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地理学課題研究２

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令和元年度以前入学者 地理学課題研究２
教員名 佐藤浩
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 同時双方向型授業（Zoom によるライブ中継）と一部，課題研究（Blackboard を通じた学習資料配信）

Blackboard ID: 20212684
授業概要 学生が地理学課題研究のテーマを設定することを支援し、主体的に問題を考察する道筋をつける。また、研究方法を試行錯誤的に効率の良いものに絞り込んでいくように授業を進める。
授業のねらい・到達目標 卒業研究に結びつく研究課題の設定方法や、現地調査や検索文献に基づき研究課題を分析することができます。
「地理学課題研究１」では、４学年の卒業論文作成に向けて、ゼミ生が地理的思考の試行錯誤から興味を抱いている内容を報告し、ゼミ生の全員による検討と議論の中でその内容を修正していきますが、この授業では、その試行錯誤を収束させて、学生自らが研究課題の絞り込みが図れるようになります。
史資料や文献収集の収集能力及び精読能力を引き続き伸ばすとともに、自らの研究課題のオリジナリティが何なのか気づくようになれます。

この科目は文理学部（学士（地理学））のディプロマポリシーＤＰ3,ＤＰ4,ＤＰ5,ＤＰ7及びカリキュラムポリシーＣＰ3,ＣＰ4,ＣＰ7に対応しています。
・入手した客観的な情報を基に，論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-3)
・資料や事象を注意深く観察・検討して，問題を発見し，解決策を考案することができる。(A-4-3)
・地理学分野の課題の中から，自らが取り組むべき課題を見出し，その方法について考えることができる。(A-5-3)
・学内外の様々な人々と接する中で，他者を理解・尊重し，自分の考えを伝えることができる。(A-6-3)
・集団活動の中で連携しつつ，それぞれの役割について考え、効果的な協働の方法を実践することができる。(A-7-3)
・学修・研究状況を振り返り，自己分析することで，今後の課題について考察することができる。(A-8-3)
授業の方法 授業の形式：【ゼミ】
ゼミ生が興味を抱いている国内・海外の各地域における自然災害について、夏季に収集した史資料や文献、野外調査の結果を報告する。その報告の内容が、自然災害科学的および地理学的な思考や考察とどう絡み合っているのか、どのような展開が考えられるのか、教員は助言を行う。ゼミナール形式、すなわち交代でゼミ生に各回２人程度の割合でパワーポイント等を用いた報告を求める形式を採るとともに、その報告内容を全員で検討し、議論する。また、前年度の卒業論文を例に、レポート作成に向けた技術的指導を適宜加える。
提出してもらったレポートについては授業内またはブラックボードを通じて採点の上、返却する。

