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科目名 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 依田麻子 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | Blackboard コースID:20212628 同時双方向授業(ZOOM) |
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授業概要 | 健康心理学,生理心理学領域における興味がある問題,深く研究したい問題について,研究倫理を守り,研究計画の立案,データの収集と分析などを通して卒業論文をまとめます。また,プレゼンテーション用の資料,論文要旨を作成します。 |
授業のねらい・到達目標 | 卒業論文執筆を通して,資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,心理学を活かしながら解決策を提案することができる心理学に解決が託された課題について,情報を収集・分析し,課題を明確にした上で,解決に向けて挑戦することができる。(A-4-4) 卒業論文執筆を通して,心理学に解決が託された課題について,情報を収集・分析し,課題を明確にした上で,解決に向けて挑戦することができる。(A-5-4) この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCP4・5に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式【卒業論文・研究】 研究倫理,研究方法,論文執筆に関する基礎的な知識を供与する。 研究計画作成,研究遂行,論文執筆に関して,アドバイスを行い,受講生との議論を行う。 前期15回は,卒業論文執筆のための基礎知識全般,関連研究からの知識の獲得を中心に行う。 後期では,実際に資料を収集し,前期で得た知識と後期での実践的知識から卒業論文を完成させる。 前期の課題説明およびその提出はBlackboardにより行う。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
履修条件 | 卒業論文執筆のために,年間を通して計画的に研究を実施し,その成果の執筆をまとめることができるのかどうかを考えた上で履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
心理学における卒業論文とは何か,どのようなスケジュールで進めるかを理解する(オンデマンド型授業)。
【事前学習】心理学における卒業論文とはどのようなものかを,調べておく。 (2時間) 【事後学習】どのようなテーマで卒業論文を執筆したいのか,リストアップしておく。 (2時間) |
2 |
卒業論文テーマを明確にするために「心理学研究」「生理心理学と精神生理学」「健康心理学研究」「基礎心理学研究」などを調べ,卒論執筆希望テーマを複数提出する(課題研究)。
【事前学習】論文テーマについて検討を深め,説明できるようにする。 (2時間) 【事後学習】卒業論文のテーマを資料を用いて絞り込み,報告できるようにする。 (2時間) |
3 |
提出したテーマについて,テーマの絞り込み方法を理解する(オンデマンド型授業)。 絞り込んだテーマを提出する。 【事前学習】心理学における論文の書き方を復習する。 (2時間) 【事後学習】論文執筆の上で不明確な点を書き出す。 (2時間) |
4 |
日本心理学会の執筆・投稿の手引き 第1章を読んで論文とは,心理学における論文とはどのようなものなのか知る(オンデマンド型授業)。
【事前学習】引き続き学術論文を読み,具体的な研究方法を知り,問題点を明らかにする。 (3時間) 【事後学習】研究の構想で決定したこと,不明確な点などを書きだす。 (2時間) |
5 |
日本心理学会の執筆・投稿の手引き 第3章前半(3.1-3.5)から論文執筆の基礎を獲得する(オンデマンド型授業)。
【事前学習】論文執筆方法の理解を深める。 (3時間) 【事後学習】執筆希望内容を念頭に,論文の書き方を理解する。 (2時間) |
6 |
日本心理学会の執筆・投稿の手引き 第3章後半(3.6-3.10)から,論文執筆の具体的なルールを知る(オンデマンド型授業)。
【事前学習】論文執筆の具体的ルールを調べる。 (3時間) 【事後学習】執筆希望内容を念頭に,ルールの理解を深める。 (2時間) |
7 |
日本心理学会の執筆・投稿の手引き全般の理解を深め,その重要点をまとめて次週までに提出する。1000文字~2000文字程度 (課題研究)
【事前学習】心理学における研究倫理を調べ,重要点をまとめて研究手法を絞り込み,その方法の妥当性を検討を調べる。 (5時間) 【事後学習】卒論で用いる研究手法についての文献を精読する。 (5時間) |
8 |
日本心理学会倫理規定を用い,心理学研究における倫理規定を学ぶ(1)(オンデマンド型授業)
【事前学習】倫理とは何かを調べる (5時間) 【事後学習】研究計画作成における研究倫理の問題を明確にしておく。研究手法についてわかったことをまとめる。 (5時間) |
9 |
日本心理学会倫理規定を用い,心理学研究・発表における倫理規定を学ぶ(2)(オンデマンド型授業)
【事前学習】研究・発表に関する倫理を調べる。 (3時間) 【事後学習】研究テーマと研究倫理の関係性を調べる。 (5時間) |
