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令和元年度以前入学者 | 地球科学調査研究法1 | ||||
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教員名 | 竹村貴人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | Zoomによる同時双方向(9回)による遠隔授業と課題研究(3回)を組み合わせて行う. 3回分の野外実習は集中授業を予定(参加できない場合は課題で対応する). BlackboardコースID:20212831 |
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授業概要 | 地質・地圏科学の調査および研究手法を学習する |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: 4年次の卒業テーマ研究を効果的に行うために必要な地質科学の知識、調査法、分析法、結果のまとめ方、発表の仕方および与えられた課題を解決するための手法を習得する。 到達目標:学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり: 「(D)デザイン能力」(1‒15),「(E)コミ ュニケーション能力」(1‒15),に寄与する。 [個別事項] 1.地質構造の見方と考え方について、基礎的な知識、調査法、分析法、発表の仕方を習得する(1-5)。 2.層理と堆積構造の記載的分類について、基礎的な知識、調査法、分析法、発表の仕方を習得する(6-10)。 3.得られた結果の取りまとめ方、科学論文の読み方、書き方を習得する(11-15)。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 地球科学科 ディプロマ・ポリシー(D.P.): (D)デザイン能力を身につけている (E)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力を身につけている に対応している。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式【ゼミ】 ・標準的な教科書を用いて基礎的な知識や考え方、調査の仕方を学んでいく。 講義(Blackboard)とゼミ形式(Zoomの輪読を組み合わせて行う。 [共通項目] その他、関連して以下を付随する場合がある。 報告会における発表・討論・そのための準備(野外調査(集中授業)、データ解析を含む) |
履修条件 | 地球システム科学科の地球システム科学調査研究法1・2履修要件を満たしていること。 |
授業計画 | |
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1 |
地質・地圏科学の調査および研究手法 (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する概要に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】研究手法を文章にまとめておく (2時間) |
2 |
構造地質学の基礎 (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する構造地質の概要に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】断層と褶曲についてまとめておく (2時間) |
3 |
構造地質学の基礎(断層と褶曲) (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する断層と褶曲に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】付加体についてまとめておく (2時間) |
4 |
構造地質学の基礎(付加体) (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する付加体に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】堆積物に関してまとめておく (2時間) |
5 |
堆積学の基礎1(堆積物の生成) (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する堆積物の生成プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】堆積プロセスまとめておく (2時間) |
6 |
堆積学の基礎2(堆積プロセス) (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する堆積プロセスに関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】堆積構造についてまとめておく (2時間) |
7 |
堆積学の基礎3(堆積構造) (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する堆積構造プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外実習地の地形情報を収集しておく (2時間) |
8 |
文献の収集とリスト作成 (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する分析方法に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外実習地の地質情報を収集しておく (2時間) |
9 |
文献の要約の作成 (zoomによる同時双方向) 【事前学習】事前に配布する地質構造に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外実習地の堆積情報を収集しておく (2時間) |
10 |
野外実習(堆積構造) (集中授業) 【事前学習】事前に配布する野外での堆積構造に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】ステレオネットについて調べておく (2時間) |
11 |
野外実習(堆積構造:粒度) (集中授業) 【事前学習】事前に配布する地層の姿勢に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】薄片試料の準備 (2時間) |
12 |
野外実習(地形) (集中授業) 【事前学習】事前に配布する地形に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外実習地の地質情報を収集しておく (2時間) |
13 |
野外実習の概要のまとめ (課題授業) 【事前学習】事前に配布する背景に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】顕微鏡での観察手法を調べておく (2時間) |
14 |
野外実習地の地質・地形のまとめ (課題授業) 【事前学習】事前に配布する地質・地形に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】報告書の目次を作成しておく (2時間) |
15 |
野外実習結果の報告のまとめ (課題授業) 【事前学習】報告書のドラフトを作成しておく (2時間) 【事後学習】授業を行ったことを文章にまとめておく (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | ウィリアム J.フリッツ、ジョニー N.ムーア著 原田憲一訳 『層序学と堆積学の基礎』 愛智書店 1999年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、発表・討議(70%) レポート(30%)、発表・討議(Zoom)(70%) レポートは発表時に作成するレポートにより評価します. 発表・討議は毎回の発表や討議の内容により評価します. 成績評価の方法および基準 1.層理と堆積構造の記載的分類について、基礎的な知識、調査法、分析法、発表の仕方を習得す る(30点)。 2.得られた結果の取りまとめ方、科学論文の読み方、書き方を習得する(40点)。 上記を総合的に判断し、レポート(30%)、発表・討議(70%)の比率で60 点以上を合格とする。 ※1~3は到達目標の番号 対面参加できない場合については、初回で説明する。 |
オフィスアワー | 原則として、当該授業日にメールで対応する. |