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平成30年度以降入学者 | 心理調査法実習 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 心理調査法実習2 | ||||
教員名 | 岡隆 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoom)を中心に行い,各グループの研究の進捗状況に応じて,適宜,課題研究を行います. Blackboard コースID: 土曜日1・2限→20212614 |
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授業概要 | 社会心理学の実験・実習で社会心理学の古典的な実験や調査のいくつかを追試体験したのを受けて,この授業では,自らが社会心理学の実験や調査について,独自の研究計画を立案し,研究を実施し,分析し,考察し,レポートにまとめます. |
授業のねらい・到達目標 | 社会心理学で用いられる主要な研究方法のうち,主に実験法と調査法に焦点をあてて,それを実際に計画立案し,実際に実施することができる能力を身につけます.具体的には,社会心理学を含む20の研究領域から,それぞれの領域の代表的な研究論文を読み込むことを通して,その研究論文を発展させた新たな研究を自らが立案し実行に移すことができる知識,技術,能力,態度を身につけます. この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています. なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP5,CP6に対応しています. ・心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる(A-5-3). ・他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる(A-6-3). |
授業の方法 | 【実習】Blackboardを利用しつつ,Zoomによる同時双方向授業を行います.受講者はその興味関心にしたがって,研究領域を選択し,同じ研究領域を選択した者でチームを作り,共同作業を行います. この授業は,1.5時限で15回ですので45時間と換算され,単位は1ですので,事前・事後学習は義務ではありません.しかし,文献・資料を事前に予習し.実験や分析を授業時間以外の時間を使って実施しなければならないことがあります.また,授業時間内でレポートを仕上げることは,ほとんどの受講者にとっては困難ですので,授業時間外にも学習が必要になります.また,研究の内容によっては,授業時間外にデータを取得しなければならないこともあります. 受講生の人数等によって授業計画は左右されます.また,それぞれチームの研究の遂行状況や手順は異なりますので,チームごとの個別指導を行います.したがって,以下の授業計画は大まかな進行と,報告会やレポート等の締め切りを示すにすぎません. 提出されたレポートは,添削し,講評します. |
履修条件 | 平成29年度以前入学者で、「心理調査法実習2」を履修する際には心理学科事務室に相談の上,指定されたクラスを履修すること。 |
授業計画 | |
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1 | 興味関心のある研究領域について話し合います. |
2 | 興味関心を同じくするチームを構成し,議論し,研究計画を立案し,授業の終了時までに教員に報告し,コメントを受けます. |
3 | 前回のコメントに基づいて,研究計画を改訂し,研究計画発表会用の資料を作成します. |
4 | 研究計画発表会を行います.チームの研究計画を発表し,他のチームからコメントを受けます. |
5 | 前回のコメントに基づいて,研究計画を改善し,授業の終了時までに教員に報告し,研究計画を確定します. |
6 | チームごとに,研究材料を作成し,参加者を募集し,研究を実施します.研究材料案ができたら,教員のチェックを受けます.参加者の募集,研究の実施は,授業時間外に行わざるをおないことがあります. |
7 | チームごとに,研究材料を作成し,参加者を募集し,研究を実施します.研究材料案ができたら,教員のチェックを受けます.参加者の募集,研究の実施は,授業時間外に行わざるをおないことがあります. |
8 | チームごとに,研究材料を作成し,参加者を募集し,研究を実施します.研究材料案ができたら,教員のチェックを受けます.参加者の募集,研究の実施は,授業時間外に行わざるをおないことがあります. |
9 | チームごとに,データをコーディングし,コンピュータに入力し,統計分析を実施します.授業の終了時までに教員に分析状況を報告し,コメントを受けます. |
10 | 前回のコメントに基づいて,チームごとに,分析を改善し,研究結果報告会用の資料を作成します. |
11 | 研究結果報告会を行います.チームの研究結果を発表し,結果について議論・考察し,他のチームからのコメントを受けます. |
12 | 前回のコメントに基づいて,分析を改善し,考察や議論を精緻化し,最終報告会用の資料,およびレポートを作成します. |
13 | 全体の最終報告会を行い,レポートをプレゼンテーションし,全体で議論します. |
14 | 全体の最終報告会での議論に基づいて,分析や考察・議論を精緻化し,レポートを完成します. |
15 | チームごとに最終レポートを提出し,教員から添削・講評を受けます. |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 高野陽太郎・岡隆 『心理学研究法 心を見つめる科学のまなざし 補訂版』 有斐閣 2004年 岡隆 『心理学研究法 5 社会』 誠信書房 2012年 古畑和孝・岡隆 『社会心理学小辞典 増補版』 有斐閣 2002年 なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートの内容(80%)、授業参画度:全体報告会でのディスカッションの内容(20%) |
オフィスアワー | 水曜日12:30-13:00 研究室306 なお,当面の間,原則,メールによるものとします. |