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心理学ゼミ１・心理学ゼミ３

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平成２８年度以降入学者 心理学ゼミ１・心理学ゼミ３
教員名 松浦隆信
単位数    2 学年 3･4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業を基本として、対面参加が難しい場合には同時双方向（Zoom）を組み合わせて実施する。

Blackboard ID : 20212563
授業概要 心理学の研究論文を読み込み、その内容を深く理解し分かりやすくプレゼンテーションを行う。また、プレゼンテーションされた内容を吟味し、疑問点を出し合い、新たな研究課題を見出す。
臨床心理学に関して他の講義では取り上げられない内容の話題提供を行い、心理学理論と臨床実践の繋がりを理解する。
講師の臨床心理士および公認心理師としての実務経験を踏まえてカウンセリングを体験学習し、その効果や限界を考察する。
授業のねらい・到達目標 心理学が対象とする様々な研究・実践内容とその知見を知識レベルで習得できる。批判的な視点を養い、自らが取り組むべき課題を他者との意見交換を通じて創出できる。心理学の理論と臨床実践との繋がりを理解できる。

他者の意見を聴き取ることができる。(A-6-1)
集団の中で，他者と連携できる。(A-7-1)
自己を振り返ることができる。(A-8-1)
他者の意見を聴き取って，自分と異なる価値観を理解・尊重した上で，自分の考えを伝えることができる。(A-6-3)
集団の中で，他者と連携しながら，リーダーシップを発揮して，協働者の力を引き出すことができる。(A-7-3)
自己を振り返り，自らの資質について，心理学を活かしながら理解することができる。(A-8-3)

この科目は文理学部（学士（心理学））のDP及びCPの6,7,8に対応しています。
授業の方法 【ゼミ】研究論文（今年度は下記シラバスで示した臨床心理学領域の論文を中心に取り上げる）の講読およびプレゼンテーション、ディスカッションを行う。後半の授業回では基礎心理学の知識が臨床実践にどのように用いられているかを示す資料を配布し、読解後の感想コメントを求める。プレゼンテーションでは、関心のあるテーマに関して論文を検索・入手し、割り当てられた担当回に分かりやすくプレゼンできるように講読した内容をスライド資料、あるいはレジュメにまとめてくる。
授業計画に記載したテーマに関わらず、基本的には受講者の興味関心に即して授業を進める予定なので、第1回目のオリエンテーションの際に自由に希望を述べてほしい。
なお、対面授業に参加できない場合は、Zoomによる遠隔媒体を併用して対面参加している学生とのコミュニケーションが図れるように配慮し、対面授業同等の授業内容を担保する。また、その際の授業資料についてはBlackboard経由で手元に届くよう配慮する。
本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安としますが、発表担当回に向けた資料作成にはさらに時間をかけて取り組んでください。
課題の提出方法，フィードバック方法等については，授業開始時に提示する。
授業計画
1 授業の進め方に関するオリエンテーションを行う。特に、3回目以降の論文発表の担当割り振り、取り上げるテーマを決定する。(A-6-1)(A-6-3)（対面授業）
【事前学習】本授業でプレゼンを行いたい心理学に関するテーマを事前に考えてくる。 （2時間）
【事後学習】パワーポイントの使い方を復習（予習）しておき、実際に触っておく。 （2時間）
2 ゼミ生間の交流を図る目的で、自己紹介に関するグループワークを行う。(A-8-1)(A-8-3)
（対面授業）
【事前学習】自己紹介の内容を予め考えておき、必要であればメモにまとめておく。通信環境を整えておく。 （2時間）
【事後学習】授業での体験をレポートしてまとめておく。 （2時間）
3 発表1回目：臨床心理学領域（不安症）の研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
4 発表2回目：臨床心理学領域（うつ病）に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
5 発表3回目：臨床心理学領域（パーソナリティ障害）に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
6 発表4回目：臨床心理学領域（統合失調症）に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
7 発表5回目：臨床心理学領域（摂食障害）に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
8 発表6回目：臨床心理学領域（発達障害）に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
9 発表7回目：臨床心理学領域（不登校・ひきこもり）に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
10 発表8回目：臨床心理学領域（依存症）に関する研究論文を発表する。(A-6-1)(A-6-3)
（対面授業）
【事前学習】当該テーマに関する論文を購読し、パワーポイントにまとめてくる。 （2時間）
【事後学習】当該テーマの論文をもう1本読み込み、論文の形式と関心テーマについて論考を深める。 （2時間）
11 学習心理学と臨床心理学の接点：学習心理学の理論がどのように心理面接に活かされているかを解説する(A-8-3)（対面授業）
【事前学習】事前に配布する森田療法に関する資料を読み、森田療法の概略を予習する。 （2時間）
【事後学習】授業内で話した内容を生活の中で実践してみて、その感想を文章にまとめる。 （2時間）
12 社会心理学と臨床心理学の接点：社会心理学の理論がどのように心理面接に活かされているかを解説する(A-8-3)（対面授業）
【事前学習】事前に指定する傾聴に関する資料を一読してくる。 （2時間）
【事後学習】人の話を聞く上で備えるべき心構えを各自考えてくる。 （2時間）
13 発達心理学と臨床心理学の接点：発達心理学の理論がどのように心理面接に活かされているかを解説する(A-8-3)（対面授業）
【事前学習】ロールプレイ時の役割設定を考えてくる。 （2時間）
【事後学習】言葉の使い方など、授業で学んだ傾聴の態度をゼミ生間で復習する。 （2時間）
14 カウンセリング演習（１）：カウンセリングの有効性や限界を、観察学習を通じて学ぶ。特に、今回は通常のカウンセリングでも重要となる受容、共感、傾聴の役割について理解を深める。(A-7-1)(A-7-3)（対面授業）
【事前学習】オンラインカウンセリングの概要について調べてくる。 （2時間）
【事後学習】授業の感想を文章にまとめて提出する。 （2時間）
15 カウンセリング演習（２）：カウンセラー役とクライエント役を決めて、一定の話題に沿ってカウンセリングを行ってみる。その感想について意見交換し合う。(A-7-1)(A-7-3)（対面授業）
【事前学習】ロールプレイ時の役割設定を考えてくる。 （2時間）
【事後学習】授業の感想を文章にまとめて提出する。 （2時間）
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:パワーポイントによる発表資料(50%)、授業参画度(50%)
3年生は発表担当回での発表資料の提出が単位取得に必須である。授業参画度は各回発表内容に対するコメントの内容、授業の感想などで評価する（A-6,A-7）。レポートについては各自に総評をフィードバックする（A-8）。
対面授業に参加できない場合の成績評価は、遠隔媒体の併用により対面授業と同等の質を担保するため、上記基準と同様に評価する。
オフィスアワー 授業終了時

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