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平成30年度以降入学者 | 関係行政論B | ||||
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教員名 | 松浦隆信/野田昌道 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 1~8回(教育分野):Blackboardを用いたオンデマンド型授業(7回)および課題研究(1回)を組み合わせて実施する。 9~15回(司法・犯罪分野):Zoomを用いた同時双方向型授業(2回)、Blackboardを用いたオンデマンド型授業(4回)および課題研究(1回)の組み合わせにより実施する。 Blackboard ID : 20212633 |
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授業概要 | 教員の臨床心理士および公認心理師としての実務経験に基づき、公認心理師の業務に関連する法と制度についての講義を行う。関係行政論Aに続き、第1回から第8回(担当:松浦)は教育分野に関して、第9回から第15回の7回(担当:野田)については司法・犯罪分野に焦点を当てて講義を実施する。 上記の通り、本授業は2名の教員によるオムニバス形式となっており、第1回から第8回(教育領域)は前期の授業開講日の第1回から第8回(水曜3限)に実施され、第9回から第15回(司法・犯罪領域)は夏季に集中授業形式で2日間実施される。集中授業の日程は別途連絡する。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】 ・公認心理師の業務に関連する制度の全体像を理解して説明できる ・公認心理師の業務に関連する教育分野に関係する制度について説明できる ・公認心理師の業務に関連する司法・犯罪分野に関係する制度について説明できる ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 【講義】第1回~第8回:時間割り上の授業日2日前までを目途に、各回のテーマとして設定した内容に関連する教育関連の法律等を示した授業資料および解説音声をBlackboard上にアップする。解説音声は概ね45分前後で構成されている。授業時は各自で資料を読みながら解説音声を聞き学習し、後半45分を利用して出席確認を兼ねた課題に取り組む。課題研究(レポート)については、提示された課題に沿って各自が取り組み、Blackboard上に提示する期日までにアップする。各回の課題の出題意図ならびにフィードバックは次週に解説音声を配信する。 第9回~第15回:第9回は定められた日時に同時双方向型で実施する。第10回~第13回は、オンラインシステム上に録画をアップするので、指定の期間内に視聴する。さらに、各回で提示された課題に期間内に回答する。第14回については、課題を提示するので、各自で提示された課題に取り組み、レポートを指定の期日までに提出する。第15回は定められた日時に同時双方向型で実施し、各回の課題に関する解説やフィードバック、質疑応答を行う。 |
履修条件 | 公認心理師コース受講許可(4年次)を得ている者のみ受講可 |
授業計画 | |
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1 |
履修ガイダンス(全般及び第8回まで)/教育分野における基本法律に関する小講義 (オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3)(担当:松浦隆信) 【事前学習】教科書の第10章を一読してくる。 (2時間) 【事後学習】取り上げた法律を復習し、子どもの教育制度や心に与える影響について自分の意見をまとめる。 (2時間) |
2 |
学校教育に関連する法制度を学ぶ(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3) (担当:松浦隆信) 【事前学習】1回目に指定した法律を読み込んでくる。 (2時間) 【事後学習】学んだ法制度に関する意見をまとめる。 (2時間) |
3 |
学校保健安全法を通じて子どもの健康を守る制度を学ぶ(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3)(担当:松浦隆信)
【事前学習】学校保健安全法を一読する。 (2時間) 【事後学習】学んだ法制度に関する意見をまとめる。 (2時間) |
4 |
子ども福祉(全般・障害)にまつわる法制度を学ぶ(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3) (担当:松浦隆信) 【事前学習】3回目に指定した法律を読み込んでくる。 (2時間) 【事後学習】学んだ法制度に関する意見をまとめる。 (2時間) |
5 |