本授業の事前・事後学習は，各2時間の学習を目安とします。
履修条件 「地理学課題研究１」を修得していること。地理学科開設の「リモートセンシング（含実習）」（２年次配当）を履修すること。
授業計画
1 夏季休業中の研究成果の発表と今後の分析方法の検討（１）。グループディスカッションを通して、問題を分析し、解決する能力を培う(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】夏季休業中の研究成果の発表スライドを準備すること。 （2時間）
【事後学習】発表スライドに対する教員の指摘を反映させた修正スライドを教員へ提出すること。 （2時間）
2 レポートのまとめ方（１）；関連文献及び資料の検索(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】関連文献を調べ授業に持参すること。 （2時間）
【事後学習】持参した関連文献のうち教員が参考になるとアドバイスをしたものについて読むこと。 （2時間）
3 夏季休業中の研究成果の発表と今後の分析方法の検討（２）。グループディスカッションを通して問題を分析し、解決する能力を培う(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】夏季休業中の研究成果の発表スライドを準備すること。 （2時間）
【事後学習】今後のスライドの修正点を考察すること。 （2時間）
4 夏季休業中の研究成果の発表と今後の分析方法の検討（３）。グループディスカッションを通して問題を分析し、解決する能力を培う(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】夏季休業中の研究成果の発表スライドを準備すること。 （2時間）
【事後学習】関連文献がスライドに取り入れられていない場合には修正してスライドを改善して教員に提出すること。 （2時間）
5 夏季休業中の研究成果の発表と今後の分析方法の検討（４）。グループディスカッションを通して問題を分析し、解決する能力を培う(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】夏季休業中の研究成果の発表スライドを準備すること。 （2時間）
【事後学習】関連文献がスライドに取り入れられていない場合には修正してスライドを改善して教員に提出すること。 （2時間）
6 検索した関連文献及び資料の検討（１）(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】関連文献を調べること。 （2時間）
【事後学習】自らの課題研究に取り入れ可能な場所と引用が必要な理由をレポートにまとめる。 （2時間）
7 関連テーマと主要文献に関する口頭発表（１）。他者の発表を聞いて良いところは取り入れ、あるいは他者と協働して修正事項を自ら見いだす(A-7-3)
【事前学習】関連文献を調べ授業に持参すること。また、口頭発表の準備をすること。 （2時間）
【事後学習】持参した関連文献のうち教員が参考になるとアドバイスをしたものについて読むこと。 （2時間）
8 関連テーマと主要文献に関する口頭発表（２）。他者の発表を聞いて良いところは取り入れ、あるいは他者と協働して修正事項を自ら見いだす(A-7-3)
【事前学習】関連文献を調べ授業に持参すること。また、口頭発表の準備をすること。 （2時間）
【事後学習】持参した関連文献のうち教員が参考になるとアドバイスをしたものについて読むこと。 （2時間）
9 関連テーマと主要文献に関する口頭発表（３）。他者の発表を聞いて良いところは取り入れ、あるいは他者と協働して修正事項を自ら見いだす(A-7-3)
【事前学習】関連文献を調べ授業に持参すること。また、口頭発表の準備をすること。 （2時間）
【事後学習】持参した関連文献のうち教員が参考になるとアドバイスをしたものについて読むこと。 （2時間）
10 関連テーマと主要文献に関する口頭発表（４）。他者の発表を聞いて良いところは取り入れ、あるいは他者と協働して修正事項を自ら見いだす(A-7-3)
【事前学習】関連文献を調べ授業に持参すること。また、口頭発表の準備をすること。 （2時間）
【事後学習】持参した関連文献のうち教員が参考になるとアドバイスをしたものについて読むこと。 （2時間）
11 レポートのまとめ方（２）；検索した関連文献及び資料の検討(A-3-3)
【事前学習】レポートの書き方をまとめた参考書を文理学部図書館で借りること。 （2時間）
【事後学習】参考書をもとにどのようにするとレポートが改善するか考え、授業内に教員に説明できるようにすること。 （2時間）
12 ３学年末の研究成果レポートの作成と卒業論文研究計画レポートの作成（１）(A-5-3)
【事前学習】レポートの書き方をまとめた参考書を文理学部図書館で借りること。 （2時間）
【事後学習】参考書をもとにどのようにするとレポートが改善するか考え、レポートを自宅で書いてくること。 （2時間）
13 ３学年末の研究成果レポートの作成と卒業論文研究計画レポートの作成（２）(A-5-3)
(A-5-4)
【事前学習】レポートの書き方をまとめた参考書を文理学部図書館で借りること。 （2時間）
【事後学習】参考書をもとにどのようにするとレポートが改善するか考え、レポートを自宅で書いてくること。 （2時間）
14 第１回から第13回までの講義・実習内容について質疑応答を行う(A-8-3)
【事前学習】発表者に当った学生は発表スライドを準備すること。 （2時間）
【事後学習】教員やゼミ生の指摘に応じて不足している地理空間情報を検索してスライドを改善すること。 （2時間）
15 ３学年末の研究成果レポートの作成と卒業論文研究計画レポートの作成（３）(A-5-3)
【事前学習】第１回の授業後にBlack Boardに掲げた課題を復習して提出すること。 （2時間）
【事後学習】授業内容に関わる授業内の教員からの質問に答えられるよう、不明な用語などを調べて準備をすること。 （2時間）
その他
教科書 特に無し。
参考書 講義において指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(70%)、予察的や調査・文献の整理と内容理解(30%)
卒業研究に向けた予察的な調査の進捗状況と、文献の整理とそれらを読んだ結果、内容を理解しているかについて評価する。
次回の授業で報告する内容に関わる論文を当番のゼミ生が予告し、その論文を次回までにゼミ生全員が精読することをもって予習に替える。授業内の検討や議論に応じて、ゼミ生全員が授業後に、検討結果や教員のコメント、課題を自らノートにまとめることをもって復習に替える。授業は受け身ではなく，積極的に取り組むことが重要である。従って、当番にも関わらず無断あるいは不当な理由で欠席した場合には、当該学生の評価を低く見積る。
授業の参画度については、発表の準備状況や発表内容の妥当性に応じて評価する。
オフィスアワー 連絡方法は授業内で紹介します。

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