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無機化学3(酸塩基と錯体化学)

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令和2年度以降入学者 無機化学3(酸塩基と錯体化学)
令和元年度以前入学者 無機化学3
教員名 尾関智二
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 Zoomを使用した双方向授業またはBlackboardを利用したオンデマンド授業と課題学習を組み合わせる。受講生の通信環境に配慮して形式(双方向授業あるいはオンデマンド授業)を適宜最適なものに切り替えるため、Blackboardの掲示を確認すること。また、授業中にZoomを利用した理解度の確認を行う。
授業開始までにBlackBoardのコースID 20213244 : 2021無機化学3(酸塩基と錯体化学)/無機化学3(尾関智二・前・月3) に登録し、「初回授業までに行うこと」従って準備をしておくこと。
授業概要 酸塩基反応および錯体化学について紹介する。
授業のねらい・到達目標 酸塩基の強さについて説明できるようになる。配位化合物(金属錯体)の電子状態および反応について説明できるようになる。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2〜DP5 及びカリキュラムポリシーCP2〜CP5 に対応しています。
・化学に関係する研究成果や情報にアクセスし,国際社会における化学的な話題に接することができる (A-2-3)。
・高度な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる (A-3-3)。
・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれに対する解決策を考えることができる (A-4-3)。
・与えられた問題・課題・実験テーマに取り組むために収集した情報・知識を整理・分析して用いることができる (A-5-3)。
授業の方法 授業の形式:【講義】
教科書に沿ってZoomによる双方向授業あるいはBlackboardに掲載したオンデマンド資料により説明を行う。教科書に掲載の図表を常に参照できることを前提に講義を進めるので、受講の際には必ず教科書を参照できるようにしておくこと。予習課題・復習課題には、学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboardを利用する。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・酸塩基の定義について
【事前学習】シラバスを事前に確認し、Blackboardの当該コースに登録、注意事項に従った準備をしておくこと。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第01回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
2 水の性質とKa, Kb, Kwについて
【事前学習】Blackboardの第02回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第02回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
3 酸性度にみられる傾向について
【事前学習】Blackboardの第03回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第03回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
4 イオン性塩の溶解度について
【事前学習】Blackboardの第04回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第04回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
5 配位化合物の安定度定数とHSAB則について
【事前学習】Blackboardの第05回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第05回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
6 dブロック元素の概要と配位化合物における異性現象について
【事前学習】Blackboardの第06回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第06回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
7 結晶場理論について
【事前学習】Blackboardの第07回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第07回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
8 分子軌道法に基づく錯体の取り扱いについて・π結合を持たない場合
【事前学習】Blackboardの第08回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第08回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
9 分子軌道法に基づく錯体の取り扱いについて・π結合を持つ場合
【事前学習】Blackboardの第09回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第09回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
10 多電子系における電子の取り扱いについて
【事前学習】Blackboardの第10回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第10回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
11 電子スペクトルについて
【事前学習】Blackboardの第11回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第11回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
12 田辺・菅野ダイヤグラムについて
【事前学習】Blackboardの第12回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第12回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
13 配位化合物の反応機構について
【事前学習】Blackboardの第13回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第13回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
14 第1回から第13回までの講義内容について振り返りを行う
【事前学習】Blackboardの第14回講義予習課題を実施すること。 (2時間)
【事後学習】Blackboardの第14回講義復習課題を実施すること。 (2時間)
15 第1回から第14回までの講義内容について振り返りを行う
【事前学習】第14回までの講義内容を理解し消化しておくこと。 (2時間)
【事後学習】理解不足だった部分をノートにまとめること。 (2時間)
その他
教科書 Housecroft, Sharpe著 巽和行・西原寛・穐田宗隆・酒井健監訳 『ハウスクロフト無機化学 上巻』 東京化学同人 2012年
Housecroft, Sharpe著 巽和行・西原寛・穐田宗隆・酒井健監訳 『ハウスクロフト無機化学 下巻』 東京化学同人 2012年
参考書 Weller, Overton, Rourke, Armstrong著 田中勝久・髙橋雅英・安部武志・平尾一之・北川進訳 『シュライバー・アトキンス無機化学 上巻』 東京化学同人 2016年 第6版
Weller, Overton, Rourke, Armstrong著 田中勝久・髙橋雅英・安部武志・平尾一之・北川進訳 『シュライバー・アトキンス無機化学 下巻』 東京化学同人 2001年 第6版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(40%)、授業参画度(30%)、予習課題および復習課題(30%)
授業参画度は、授業時間中に実施する簡単なクイズへの回答状況を基に評価する。
オフィスアワー 授業終了時、Blackboard Collaborate Ultra、Zoom、Webexのいずれかを用いて質問及びフィードバックの機会を設ける。使用するツールは授業中に連絡する。
備考 事前学習・事後学習のために学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboardを利用して予習課題・復習課題等を課すので、期限内に必ず実施すること。

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