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令和2年度以降入学者 | 都市地理学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 都市地理学 | ||||
教員名 | 任海 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主として同時双方向型授業(ZoomまたはWebexによるライブ中継) Blackboard ID:20212721 |
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授業概要 | 都市地理学の基本体系と学問の展開・発展について紹介する。学高度な科学・情報化に裏打ちされた現代の都市を『人間の営みのステージ』として位置づけ、都市の歴史・文化、生活様式、都市発展と都市システム、地域経済の自立性などを切り口に都市の分析を行う。この授業を通して都市が風土・文化に調和した人間の営みの場であることを理解することになる。 |
授業のねらい・到達目標 | 人間が営む地球的な存在である都市の成立と活動の基本的な原理について学び、隣接科学と協力して、早くから都市の本質の解明と都市問題の解決に取り組んできた都市地理学の概要を理解することができるようになる。都市における地域研究を実施する場合に必要な基礎的手法を習得する. ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観をもって,倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-2) ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。(A-2-2) この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 オンラインライフ中継におけるプレゼンテーションを中心に授業をおこなう。 インターネット環境が宜しくない方は,事前に連絡いただければ,授業録画共有などの方法で対応する。詳細について第1回授業時に説明する。 各講義内容に沿って,BlackBoardの講義用資料・配布資料・紹介した参考文献を用いて事前学習を行い,授業にのぞむこと。事後には具体的な事例を調べて,講義内容を理解していくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス;授業のテーマ、計画、到達目標及び授業の方法について説明する、都市の語源と起源
【事前学習】シラバスの内容を確認し,地理学事典・地理学概説本などを用いて都市の語源と起源を学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】都市地理学に関する書籍を図書館などで検索し,文献リストを作成すること。 (2時間) |
2 |
地理学における都市の位置づけ(都市の地理学的性格)、都市地理学の基本的概念(A-1-2)
【事前学習】事前配布資料を確認し,専門用語を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】現代都市の特徴について整理すること。 (2時間) |
3 |
都市地理学の発達;都市の地理学的研究の歩み,最近の都市地理学の研究動向;集落地理学、都市的集落,都市と農村(A-1-1)
【事前学習】都市と農村の関係について整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
4 |
都市地理学の基本体系1;都市の形成(立地・歴史),内部地域の分化(地域文化モデル)(A-1-2)
【事前学習】事前配布資料を確認し,専門用語を調べて都市の地域構造モデルについて学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
5 |
都市地理学の基本体系2;都市機能と都市の地域空間(都市の拡大・都市圏)(A-1-2)
【事前学習】都市機能の種類につて学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
6 |
都市地理学の基本体系3;都市内部空間の構造モデル(同心円地帯理論、セクター理論、多核心理論、三地帯構造説)(A-1-1,A-2-1)
【事前学習】都市内部空間の構造モデルについて学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、課題レポート1を作成すること。 (3時間) |
7 |
都市地理学の基本体系4;都市システム,都市群の構造と動態(都市の階層性)
【事前学習】都市システムと都市の階層性について学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
8 |
都市地理学の基本体系5;クリスタラーの中心地理論と都市における商業立地(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】クリスタラーの中心地理論について整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
9 |
都市地理学の展開1;都市に関する諸理論モデルの展開(A-1-2)
【事前学習】都市化現象について学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (3時間) |
10 |
都市地理学の展開2;都市に関する行動モデル論(行動地理学、都市環境の認知、都市環境の選好と都市内人口移動)(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】メンタルマップについて学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
11 |
都市地理学の展開3;都市における時空間地理学の研究(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】時空間地理学の概要を学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (3時間) |
12 |
都市地理学の展開4;都市空間分析の手法とGIS(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】都市におけるGISの活用について考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
13 |
都市地理学の展開5;都市政策と都市計画(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】東京の一極集中について学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理すること。 (2時間) |
14 |
都市地理学の展開6;都市再開発の定義と手法、歴史と現状(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】都市再開発を概観しておくこと。 (2時間) 【事後学習】アメリカにおける都市再開発の歴史を時間軸で整理する (2時間) |
15 |
総括:「風土・文化に調和した人間の営みの場としての現代都市を評価する」(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】自然と人間の関わりについて考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し,都市調査・研究方法についてまとめること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。授業内容に沿った資料を事前に提示する。 |
参考書 | 田辺健一,渡辺良雄 『都市地理学』 朝倉書院 1985年 藤井 正 , 神谷 浩夫 『よくわかる都市地理学』 ミネルヴァ書房 2014年 授業時,進度に合わせて紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:zoom,Webexなどのアンケート機能を利用した理解度確認(80%)、授業参画度:事前準備と事後の復習、質問に対する回答など(20%) 授業内にzoom,Webex, Google formsなどのアンケート機能を利用して理解度確認を行う。 インターネット環境が宜しくない方は,学期末に欠席した授業分レポートを提出していただき,評価する。 授業への積極的な参加度を加え,総合的に評価する。 |
オフィスアワー | Blackboardを通しての質疑応答 |