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生体情報学1

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令和元年度以前入学者 生体情報学1
教員名 末永敦
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。
Blackboard ID:20213185(前期・月曜・4限目)
授業概要 本講義では、生体科学における膨大なデータを情報学的に処理する手法について、研究機関で研究経験のある教員がその経験を活かして、最先端の技術を解説する。生体情報学を学ぶ上で最も基本的なデータベース、タンパク質の配列解析、タンパク質の立体構造予測法、コンピュータを使った創薬等の基礎知識・理論について解説し、インターネット上に存在するそれらのツールについて紹介する。
授業のねらい・到達目標 (知識)
1.生命科学におけるデータの情報学的処理法について理解し、説明できるようになる(A-3、A-4)。
2.創薬における情報学的手法について理解し、説明できるようになる(A-3、A-4)。

(能力)
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、4、8及びカリキュラムポリシーCP3、4、8に対応している。
3.物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる(DP3-3)。
4.日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し、専門的知識に基づいて解決策を提案できる(DP4-3)。
5.学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(DP8-3)。
授業の方法 授業の形式:【講義】
授業実施日(12回)に、Blackboardを通してオンデマンド教材を配信する。
受講生はその教材を視聴し、学修すること。
また、課題を解き、期日までに所定の方法で提出すること。
随時、インターネット上のツールの実演を行う。
課題研究については、Blackboardを通して3回実施する。

課題に対するフィードバック:
小テストや課題に対しては解答例や解説の配信などを行う。また、Zoomやメール、Blackboardの掲示板機能などを通じて、教員からのコメントを伝えるとともに「質問」や「議論」の機会を提供する。
授業計画
1 ガイダンス。授業のテーマや達成目標および授業の方法について説明する。本講義で理解すべき知識についてしっかりと認識する。(オンデマンド授業)
【事前学習】生体情報学とは何かについて調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】生体情報学の意義・重要性について復習しておく(A-8)。 (2時間)
2 生体高分子の構造の基礎(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】生体高分子の構造について復習しておく(A-8)。 (2時間)
【事後学習】生体高分子の構造と情報学の関連性についてまとめる(A-8)。 (2時間)
3 生命に関する情報(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】生命科学における情報とは何かについて調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】生命科学において用いられる情報についてまとめる(A-8)。 (2時間)
4 生物データベース(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】生物データベースについて調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】生物データベースをインターネット上で使用してみる(A-4、A-8)。 (2時間)
5 論文データベース(A-3)。(課題研究)
【事前学習】論文データベースにはどのようなものがあるのか調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】論文データベースをインターネット上で使用してみる(A-4、A-8)。 (2時間)
6 配列解析(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】配列解析の手法について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】配列解析をインターネット上で使用してみる(A-4、A-8)。 (2時間)
7 タンパク質の二次構造予測(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】タンパク質の二次構造について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】タンパク質の二次構造予測をインターネット上で使用してみる(A-4、A-8)。 (2時間)
8 タンパク質の立体構造予測(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】タンパク質の立体構造について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】タンパク質の立体構造予測をインターネット上で使用してみる(A-4、A-8)。 (2時間)
9 コンピュータを利用した創薬1 既存薬剤情報からのアプローチ(LBDD)(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】LBDD法について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】LBDD法をインターネット上で使用してみる(A-4、A-8)。 (2時間)
10 コンピュータを利用した創薬2 標的タンパク質構造からのアプローチ(SBDD)(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】SBDD法について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】SBDD法をインターネット上で使用してみる(A-4、A-8)。 (2時間)
11 コンピュータを利用した創薬3 まとめと最新の手法(A-3、A-8)。(課題研究)
【事前学習】LBDD法とSBDD法の違い、長所と短所について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】最新の手法についてまとめる(A-8)。 (2時間)
12 生命科学と人工知能1 統計学的基礎(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】生命科学における人工知能の有効利用について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】数学的知識の復習をしておく(A-8)。 (2時間)
13 生命科学と人工知能2 機械学習(A-3)。(オンデマンド授業)
【事前学習】機械学習について調査しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】数学的知識の復習をしておく(A-8)。 (2時間)
14 授業内試験とその解説(A-8)。(課題研究)
【事前学習】これまでに学修した内容について十分に復習しておく(A-8)。 (2時間)
【事後学習】試験の振り返りを行い、不正解だった問題について再考しておく(A-8)。 (2時間)
15 総括(全体の復習・解説を行い、授業の理解を深める) 質疑応答(A-3、A-4、A-8)。(オンデマンド授業)
【事前学習】これまでに学修した内容について十分に復習しておく(A-8)。 (2時間)
【事後学習】これまでに学修した内容についてまとめる(A-8)。 (2時間)
その他
教科書 プリントを随時配布する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
・学期末に「授業内テスト」を行い、各回で学んだことを説明できるかどうかで評価する(A-3、A-4、A-8)。
・授業参画度は、オンデマンド教材の視聴状況、毎回のリアクションペーパー(授業時間に学修した内容のまとめを記入)の内容、提出状況を評価する(A-3、A-8)。
オフィスアワー 本館5階(502)。随時(事前にアポイントをとること。アポイントの取り方については第一回のガイダンス時に説明する)。

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