時間) |
11 |
化学実験データ取り扱い(1) 実験データ【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 実験データ取り扱いの基礎(A-2-2) 【事前学習】指定された課題を事前に行っておくこと (3時間) 【事後学習】授業内容を復習しておくこと (1時間) |
12 |
化学実験データ取り扱い(2) 誤差の取り扱い、データの精密さと正確さ【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 実験データの正確さと精密さ、誤差について(A-2-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (1時間) 【事後学習】授業内容を復習しておくこと (2時間) |
13 |
化学実験データ取り扱い(3) データの可視化、データの統計処理【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 Mathematica利用の基礎(A-2-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習しておくこと (1時間) |
14 |
化学実験データ取り扱い(4) 実験計画法【Webexによる双方向授業とオンデマンド授業の併用】 Excelを用いたデータ処理入門(A-2-2) 【事前学習】Bb上の資料を確認しておくこと (1時間) 【事後学習】指定された課題を提出すること (2時間) |
15 |
まとめ コンピュータと化学の今後【Webexによる双方向授業】
【事前学習】これまでの綬儀内容を復習し、Bb上のテストを受けておくこと (4時間) |
その他 | |
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教科書 | 『なし』 e-Learning上の教材を利用するので、教科書は指定しない。 |
参考書 | 化学同人編集部 『実験を安全に行うために』 化学同人 2017年 第8版 泉 美治 他 『化学文献の調べ方』 化学同人 1995年 第4版 化学同人編集部 『実験データを正しく扱うために』 化学同人 2007年 宗森 信 訳 『データのとり方とまとめ方』 共立出版 1991年 他の資料については授業時に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、レポート:授業時に指示する(4回)(20%)、授業内テスト:授業毎に確認テストを行う(30%)、授業参画度:グループワーク発表を相互評価する(10%) |
オフィスアワー | Blackboardのメール機能を用いて申し出ること。また授業終了後にWebexにて対応することも可能。 |
備考 | 受講希望者数が想定人数を超えた場合、対面授業参加日については別途指定する。 |