子ども福祉(貧困・子育て支援)にまつわる法制度を学ぶ(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3) (担当:松浦隆信) 【事前学習】4回目に指定した法律を読み込んでくる。 (2時間) 【事後学習】学んだ法制度に関する意見をまとめる。 (2時間) |
6 |
子ども福祉(児童虐待)にまつわる法制度を学ぶ(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3) (担当:松浦隆信) 【事前学習】5回目に指定した法律を読み込んでくる。 (2時間) 【事後学習】学んだ法制度に関する意見をまとめる。 (2時間) |
7 |
国際教育法規(児童権利宣言)を学ぶ(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3) (担当:松浦隆信) 【事前学習】児童権利宣言を読み込んでくる。 (2時間) 【事後学習】学んだ法制度に関する意見をまとめる。 (2時間) |
8 |
教育分野の法制度に関するまとめ(課題研究)(A-3-3,A-4-3) (担当:松浦隆信) 【事前学習】課題に関する資料を収集する。 (2時間) 【事後学習】教育分野における法制度が子どもの心に及ぼす影響と、今後必要だと思われる制度設計について自分の意見をまとめる。 (2時間) |
9 |
司法・犯罪分野に関係する法律・制度の概要を把握し、それらを学ぶ意義について理解する。 (同時双方向授業)(A-3-3,A-4-3)(担当:野田昌道) 【事前学習】司法・犯罪分野に関係する法律や制度について調べる。 (2時間) 【事後学習】法や制度に関する知見の重要性について、身近な事例に当てはめて確認する。 (2時間) |
10 |
刑事事件と少年事件の対象、捜査、起訴・送致、裁判・審判等に関する法律・制度について学ぶ。(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3)(担当:野田昌道)
【事前学習】メディアなどを通じて知っている事件をもとに、罪を犯した成人、少年がどのように扱われるのかまとめておく。 (2時間) 【事後学習】学んだ法律・制度について、長所・短所について意見をまとめる。 (2時間) |
11 |
刑事事件と少年事件における処遇に関する法律・制度について学ぶ。 (オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3)(担当:野田昌道) 【事前学習】成人と少年では処遇の考え方や方法にどのような違いがあるのかを調べ、まとめておく。 (2時間) 【事後学習】学んだ法律・制度について、長所・短所について意見をまとめる。 (2時間) |
12 |
犯罪被害者支援のための法律・制度について学ぶ。(オンデマンド授業)(A-3-3,A-4-3) (担当:野田昌道) 【事前学習】犯罪被害者にはどのような支援が必要なのかを考え,まとめておく。 (2時間) 【事後学習】学んだ法律・制度について、長所・短所について意見をまとめる。 (2時間) |
13 |
家事事件関連の法律・制度について学ぶ(オンデマンド型)(A-3-3,A-4-3)(担当:野田昌道)
【事前学習】ライフサイクルの各段階と関連する法律や制度について調べ、まとめておく。 (2時間) 【事後学習】学んだ法律・制度について,長所・短所について意見をまとめる。 (2時間) |
14 |
司法・犯罪分野に関係する法律・制度に関するまとめとして、提示された課題について自分の考えをまとめる。(課題研究)(A-3-3,A-4-3)(担当:野田昌道)
【事前学習】司法・犯罪分野の法律・制度に関して何が課題になっているのかを調べる。 (2時間) 【事後学習】自分とは異なる見方、考え方についてさらに調べ、自分の意見を見直す。 (2時間) |
15 |
司法・犯罪分野の法律・制度に関するまとめ(同時双方向授業)(A-3-3,A-4-3)(担当:野田昌道)
【事前学習】これまで学んだことを振り返り、疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】司法・犯罪分野に関するニュースや記事に関心をはらい、これまで学んだことをもとに自分の考えをまとめてみる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 元永拓郎 『関係行政論 (公認心理師の基礎と実践23)』 遠見書房 2018年 第1版 教科書は昨年度「関係行政論A」で指定したものと同様である。 |
参考書 | 伊藤良高他 『ポケット教育小六法 2020年版』 晃洋書房 2020年 参考書は第1回~第8回用のものである。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 2名の教員が以下の基準に即して成績評定を各々50点満点で行い、その合計点を本科目の最終成績として用いる。 第1回~第8回:各回の課題提出状況及び内容(授業参画度:30%)、課題研究の提出状況及び内容(レポート:20%) 第9回~第15回:各回の課題提出状況及び内容(授業参画度:30%)、課題研究の提出状況及び内容(レポート:20%) |
オフィスアワー | 各担当教員が授業内で示す。 |