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心理学ゼミ1・心理学ゼミ3

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平成28年度以降入学者 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3
教員名 望月正哉
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 対面型(7回),オンライン型(7回),課題研究(1回)の形態を組み合わせて進める。オンライン型の研究はSlackとZoomを併用する。対面型が設定されている回は,感染状況等によりオンライン型に変更される可能性がある。

Blackboard コースID: 20212564
授業概要 言語・コミュニケーションの心理学研究を実践する
授業のねらい・到達目標 心理学ゼミ1から4を通じ,人の言語・コミュニケーションを心理学の視点から研究を実施する。研究の実施には,背景の理解,研究計画,実験調査の準備,実施,分析,報告という一連の作業が必要となる。心理学ゼミ1では特に文献研究を行い,研究背景の理解を中心に,そこで用いられている研究手法を知ることや,報告の形式についても理解し,議論できることを目標とする(A-6-1, A-6-3)。心理学ゼミ3では,文献研究を行うとともに,研究計画の立案に対し指導的役割を担えることを目標とする(A-8-1, A-8-3)。また,心理学ゼミ1,心理学ゼミ3の両方においてグループでの研究を行い,データの取得を行うなかで,他者との連携や支援を学ぶ(A-7-1, A-7-3)。
この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの6,7,8に対応している。
授業の方法 授業の形式:【演習】
対面とオンラインツールを組み合わせ,演習・実習形式で行うこととする。心理学ゼミ1受講者は各自が自身で設定したテーマに沿って文献研究を行い,途中経過を含め,報告し,受講者全員で討議する。心理学ゼミ3受講者は,自身の研究の進捗報告に加え,テーマに沿った実験・調査を実施する。また,上級生は下級生に対し,文献の選択や報告の方法について助言を与えるとともに,議論に積極的に参加し,研究の精度を上げる援助をする。報告を担当する際には報告前に資料を完成させ,事前に共有すること。自身が担当した報告に対しては討議の内容を事後にまとめること。本授業に関わる作業は主に授業外となり,授業では報告・討議が中心になることに留意する。なお,本授業の事前・事後学習は,それぞれ1−3時間を目安とするが,テーマや授業中の作業により,それよりも多い時間が必要となることがある。
オンライン型の授業ではZoom, Slackを使用し議論を進める。授業は週1回のペースで進めるが,随時相談を行うことも可能である。なお,課題の提出,フィードバックはSlackを利用して行う。対面授業回に出席ができない場合には,Zoomを利用してオンラインでの参加が可能である。
授業計画
1 授業のテーマや到達目標,授業方法の説明(A-6-1,A-6-3)(対面型)
【事前学習】本シラバスを十分に読み,今期に取り組む内容について理解する (1時間)
【事後学習】ガイダンスの内容を踏まえ,学習計画を立てる (3時間)
2 ゼミにおける研究テーマの紹介(A-6-1,A-6-3)(対面型)
【事前学習】初回で配布するレジュメの内容を踏まえ,文献や論文の探し方を確認する (2時間)
【事後学習】本ゼミで扱うテーマの中から,自身が興味をもつテーマを選ぶ (2時間)
3 研究テーマに関する発表(A-6-1,A-6-3)(オンライン型)
【事前学習】前週の発表を踏まえ,自身の興味をまとめてくる (2時間)
【事後学習】選択した研究テーマに関する文献の探し方を確認する (2時間)
4 グループ研究の準備と報告文献の収集(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)(対面型)
【事前学習】事前に配布した資料を読んだうえで,自身のテーマに関連する文献を収集する (2時間)
【事後学習】選択した文献の位置づけを踏まえ,各文献を読み進め,その内容をまとめる (2時間)
5 論文の報告と討議(言語心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン型)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間)
6 論文の報告と討議(社会言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン型)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間)
7 グループ研究の進捗報告(目的や方法の明確化)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(対面型)
【事前学習】各自で決めた作業を実施し,議論すべきポイントを共有しておく (2時間)
【事後学習】議論した内容を踏まえ,実施に向けて実験プログラム等を作成する (2時間)
8 論文の報告と討議(コミュニケーション心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン型)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間)
9 文献の報告と討議(言語心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン型)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間)
10 グループ研究の進捗報告(実施状況の報告)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(対面型)
【事前学習】各自で決めた作業を実施し,議論すべきポイントを共有しておく (2時間)
【事後学習】議論した内容を踏まえ,必要なデータを収集する (2時間)
11 文献の報告と討議(社会言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン型)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間)
12 文献の報告と討議(コミュニケーション心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン型)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間)
13 グループ研究の進捗報告(結果・考察)(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)(対面型)
【事前学習】実施した研究のまとめを進め,課題となる点を明らかにする (2時間)
【事後学習】指摘された内容を踏まえ,報告書を作成する (2時間)
14 グループ研究のまとめと後期実施内容の議論(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)(対面型)
【事前学習】実施した研究のまとめを進め,課題となる点を明らかにする (2時間)
【事後学習】後期に実施する内容のアイデアを共有する (2時間)
15 研究計画の作成(A-8-1,A-8-3)(課題研究)
【事前学習】グループでの議論を踏まえ,3年生を中心にアイデアを集める (2時間)
【事後学習】研究計画について文章にまとめ提出する (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(70%)
レポートは,授業内で発表等に必要な資料(2種類)と研究計画を評価する。授業参画度は,授業における発表および議論への参画度を評価する。対面授業において対面参加できない場合,オンライン参加を求めるが評価方法に相違な点はない。
オフィスアワー Slackで随時受け付ける。

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