検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 地球物理学実験1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 村瀬雅之 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(PowerPointによるスライド資料配信など)、課題研究(Blackboard利用)および対面授業 Blackboard ID:20212816 |
---|---|
授業概要 | 地学の基礎的事象を体感的に学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい: この授業の第一の目的としては、地学現象の基礎になっている様々な事象について、実験や観測を通じて学ぶことである。学生自身の手で機器を操作し、データを取得し、データを整理・計算して目的とする物理量を求めることで、講義の聴講とは異なった体験的学習をすることを目的とする。実験や観測をするためには、長さ・時間等の基礎的物理量の理解が必要であり、基礎的な物理実験の要素も取り入れた訓練も行う。また、現在、様々な地球物理学データがインターネットで公開され使用が可能である。本授業では、コンピュータを用い、公開されている膨大な地球物理学データから必要な情報を整理し、数値計算を行う事で地学現象を理解する方法の初歩を身に付ける。 本授業は、学科プログラムの学習・教育到達目標「(F)地球科学の専門技術を修得する」(1-15)に寄与する。 地球科学科 ディプロマ・ポリシー(D.P.): 「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実験】 全履修者をA B 二班に分ける。各班は隔週でこの授業を受ける(但し、両班合同で授業を行うこともある)。授業では、原則として、受講者それぞれに異なった課題を課すが、必要に応じて、グループや全員で取り組む課題もある。 実験の進め方の詳細については、初回の授業で説明を行う。 野外で行う実験は、天気により実施内容の順番を変更することがある。 事前・事後学習として、実験や野外実習の内容をまとめ、レポートの作成を行うこと。 初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。 受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
A班 実験観測(1)(オンデマンド型遠隔授業) 実験・観測課題の説明と実験・観測の進め方・誤差の評価 実験・観測を行う上での注意事項、レポートの書き方などの説明 【事前学習】シラバスを確認し、授業の流れを理解すること (2時間) 【事後学習】実験の進め方やレポートの書き方について復習しておくこと (2時間) |
2 |
B班 実験観測(1)(オンデマンド型遠隔授業) 実験・観測課題の説明と実験・観測の進め方・誤差の評価 実験・観測を行う上での注意事項、レポートの書き方などの説明 【事前学習】シラバスを確認し、授業の流れを理解すること (2時間) 【事後学習】実験の進め方やレポートの書き方について復習しておくこと (2時間) |
3 |
A班 実験観測(2)(オンデマンド型遠隔授業) GNSSの原理と課題学習 【事前学習】GNSSについて予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】GNSSについて学習した内容をまとめておくこと (2時間) |
4 |
B班 実験観測(2)(オンデマンド型遠隔授業) GNSSの原理と課題学習 【事前学習】GNSSについて予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】GNSSについて学習した内容をまとめておくこと (2時間) |
5 |
A班 実験観測(3)(オンデマンド型遠隔授業) GSIの基礎と課題学習 【事前学習】GSIについて予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】GSIについて学習した内容をまとめておくこと (2時間) |
6 |
A班 実験観測(3)(オンデマンド型遠隔授業) GSIの基礎と課題学習 【事前学習】GSIについて予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】GSIについて学習した内容をまとめておくこと (2時間) |
7 |
A班 実験観測(4)(対面授業) 水平・上下方向の測量(設置) 【事前学習】GNSS観測について調べておくこと (2時間) 【事後学習】GNSSの解析手法について学習した内容をまとめておくこと (2時間) |
8 |
B班 実験観測(4)(対面授業) 水平・上下方向の測量(設置) 【事前学習】GNSS観測について調べておくこと (2時間) 【事後学習】GNSSの解析手法について学習した内容をまとめておくこと (2時間) |
9 |
A班 実験観測(5)(対面授業) 水平・上下方向の測量(回収) 【事前学習】水準・測角・測距測量に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】水準・測角・測距測量の計算結果をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間) |
10 |
B班 実験観測(5)(対面授業) 水平・上下方向の測量(回収) 【事前学習】水準・測角・測距測量に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】水準・測角・測距測量の計算結果をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間) |
11 |
A班 実験観測(6)(対面授業) 水平・上下方向の測量(解析) 【事前学習】解析方法に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】解析した結果をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間) |
12 |
B班 実験観測(6)(対面授業) 水平・上下方向の測量(解析) 【事前学習】解析方法に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】解析した結果をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間) |
13 |
A班 実験観測(7)(対面授業) 震源・地殻変動データ解析 【事前学習】日本の被害地震について調べておくこと (2時間) 【事後学習】震源データ解析で学んだ内容をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間) |
14 |
B班 実験観測(7)(対面授業) 震源・地殻変動データ解析 【事前学習】日本の被害地震について調べておくこと (2時間) 【事後学習】震源データ解析で学んだ内容をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間) |
15 |
A班・B班 実験観測(8)(対面授業) A・B班の解析結果の共有と授業のまとめ 【事前学習】これまでの実験内容についてまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】この授業の達成度の自己評価をおこなうこと。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内に課す課題(100%) 達成度評価基準 実験課題の場合は提出されたレポートを以下の基準で評価する。 1.各実験の目的が理解できているか。(1-15) 2.正しく機器が操作できたか。(1-15) 3.正しくデータを取得し、正しく整理できているか。(1-15) 4.テキストを正しく理解し、取得したデータから目的とする物理量が正しく導出出来ているか。(1-15) 見学の場合は,見学後に提出されたレポートを以下の基準で評価する。 1.見学の内容が正しく理解できているか。(1-15) 各項目毎に提出されたレポートを上記の基準で採点する。全レポートの平均点が、100点満点で60点以上を合格とする。 対面授業に参加できない場合は、オンライン(Zoom)で参加し、指定された課題を提出すること |
オフィスアワー | 原則として、メールにて対応する。 |