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地圏科学

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令和2年度以降入学者 地圏科学
令和元年度以前入学者 地質科学2
教員名 竹内真司
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型授業(スライド資料配信)とする。一部は課題研究とする。

Blackboard ID:20202769
授業概要 地球内部の姿、プレートテクトニクス、日本列島の地質と形成史、変形構造とその記載方法などについて学習する。
授業のねらい・到達目標 ねらい:
プレートテクトニクスの成立、プレート運動によって形成される地形や地質構造、変形構造の記載方法などに関する基本的知識を習得する。

到達目標:
1. 地球の内部構造、プレートテクトニクスの成立に関する講義内容を理解する。
2.プレート運動によって形成される地形や地質構造、日本列島の地質やテクトニクスに関する講義内容を理解する。
3.褶曲や断層の分類、内部構造とその記載方法に関する講義内容を理解する。
・学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標「(G)(専門知識)」に寄与する。
・令和元年度以前の入学者は、地球科学科 ディプロマ・ポリシー(D.P.):「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する。なお、本D.P.についての詳細は、平成31年度以前の入学者については、学科HP「JABEEと技術士」(https://earth.chs.nihon-u.ac.jp/curriculum/jabee)のページの中の、"T01_学部要覧”から”平成30年度_地球分”あるいは”平成31年度_地球分”の最終ページを参照してください。また、この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
・令和2年度以降の入学者については,文理学部(学士(理学))および学科のディプロマポリシーDP3,およびカリキュラムポリシーCP3に対応しています。特に学科ルーブリックA-3-2「既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる」に対応しています。
授業の方法 授業の方法【講義】
・「授業計画」欄に記されている基礎的事項に関して教科書等に基づいて説明するとともに、基礎的事項を板書し、図および写真を用いて理解を深める。
・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
授業計画
1 プレートテクトニクス理論の成立(1)大陸移動説とマントル対流説(A-3)
【事前学習】大陸移動説とマントル対流説について調べてまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】大陸移動説以前の地球観、大陸移動説、マントル対流、極移動曲線などについてその概要、提唱者を時系列としてまとめること。 (2時間)
2 プレートテクトニクス理論の成立(2)プレートテクトニクスとプルームテクトニクス(A-3)
【事前学習】プレートテクトニクスとプルームテクトニクスについて調べてまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】海洋底拡大説、プレートテクトニクス、ウィルソンサイクル、プルームテクトニクスの概要と提唱者について、時系列を考慮してまとめること。 (2時間)
3 世界の大地形と島弧-海溝系の地形(A-3)
【事前学習】世界のプレートの分布と陸上・海底地形について調べておくこと (2時間)
【事後学習】世界の大地形と島弧-海溝系で形成される地形についてまとめておくこと。 (2時間)
4 日本列島の形成(A-3)
【事前学習】日本列島の形成について調べてまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】日本列島の地形と地質についてまとめること。 (2時間)
5 年代測定技術(A-3)
【事前学習】年代測定技術について調べてまとておくこと。 (2時間)
【事後学習】年代測定技術ごとの原理と適用範囲についてまとめておくこと。 (2時間)
6 海水準変動による地形と地質(A-3)
【事前学習】海水準変動について調べてまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】海水準変動の発生メカニズムと海水準変動によって形成される地形・地質についてまとめておくこと。 (2時間)
7 課題研究1(A-3)
【事前学習】第1回目~6回目までの授業内容を復習して疑問点を洗い出しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内テストの出題内容について授業資料や教科書を参考にして課題の内容について確認しておくこと。 (2時間)
8 課題研究の解説とまとめ1(A-3)
【事前学習】授業内テストの出題範囲を確認しまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内テストで理解が十分でなかった内容について、授業資料や教科書などを参考に確認しておくこと。 (2時間)
9 地質構造とその記載(1)変形様式・褶曲(A-3)
【事前学習】地層の褶曲構造の形成要因について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】褶曲構造の分類と形成要因についてまとめておくこと。 (2時間)
10 地質構造とその記載(2)断層(A-3)
【事前学習】断層と剪断帯の定義や記載方法について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】断層と剪断帯の定義や記載方法についてまとめておくこと。 (2時間)
11 岩石変形機構(A-3)
【事前学習】岩石の変形機構について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】岩石の変形機構についてまとめておくこと。 (2時間)
12 ステレオプロットの基礎(A-3)
【事前学習】ステレオプロットとは何か、どのように作成するのかについて調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】ステレオプロットの基本事項についてまとめておくこと。 (2時間)
13 ステレオプロットの応用(A-3)
【事前学習】ステレオプロットで解析できることについて調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】ステレオプロットで解析できることについてまとめておくこと。 (2時間)
14 課題研究2(A-3)
【事前学習】第9回目~13回目までの授業内容を復習して疑問点を洗い出しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内テストの出題内容について授業資料や教科書を参考にして課題の内容について確認しておくこと。 (2時間)
15 課題研究の解説とまとめ(A-3)
【事前学習】授業内テストの出題範囲を確認しまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内テストで理解が十分でなかった内容について、授業資料や教科書などを参考に確認しておくこと。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 西村祐二郎 他  『基礎地球科学』 朝倉書店  2019年 第3版
酒井 治孝 『地球学入門 第2版』 東海大学出版 2016年 第2版
天野一男、狩野謙一 『構造地質学』 共立出版 2009年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート:課題研究(70%)、授業内に課す課題(30%)
総合的に判断し、60%以上会得していること。
1. 地球の内部構造、プレートテクトニクスの成立に関する知識が身についている(1~2、7~8)。
2.プレート運動によって形成される地形や地質構造、日本列島の地質やテクトニクスに関する知識が身についている(3~8)。
3.褶曲や断層の分類、内部構造とその記載方法に関する知識が身についている(9~15)。
*後ろの( )内の数字は講義実施回を表す。
オフィスアワー 原則として、遠隔授業にて対応する。上記以外の時間は、メール等にて予約をすること。
備考 事前学習のため、前回までに行った内容のまとめを行うこと。

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