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令和元年度以前入学者 | スポーツ実習1(バドミントン) | ||||
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教員名 | 渡辺 英次 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | ZOOMを使用した同時双方向型授業及び課題研究・オンデマンド授業(Blackboadを通じた学習資料配信)を予定. ※ネット環境確認後,場合によって変更の可能性あり. Blackboard コースID: 20212369 |
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授業概要 | 日本には、バドミントンによく似た遊びに「羽根つき」がある。手や足を使って、あるいは、棒や板を使って、台に羽根を植え込んだものを打ち合う遊戯は世界各地で見られる。バドミントンは、こうした遊びが競技化されたもので、名称はイギリスのグロスターシャ州にあるバドミントンハウスに由来している。 打ち出されたシャトルの動きは、スピーディで変化に富み、一流選手のスマッシュでは初速400kmを超える。その一方で、スカートをはいたシャトルの形状から独特の飛行曲線を描きながら急減速するためラリーを続けることがとても容易であり、老若男女、誰でもが簡単にプレーを楽しむことが出来る特徴を有している。 本授業では、学校・企業・生涯スポーツの指導現場等で羽根つき遊びからバドミントン競技に至るまでの技術習得の流れを確認し、技術向上を目指すとともに,対象に応じた指導方法について学ぶ。生涯スポーツとして行う上で知っておくべき日常身体活動量や生体負担度、競技力向上に付随するトレーニングについて競技を通じて学んでいく。さらに、専門的知識及び実技能力以外にその領域特性を踏まえた体つくり運動を考え、「体育指導者としての理論と実践」について学び、実践する。 |
授業のねらい・到達目標 | 1.ルール,マナーを正しく理解し,実践できる. 2.競技特性を理解する. 3.レベルにあわせた指導ができる. ・経験や学習から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる.(A-1-3) ・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる.(A-4-3) ・責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる.(A-5-3) ・学習状況を自己分析し.その成果を評価することができる.(A-8-3) この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP4,DP5,DP8及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP5,CP8に対応しています. |
授業の方法 | 授業形式:【実技・講義】 ZOOMを使用した同時双方向の授業では,動画や資料を見ながら解説を行い,グループディスカッションなどを行いながら課題を作成・提出する. 課題研究・オンデマンド型の授業では,Blackboardに掲載された資料と課題を元にレポートを作成し,提出する. 課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に掲示する. |
履修条件 | 後期『スポーツ実習2(バドミントン)』を引き続き履修すること. |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(各種目特性を理解し,用品,教材,心構え,安全管理,評価等についての説明を行う)
【事前学習】バドミントン競技について広く情報収集すること. (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,各自使用する用具,環境を確認すること. (0.5時間) |
2 |
導入1[競技の紹介,歴史,用具の変遷,コートについての説明を行う]
【事前学習】シャトル,ラケット当用具の特性について調べること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,競技動画を視聴すること (0.5時間) |
3 |
導入2[環境の確認.シャトル,ラケットに慣れる.競技特性を理解し,自分の体を評価する]
【事前学習】自身の体、受講生のコンディションを客観的に把握するための方法について考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,教材や動画を見て動きを確認すること. (0.5時間) |
4 |
技能実習1[グリップ・ラケットワーク・フットワークの理解]
【事前学習】フットワークについて,動画等教材を確認し、指導する立場になって考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,安全な動きについて理解すること. (0.5時間) |
5 |
技能実習2[基本ストローク オーバーヘッドストローク,アンダーハンドストローク]
【事前学習】各ショットのフライトを確認し、指導する立場になって考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,サーブ周りのルールを確認すること. (0.5時間) |
6 |
技能実習3[基本ストローク サイドアームストローク]
【事前学習】各ショットのフライトを確認し、指導する立場になって考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,正しいフォームについて確認すること. (0.5時間) |
7 |
ケガ・安全管理[バドミントンに多いケガ,体育館での振る舞い,リスクについて確認する]
【事前学習】競技の動きを確認し,スポーツに多いケガを確認すること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,正しい動きとケガの予防について確認すること (0.5時間) |
8 |
ルールを知る[競技規則を見て,ルールを正しく理解する]
【事前学習】基本的なルールについて調べ、指導方法を考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,ルールの疑問点について調べること. (0.5時間) |
9 |
マナー,大会運営を知る[マナー,エチケット,スポーツマンシップとフェアプレーを理解する.大会運営について学ぶ]
【事前学習】自分が行っているスポーツのマナー,エチケットを確認し、指導方法を考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,教材や動画を見てスポーツマンシップをフェアプレーについて考えること (0.5時間) |
10 |
バドミントン選手の運動能力[競技に必要な運動能力について考える]
【事前学習】競技特性から,必要な運動能力について調べること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,競技の動きを確認すること (0.5時間) |
11 |
体育施設の状況を知る[スポーツを継続するために各施設のガイドラインを知る]
【事前学習】近隣の体育施設の状況を確認し、安全対策について考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,各施設の状況について調べること (0.5時間) |
12 |
ルールについて考える[アダプテッドスポーツについて考える]
【事前学習】オリンピック,パラリンピックのルールについて調べること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,国内,国際大会の状況について調べること (0.5時間) |
13 |
バドミントン競技の情報1[国内大会,国際大会の状況について理解を深める]
【事前学習】バドミントン競技の大会情報の収集を行い、運営する立場になって考えること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,各種大会について調べること (0.5時間) |
14 |
バドミントン競技の情報2[大学バドミントン界の情報,日本大学バドミントン部について知る]
【事前学習】日本大学バドミントン部の戦績について調べること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,スポーツへの関わり方について省察すること. (0.5時間) |
15 |
理解度チェック(blackboard上)を実施し,本授業のまとめと解説を行う.[競技に関する理解度の確認および質問,解説](A-1-1)
【事前学習】これまで学んだバドミントンに関する知識,ルール,マナー,情報について確認すること (0.5時間) 【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,疑問点,間違えた点について確認すること. (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 必要に応じて資料を配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:理解度チェック(30%)、授業参画度:授業への積極的な取り組み,小テストや課題の提出,内容の評価(70%) ルール・マナーの遵守,課題や毎回のリアクションペーパー,小テストへの取り組み,学期末に行う理解度チェックで評価する. |
オフィスアワー | 連絡等においてブラックボードを使用する. 適宜時間を設けて(基本的には授業時間内にてリアルタイムで)質問を受け付ける. |
備考 | 運動に適した服装(運動服)を準備すること. 課題の中に,動画の撮影(フォームチェックなど)などがありますので,準備すること. 受講人数は40名程度を想定しております. 自身の競技力向上とともに、指導者の視座から授業を受講してください。 |