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平成30年度以降入学者 | 心理実習 | ||||
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教員名 | 津川律子/岡田和久・菊島勝也・河野千佳・山口義枝・横田正夫・狩野武道 | ||||
単位数 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 現場実習(見学実習を含む)と,大学内における実習(現場実習における事前事後学習としての対面授業) BlackboardコースID:20212649 |
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授業概要 | 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】 保健医療分野,教育分野,福祉分野の臨床現場に赴き,実習を行う。また,実習に伴う事前事後学習も大学内で実施する。臨床現場に勤務する実務家教員・指導者から,心理臨床の現場理解と,チームでの心理支援の理解を実践的に学ぶ。また、公認心理師・臨床心理士の有資格者で長い臨床経験をもつ教員による指導も行われる。 |
授業のねらい・到達目標 | 本実習は,保健医療分野,教育分野,福祉分野等の施設において心理臨床の現場理解及びチームでの心理支援の理解を深めることをねらいとし,以下の事柄について基本的な水準の知識を修得し重要性を説明できるようになること,および基礎的な技能を修得することを到達目標とする。 (ア) 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ (イ) 多職種連携及び地域連携 (ウ) 公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解 この科目は文理学部(学士(心理学))のDP6,8及びCP6,8に対応している。 他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝え,さらに議論を深めることができる(A-6-4)。 心理学を活かしながら,自己を振り返り,自らの資質を高める方法を見出すことができる(A-8-4)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 本授業は臨床現場で実際に実習を行う。実習先は,保健医療分野,教育分野,福祉分野の各分野において1施設ずつ設定する。 保健医療分野は,指定された期間中4回程度同じ施設に訪問し,実習を行う。 教育分野は,指定された期間中5回程度同じ施設に訪問し,実習を行う。 福祉分野は,指定された日に施設に訪問し,見学実習を行う。 また,実習全体について,および各分野の実習について,大学内にて事前事後学習を実施する。 保健医療分野,教育分野においては,事前学習の一環として実習施設の事前訪問を実施する。 各臨床現場のルール及び指導に従うこと。臨床現場を乱す者や,施設利用者や施設利用者の関係者に迷惑をかける者は,その場で受講中止を申し渡すことがある。臨床現場で何か起きたときはすぐに現場の指導者に報告・連絡・相談を行い,同時に科目担当者の専任教員にすみやかに報告して指導を受けること。また,実習の度に指定の実習記録ノートに記載を行い,指定された方法・期日に従って提出すること。 課題が出た場合は,書式,〆切り日時,提出方法,その他,指示どおりに行うこと。 体調管理に気をつけ,遅刻や早退などで臨床現場に迷惑をかけることがないよう重々注意すること。 実習記録ノート等の具体的な提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 対面授業に出席できなかった場合の対応については,Blackboardや授業等を通じて伝達する。 ※Blackboardを使用して授業情報の周知や資料配布,教員・学生間の連絡等をすることがあるため,必ずBlackboardコース登録をして随時確認するとともに,Blackboard経由のメールも随時確認できるように設定しておくこと。 |
履修条件 | 以下の条件すべてを満たす者のみ受講することができる。 ・公認心理師コース受講許可(4年次)を得ている者 ・教員グループB(岡田,菊島,河野,津川,山口,横田)のゼミに所属している者 ・臨床現場にて実習をさせて頂くことの重みをよく理解し,実習生にふさわしい姿勢,態度で実習に臨める者 ※本科目は80時間以上の実習時間をもって評価対象とする。 |
授業計画 | |
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1 | 実習全体にかかる事前学習① 本授業ならびに実習に参加するにあたってのオリエンテーション(実習生に求められる態度等) 2.25~3.0時間 |
2 | 実習全体にかかる事前学習② 職業倫理及び法的義務等(A-6-4,A-8-4) 2.25~3.0時間 |
3 | 保健医療分野における実習の事前学習① (A-6-4,A-8-4) 2.25~3.0時間 |
4 | 保健医療分野における実習の事前学習②【施設への事前訪問】 (A-6-4,A-8-4) 1.0~2.25時間 |
5 |
保健医療分野における実習① (A-6-4,A-8-4) 6.0時間 臨床現場の実際 |
6 |
保健医療分野における実習② (A-6-4,A-8-4) 6.0時間 公認心理師としての法的義務及び職業倫理への理解 |
7 |
保健医療分野における実習③ (A-6-4,A-8-4) 6.0時間 心理アセスメント及び心理支援の実際 |
8 |
保健医療分野における実習④ (A-6-4,A-8-4) 6.0時間 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ,多職種連携及び地域連携 |
9 |
保健医療分野における実習の事後学習① (A-6-4,A-8-4) 1.5~2.25時間 公認心理師としての法的義務及び職業倫理への理解 |
10 |
保健医療分野における実習の事後学習② (A-6-4,A-8-4) 1.5~2.25時間 心理アセスメント及び心理支援の実際 |
11 |
保健医療分野における実習の事後学習③ (A-6-4,A-8-4) 1.5~2.25時間 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ,多職種連携及び地域連携 |
12 | 教育分野における実習の事前学習① (A-6-4,A-8-4) 2.25~3.0時間 |
13 | 教育分野における実習の事前学習②【施設への事前訪問】 (A-6-4,A-8-4) 1.0~2.25時間 |
14 |
教育分野における実習① (A-6-4,A-8-4) 7.0時間 臨床現場の実際 |
15 |
教育分野における実習② (A-6-4,A-8-4) 7.0時間 公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解 |
16 |
教育分野における実習③ (A-6-4,A-8-4) 7.0時間 心理アセスメント及び心理支援の実際 |
17 |
教育分野における実習④ (A-6-4,A-8-4) 7.0時間 心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ |
18 |
教育分野における実習⑤ (A-6-4,A-8-4) 7.0時間 多職種連携及び地域連携 |
19 | 教育分野における実習の事後学習 (A-6-4,A-8-4) 2.25~3.0時間 |
20 | 福祉分野における実習の事前学習 (A-6-4,A-8-4) 2.25~3.0時間 |
21 |
福祉分野における実習 (A-6-4,A-8-4) 3.0時間 臨床現場の実際,心理アセスメント及び心理支援の実際,公認心理師としての職業倫理及び法的義務,心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ,多職種連携及び地域連携 |
22 | 福祉分野における実習の事後学習 (A-6-4,A-8-4) 2.25~3.0時間 |
23 | 実習全体にかかる事後学習 実習の振り返りと総括 (A-6-4,A-8-4) 2.25~3.0時間 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業中に随時指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度を含めて総合的に評価する(100%) 80時間以上の実習時間(事前事後学習を含む)をもって評価対象とする。 授業評価及びA-6,8の達成度は,実習における姿勢,態度,発表,発言,話し合いへの取り組み,授業への参加状況,実習記録ノート等の提出・内容等を勘案して総合的に判断する。 対面授業に出席できなかった場合の成績評価については,授業時に説明する。 |
オフィスアワー | 事前に予約をとれば,各教員が随時相談に応じる。 |
備考 | 専任教員よりオリエンテーションで実習科目の履修の仕方について詳しい指示が出るので,よく理解しておくこと。体調管理に気をつけ,遅刻や早退などで臨床現場に迷惑をかけることがないよう重々注意すること。 各施設での実習回数・時間数や大学内での実習回数・時間数等の変更など,シラバスに変更がある場合は事前に周知するので,専任教員からの連絡をよく確認すること。なお,当日の実習時間については,その実習内容等により予告なく変更される場合があるため,留意すること。 |