10 |
日本心理学会倫理規定を用い,社会における倫理規定を学ぶ(3)(オンデマンド型授業)
【事前学習】社会における倫理について調べる。 (5時間) 【事後学習】研究テーマと社会における職務倫理について検討する。 (5時間) |
11 |
研究倫理について,卒論研究を進めていく上で重要な点を1000字程度にまとめて次週までに提出する(課題研究)。
【事前学習】研究のタイプと倫理について調べる。 (5時間) 【事後学習】研究計画とスケジュール案を改定する。 (5時間) |
12 |
具体的な研究テーマと研究スケジュールについて検討する(オンデマンド授業)。
【事前学習】改訂後の研究計画とスケジュール案を作成する。 (5時間) 【事後学習】更に改訂した研究計画とスケジュール案を具体化する。 (5時間) |
13 |
研究テーマと近い先行研究を2論文見つけて,その論文タイトル,掲載雑誌を報告する(課題研究)
【事前学習】先行研究を探す。 (5時間) 【事後学習】1本目の先行研究を読み込み,まとめる。 (5時間) |
14 |
1本目の先行研究を自分の研究テーマと照らしながら読み込み,1000文字~2000文字程度にまとめて,次週までに提出する(課題研究)。
【事前学習】先行研究を読み込む。 (5時間) 【事後学習】2本目の先行研究を読み込み,まとめる。 (5時間) |
15 |
2本目の先行研究を自分の研究テーマと照らしながら読み込み,1000文字~2000文字程度にまとめて,次週までに提出する(課題研究)。
【事前学習】2本目の先行研究を読み込み,まとめる。 (5時間) 【事後学習】後期の研究データ収集で重要な点は何かまとめておく。 (5時間) |
16 |
予備調査,予備実験データの収集の準備と討論
【事前学習】予備調査の方法,予備実験の方法を具体的に書き出す。 (5時間) 【事後学習】調査の方法,実験の方法における問題点を挙げる。 (5時間) |
17 |
予備調査,予備実験データの収集
【事前学習】予備調査の方法,予備実験の方法における問題点を改善する。 (5時間) 【事後学習】調査の方法,実験の方法に習熟する。 (10時間) |
18 |
予備調査,予備実験データの収集
【事前学習】予備調査,予備実験の準備を行う。 (5時間) 【事後学習】予備実験,予備調査データを検討する。 (5時間) |
19 |
予備調査,予備実験データの収集
【事前学習】予備調査,予備実験の結果を踏まえ調査,調査・実験の準備を行う。 (10時間) 【事後学習】得られたデータを整理する。 (5時間) |
20 |
調査,実験データの収集と議論
【事前学習】調査・実験データを収集し,議論の準備をする。 (10時間) 【事後学習】得られたデータを整理する。 (5時間) |
21 |
調査,実験データの収集と議論
【事前学習】調査・実験データを収集し,議論の準備をする。 (10時間) 【事後学習】得られたデータを整理する。 (5時間) |
22 |
調査,実験データの収集と議論
【事前学習】調査・実験データを収集し,議論の準備をする。 (10時間) 【事後学習】得られたデータを整理する。 (5時間) |
23 |
調査,実験データの解析に関する議論
【事前学習】得られたデータの解析準備をして,議論の準備をする。 (10時間) 【事後学習】議論を踏まえ,得られたデータの解析結果をまとめる。 (5時間) |
24 |
調査,実験データの解析に関する議論
【事前学習】データの解析についての検討を深める。 (5時間) 【事後学習】議論を踏まえ,更に解析を続ける。 (10時間) |
25 |
調査,実験データの分析結果の理解
【事前学習】得られたデータの結果を理解するための資料を読む (5時間) 【事後学習】得られたデータの結果の理解の問題点を訂正する。 (5時間) |
26 |
論文作成 調査,実験データ分析結果の報告と議論
【事前学習】データ分析の部分の報告準備をする。 (5時間) 【事後学習】訂正部分があれば訂正する。 (5時間) |
27 |
論文作成 論文執筆の途中経過の報告と議論
【事前学習】8割以上の執筆を終わらせ,報告資料を作成する。 (5時間) 【事後学習】訂正部分があれば訂正する。 (5時間) |
28 |
論文作成 引用文献の確認
【事前学習】論文中の引用部分について,報告できる準備をする。 (5時間) 【事後学習】引用および引用文献の再確認をする。 (5時間) |
29 |
論文作成 執筆スタイルについての確認
【事前学習】日本心理学会の執筆の手引きを再度確認する。 (5時間) 【事後学習】指摘された問題点を改稿する。 (5時間) |
30 |
論文提出に向けての最終確認
【事前学習】論文の全体と要旨を確認する。 (5時間) 【事後学習】卒業論文をまとめたことによって得られた意義を確認する。 (5時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。適宜資料を配信する。 |
参考書 | 適宜プリントを配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:双方向型授業における議論(50%)、執筆した論文(50%) 卒業論文では,完成させた論文および口述試問,論文作成過程における研究に対する態度,指導教員との議論および提出された論文作成過程での資料などから総合的に評価します。 |
オフィスアワー | 双方向型授業において随時質問は可能である。また,メールでの質問を随時受け付ける。 |