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令和元年度以前入学者 | 地圏科学実験2 | ||||
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教員名 | 竹内真司・木村克己・近藤玲介 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業、あるいは時双⽅向型授業(Zoomなどによる)とする。 Blackboard ID:20212813 |
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授業概要 | 野外および室内における地質環境の記載方法について学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: 地球科学で扱われる地質環境の記載方法およびデータの取り扱い方法の基礎を学ぶ. 到達目標: ・野外調査の基礎を理解し、説明することができる(1-14). ・野外・室内における地形や地質環境の基本的な記載と解析、評価ができる(2-6、10‐14). ・室内における岩石試料等の基本的な観察および記載ができる(7-9). ・収集・分析したデータを元に調査結果をまとめ、説明することができる(15). 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標: 「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1-15)に寄与する. ただし,平成27年度以前の入学者は「(D)(専門技術)」(1-15)に寄与する. ※括弧内の数字は授業計画内の実施回 地球科学科ディプロマ・ポリシー(D.P.): 「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する.学科D.P.は学部要覧の「学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ」のページで確認してください。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | ・授業の形式【実験】 ・本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とします。 ・野外での地質環境の記載及び、室内での実験・作業により,地形地質判読や野外で収集データの表現法・解析法をの基礎的知識を身につけ ・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する. |
授業計画 | |
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1 |
野外調査法解説【担当:竹内・木村・近藤】
【事前学習】各回のシラバスを確認し、質問事項としてまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】各教員からの説明について復習しておくこと。 (1時間) |
2 |
帯水層の評価法1【担当:竹内】
【事前学習】ボーリング孔を用いた揚水試験の方法について調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】実習で実施した揚水試験から透水係数、貯留係数を算出すること。 (1時間) |
3 |
帯水層の評価法2(担当:竹内)
【事前学習】帯水層モデルとは何か調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】揚水試験の結果から、帯水層モデルを推定すること。 (1時間) |
4 |
野外実習【担当:竹内・木村・近藤】。
【事前学習】野外実習で行った調査データをまとめ,地図上に必要な情報を書き入れて整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】事前学習 地理院地図・地質ナビのウェブマップ機能を使って,野外実習を行う地域の地形・地質の特徴をまとめておくこと。 (1時間) |
5 |
野外亀裂の記載1【担当:竹内】
【事前学習】野外実習で取得した亀裂データをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】亀裂データの解析方法を復習しておくこと。 (1時間) |
6 |
野外亀裂の記載2【担当:竹内】
【事前学習】三浦半島のテクトニクスについて調べ、まとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】亀裂データと三浦半島のテクトニクスの関係について検討しておくこと。 (1時間) |
7 |
GISを用いた地殻変動の解析法【担当:木村】
【事前学習】QGISの基本操作法を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】QGISの初期設定,調査データの読み込み,Google衛星画像への表示法を復習しておくこと。 (1時間) |
8 |
GISを用いた地形解析法【担当:木村】
【事前学習】地理院地図の3次元地形図表示機能を使って,野外実習地域の地形を表示してその地形の成り立ちをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】QGISで5mメッシュ数値標高モデルを使った3次元地形図表示法を復習しておくこと。 (1時間) |
9 |
GISを用いた地質図作成法【担当:木村】
【事前学習】GISのベクトルデータとラスタデータの基本概念とその処理法を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】QGISで地質図平面図と断面図の作成手法について復習しておくこと。 (1時間) |
10 |
GISを用いた地図情報の統合手法【担当:木村】
【事前学習】地理院地図と地質ナビの地質情報をQGISに読込み,重ね合わせ表示する手法を復習しておくこと. (1時間) 【事後学習】指定された地域について,3次元地形図を基図に,地質図・調査データを重ね合わせて表示し,それらを印刷する手順を復習しておくこと。 (1時間) |
11 |
堆積物の記載︓沖積層コアの記載 その1【担当:近藤】
【事前学習】さまざまな柱状図の表現⽅法について事前に把握する。 (1時間) 【事後学習】⾃らの⼀次記載結果を柱状図としてまとめる。 (1時間) |
12 |
堆積物の記載︓沖積層コアの記載 その2【担当:近藤】
【事前学習】適切な凡例・記号化について事前に把握する。 (1時間) 【事後学習】他の受講者の柱状図も併せてコア全体の柱状図を作成する。 (1時間) |
13 |
堆積環境の推定︓電気伝導度測定【担当:近藤】
【事前学習】堆積環境の各種推定⽅法について事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】測定された電気伝導度データをまとめる。 (1時間) |
14 |
堆積環境の推定︓粒度分析とテフラの記載【担当:近藤】
【事前学習】堆積物の粒度と関東に分布するテフラについて事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】実験で得られた粒度・テフラ分析結果を図にまとめる。 (1時間) |
15 |
発表会【担当:竹内・木村・近藤】
【事前学習】発表準備を行うこと。 (1時間) 【事後学習】発表資料の見直し、他者の発表の評価・整理を行うこと。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) <達成度評価基準> ・野外調査の基礎が身についている(25点)。 ・野外・室内における地形や地質環境の記載・分析ができる(25点)。 ・岩石試料等の基本的な観察・記載・分析ができる(25点)。 ・収集したデータを元に調査のまとめができる(25点)。 上記を総合的に判断し, 60 点以上を合格とする。 対面参加できない場合については、初回で説明する。 |
オフィスアワー | 原則として,当該授業日の授業終了後、あるいは遠隔授業にて対応する。 |