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健康・医療心理学

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平成30年度以降入学者 健康・医療心理学
教員名 依田麻子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 主としてオンデマンド型授業(スライド資料配信)
Blackboard コースID:20212634
Blackboardによるオンデマンド型の遠隔授業(13回)と課題研究(2回)を組み合わせて行います。
毎回課題として小テストもしくは小レポートの提出を求めます。
また、課題研究では、提示した課題について指定期限内でのレポートの提出を求めます。
授業概要 心身の健康には,人の行動が大きくかかわっている。それはまた,多くの疾病と関連を持つ。そこで,①ストレスと心身の疾病について,②医療現場における心理社会的課題と支援,③保健活動が行われている現場における心理社会的課題および必要な支援,④災害時等に必要な心理的支援を中心に,人の行動,疾病,支援について,Blackboardを介した資料を用いて理解する。
授業のねらい・到達目標 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】

健康心理学・医療心理学の領域において,資料やそこで起きている事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。A-4-3

健康心理学・医療心理学の領域において,既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。A-3-3

この科目は文理学部(学士(心理学)のDP及びCP3・4に対応しています。
授業の方法 授業の形式【講義】
受講生は、その教材を視聴し、学修すること。また、オンデマンド教材の中で課された課題に取り組み提出する。
課題研究については、視聴する課題と論点に注意し,質疑を通してレポートにまとめる。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 公認心理師コース受講許可(3年次)を得ている者のみ受講可
授業計画
1 健康・医療心理学で扱う内容の全体像
【事前学習】公認心理師の役割と健康・医療心理学についてインターネットなどで調べる。 (2時間)
【事後学習】健康・医療心理学についてのビジョンを明確にする。 (2時間)
2 ストレスについての基礎的理解
【事前学習】ストレスの心理・生理学的側面を調べる。 (2時間)
【事後学習】ストレスのモデルをまとめる。 (2時間)
3 ストレスについての発展的理解
【事前学習】ストレスのマネジメント法を調べる。 (2時間)
【事後学習】ストレスのマネジメント法の特徴をまとめる。 (2時間)
4 保健活動と健康支援活動
【事前学習】保健活動について調べる。 (2時間)
【事後学習】保健活動と保健支援活動についてまとめる。 (2時間)
5 医療場面における法律・制度・倫理
【事前学習】医療場面における法律調べる。 (2時間)
【事後学習】重要な法制度をまとめる。 (2時間)
6 医療領域全般におけるにおける心理職
【事前学習】医療領域における心理職の現状を調べる。 (2時間)
【事後学習】医療領域における心理職の基本的態度・チーム医療をまとめる。 (2時間)
7 小児・思春期を対象とした医療領域における心理職
【事前学習】小児・思春期の世代にみられる精神疾患や障害を調べる。 (2時間)
【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間)
8 成人期・高齢期を対象とした医療領域における心理職
【事前学習】成人期・高齢期にみられる精神疾患や障害を調べる。 (2時間)
【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間)
9 心身症と心療内科の領域における心理職
【事前学習】心身症・ストレス性疾患を調べる。 (2時間)
【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間)
10 小児科・母子保健領域における心理職
【事前学習】小児科・母子保健について調べる。 (2時間)
【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間)
11 神経科・リハビリテーションにおける心理職
【事前学習】神経科リハビリテーションについて調べる。 (2時間)
【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。 (2時間)
12 医療観察法指定医療機関における心理職
【事前学習】医療観察法指定医療機関について調べる。 (2時間)
【事後学習】心理職が果たせる役割や支援のあり方をまとめる。社会復帰調整官とは (2時間)
13 災害時に必要な心理支援
【事前学習】サイコロジカル・ファーストエイドについて調べる。 (2時間)
【事後学習】災害時に心理職が果たせる役割や支援の在り方をまとめる。 (2時間)
14 課題研究:別途指示する資料を視聴し、課題として提示する論点についてレポートの作成を求める。課題作成にあたり質疑応答を行う。
【事前学習】レポート作成に必要な基礎知識を振り返る。 (3時間)
【事後学習】レポートに必要な論点が含まれているか確認する。 (1時間)
15 課題研究:別途指示する資料を視聴し、課題として提示する論点についてレポートの作成を求める。課題作成にあたり質疑応答を行う。
【事前学習】レポート作成に必要な基礎知識を振り返る。 (3時間)
【事後学習】レポートに必要な論点が含まれているか確認する。 (1時間)
その他
教科書 適宜プリントを配布する。
参考書 鈴木伸一 『医療心理学の新展開』 北大路書房 2008年 第1版
日本健康心理学会の学会誌である「健康心理学研究」から,ストレスに関する多くの知見を得ることができる。
成績評価の方法及び基準 レポート:2回のレポートにより評価する。(40%)、授業内テスト:毎回提出が求められる課題によって評価する。(60%)
オフィスアワー Blackboard を用いての質問は随時可能である。

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