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令和2年度以降入学者 | 基礎化学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 基礎化学 | ||||
教員名 | 山中勝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(この授業で使⽤するシステムとその使い⽅については第1回授業で 詳述) BlackboardのコースID︓20212760 |
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授業概要 | 地球科学を理解する上で必要となる化学の基礎知識について理解を深める。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい: 地球科学の研究対象である岩石,鉱物,天然水を理解するために必要な化学の知識と方法を使 用できるようになる。 到達目標: 学習を行う上での到達目標 (1)化学の基礎用語を理解し,使うことができる(2,3,15)。 (2)元素記号,イオン式,化学式,反応式を理解し,書き表すことができる(2-15)。 (3)酸塩基反応について濃度計算ができる(6-11,15)。 (4)酸化還元反応の仕組みを理解し,これに関する計算ができる(6-8,12,13,15)。 (5)核化学を理解し,これに関する計算ができる(14,15)。 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育達成目標とのかかわり: 「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1-15)に寄与する。 *括弧内の数字は授業計画内の講義番号 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9 に対応している。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(理学)) のディプロマポリシーDP 3 およびカリキュラムポリシーCP 3 に対応している。 ・物事を論理的に説明することができる(A-3-1)。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 当該授業の開始時間にBlackboardを通じてPDFプリントと動画教材が配信されるので,受講⽣ はそれを学修する(オンデマンド型授業)。 授業で使⽤するPDFプリントについては履修者各⾃がダウンロードすること。動画については 視聴のみ可能であり,その公開期間は3週間とする。 動画内では配布プリントを使って,板書により授業を⾏う。適宜,PCプロジェクターなどによ って図や写真をできるだけ多く⽰し,内容に関する具体的なイメージをもって理解できるよう 努める。 配布課題が出された次の授業のはじめに,その課題の模範解答を配信する。間違った解答で課 題提出を行った場合には,模範解答を参考として課題の再提出を行うことで,受講生自身が理 解を深めることができるようにする。 また,下記の授業以外に野外実習を⾏う場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方と化学の役割につて【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】シラバスを確認しておく (2時間) 【事後学習】これまでに修得した化学に関する知識を復習しておく (2時間) |
2 |
物質を作る基本粒子(原子・電子・イオン)【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】原子構造について予習しておく (2時間) 【事後学習】元素を選び具体的に構造を考える (2時間) |
3 |
物質の量(原子量,分子量,化学式量)【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】分子量と化学式量の使い分けを確認する・配布された課題を行う (2時間) |
4 |
化学結合【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】どの様な化学結合があるか調べておく (2時間) 【事後学習】授業で取り上げなかった化学結合について調べる (2時間) |
5 |
元素の周期的な性質【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】周期表について予習しておく (2時間) 【事後学習】周期律とは何か確認する (2時間) |
6 |
溶液の濃度(1)質量パーセント濃度・ppm【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】溶液の定義について調べておく (2時間) 【事後学習】質量パーセント濃度の計算を行う (2時間) |
7 |
溶液の濃度(2)モル濃度・規定濃度【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】モル濃度・規定濃度の計算および濃度変換の計算を行う・配布された課題を行う (2時間) |
8 |
化学反応式【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】化学反応式の係数について予習しておく (2時間) 【事後学習】化学式を書く (2時間) |
9 |
酸塩基反応の定義【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】酸性と塩基性について調べておく (2時間) 【事後学習】酸塩基の定義の種類を確認する (2時間) |
10 |
酸塩基反応【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】酸塩基反応の計算を行う・配布された課題を行う (2時間) |
11 |
水溶液平衡【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】平衡定数について調べておく (2時間) 【事後学習】水溶液平衡の計算を行う・配布された課題を行う (2時間) |
12 |
酸化還元反応の定義【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】鉄がさびるなどの酸化反応について調べておく (2時間) 【事後学習】酸化還元反応の定義の種類を確認する (2時間) |
13 |
酸化還元反応【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】酸化還元反応の計算を行う (2時間) |
14 |
核化学【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】壊変について調べておく (2時間) 【事後学習】壊変についての計算を行う (2時間) |
15 |
まとめと達成度の確認【オンデマンド型授業】(A-3-1)
【事前学習】これまで学習した内容のまとめを⾏う (2時間) 【事後学習】解説で学習したことの復習を⾏う (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。適宜プリントを配布する。 |
参考書 | 荻野和子 監訳 『ブラウン一般化学Ⅰ』 丸善出版 2015年 第13版 荻野和子 監訳 『ブラウン一般化学Ⅱ』 丸善出版 2015年 第13版 井出本 康 ほか 『基礎化学』 丸善出版 2015年 C.A.J. Appelo and D. Postma, Geochemistry, Groundwater and Pollution, A.A. Balkema, 2005, 2 edition |
成績評価の方法及び基準 | レポート(80%)、授業内に課す課題(20%) 総合的に判断し60点以上を合格とする。レポート(80%)に代えて期末試験(授業内テスト,80%) が実施可能となった場合には,これにより評価を⾏う。 <達成度評価基準>※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 (1)化学の基礎用語を理解し,使うことができる(2,3,15)。 (2)元素記号,イオン式,化学式,反応式を理解し,書き表すことができる(2-15)。 (3)酸塩基反応について濃度計算ができる(6-11,15)。 (4)酸化還元反応の仕組みを理解し,これに関する計算ができる(6~8,12,13,15)。 (5)核化学を理解し,これに関する計算ができる(14,15)。 |
オフィスアワー | 原則として,当該授業⽇の授業後2時間,質問等をBbで受け付ける。 |
備考 | 事前学習として授業時に配布する課題については、次回授業前までにBbを通じて提出すること。 |