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科目名 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 坂本真士 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継) BlackboardのコースID:20212620 |
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授業概要 | 心理学の研究を行い、論文としてまとめる。 |
授業のねらい・到達目標 | 心理学の実証的な研究を、教員の指導を受けながら行う。先行研究を調べ、読み、把握して問題や仮説を明確にすること、研究計画を立案し、質問紙や実験などによってデータを集めること、統計的な分析などを行い結果をまとめること、結果に基づき、問題や仮説についてどのようなことが言えるかを検討すること―これらの研究のプロセスを体得する。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は、文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP4,5及びカリキュラムポリシーCP4,5に対応している。 ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、心理学を活かしながら解決策を提案することができる(A-4-4)。 ・心理学に解決が託された課題について、情報を収集・分析し、課題を明確にした上で、解決に向けて挑戦することができる(A-5-4)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【卒業論文・研究】 個別の研究指導(Zoomを使ったオンライン授業)の形で行う。ただし、指導に関する質問は授業時間に限らず、メールでの問い合わせが可能である。 十分に事前及び事後の学習を行うこと。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(卒論の進め方、今後の予定)(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】シラバスを読んでおくこと、研究テーマをどうするか述べられるようにしておくこと (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
2 |
先行研究の検討1:先行研究の調べ方(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(先行研究調べ) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
3 |
先行研究の検討2:論文の検討、読む際の注意点(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(先行研究を読み内容を理解する、わからないところをチェックする) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
4 |
先行研究の検討3:先行研究のまとめ(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(先行研究を読み内容を理解する、わからないところをチェックする) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
5 |
研究計画の立案1:先行研究からの発展(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(独立変数、従属変数の設定。理論の整理) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
6 |
研究計画の立案2:データ分析手法の検討(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(独立変数、従属変数の再検討。理論の整理) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
7 |
予備研究の立案1:質問や実験案の検討(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(操作的定義の検討) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
8 |
予備研究の立案2:質問や実験案の再検討(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(操作的定義の再検討、データ分析方法の検討) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
9 |
予備研究のデータ分析1:メインの分析の前の準備や確認(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
10 |
予備研究のデータ分析2:メインの分析(オンライン授業)(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析の続き) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
11 |
予備研究の考察:結果について考える(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析の結果を考察する) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
12 |
予備研究のまとめ(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(予備研究でわかったことと問題点を検討する) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
13 |
本研究の立案1:先行研究からの発展(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(独立変数、従属変数の設定) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
14 |
本研究の立案2:質問票や実験操作の確認(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(操作的定義の検討) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
15 |
本研究の立案3:別解釈可能性の検討(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(操作的定義の再検討、データ分析方法の検討) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
16 |
本研究のデータ分析1:分析前の準備、予備分析(A-4-4, A-5-4)
【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
17 |
本研究のデータ分析2:メインの分析(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析の続き) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
18 |
本研究のデータ分析3:メインの分析と別解釈の検討(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析の続き) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
19 |
本研究の考察1:操作の妥当性など(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析の結果を考察する、操作的定義の妥当性) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
20 |
本研究の考察2:結果の解釈(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析の結果を考察する、仮説の検討) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
21 |
本研究の考察3:注意すべき点(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(データ分析の結果を考察する、別解釈の検討) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
22 |
本研究のまとめ(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(本研究でわかったことと問題点を検討する) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
23 |
卒論執筆の準備:序論~考察までを眺めて(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(参考書や重要文献を読む) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
24 |
「方法」部分の執筆(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(「方法」部分のドラフトを書いておく) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
25 |
「結果」部分の執筆(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(「結果」部分のドラフトを書いておく) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
26 |
図表の作成(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(図表の原案を作成しておく) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
27 |
「目的」部分の執筆(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(「目的」部分のドラフトを書いておく) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
28 |
「考察」部分の執筆(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(「考察」部分のドラフトを書いておく) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
29 |
全体の見直し(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(ドラフト全体を見直す) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
30 |
プレゼンテーション(A-4-4, A-5-4)
【事前学習】指示した課題をやっておくこと(結果をまとめたパワーポイントを用意する) (5時間) 【事後学習】指導の内容を復習すること (5時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 坂本真士・大平英樹 『心理学論文道場』 世界思想社 2013年 公益社団法人 日本心理学会機関誌等編集委員会 『日本心理学会 投稿・執筆の手引き(2015年改訂版)』 日本心理学会 2015年 「日本心理学会 投稿・執筆の手引き(2015年改訂版)」は、日本心理学会のホームページより無料でダウンロードできる |
成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) 卒業論文の形式を守っているか(例:問題・方法・結果・考察・引用文献という項目の立て方、引用文献や図表の書き方)、仮説導出が論理的か、方法は妥当か、データ分析が正確か、考察が論理的か、など、通常の論文査読と同様のポイントで評価する。 |
オフィスアワー | メールでの質問を随時受け付ける |