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令和2年度以降入学者 | スポーツプロモーション論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | スポーツ社会学2 | ||||
教員名 | 水上 博司 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(録画授業配信、スライド資料配信) blackboard ID:20212295 classroomを利用.(IDはガイダンス時に伝えます) |
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授業概要 | スポーツプロモーションという見方と考え方がなぜ必要になったのか,これまでのスポーツ振興という見方と考え方とは異なることを理解する.その上で,スポーツプロモーションの基礎的理論をスポーツ史やスポーツ社会学,スポーツ組織論やスポーツ政策論の知見から確認し,日本におけるスポーツプロモーション課題と克服策について解説する.なおオンデマンド型授業(る録画授業配信、スライド資料配信)方式による遠隔授業を通して本授業のねらい・到達目標となる課題の習得に必要な知識の獲得を目指す。授業計画の各回の習得課題を的確にリアクションコメントを提出する。 |
授業のねらい・到達目標 | 「日本スポーツにおけるスポーツプロモーションの行方」をテーマに,2020東京の開催準備および延期をめぐる今日的なスポーツの危機を各種メディアの情報やアカデミズムからの素材を活用しつつ日本スポーツの量的・質的現況をまずは理解する.その上で,グローバルな視点から五輪というナショナルイベントによって変容する現代スポーツをレガシー・メディア・学校・国際貢献・地域・ボランティア・障がい者・女性といったフレームから理解する.最終的には、講義を通して受講者自身が「日本におけるスポーツプロモーションの見方と考え方」について,多角的な視点をもつことでスポーツを社会学的に考えることの愉しさを獲得する。またスポーツは生涯学習型社会の実現において重要な文化資源であるため,本授業では、生涯学習や社会教育としてのスポーツを、どのような考え方と計画に基づいて実践するのか、その基本知識を習得し、実践事例からその社会教育的意義を理解する。 この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP2,CP3,CP4に対応しています。これらディプロマポリシーとカリキュラムポリシーは,新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)と旧カリキュラムの「スポーツ社会学2」において同様で変更はありません. ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる(A-2-2)。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A-3-2)。 ・問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる(A-4-2)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ・授業はオンデマンド型授業で行います.毎週指定した曜日・時間に講義動画,映像資料,補足資料をclassroomへアップしますので,学生は自分のライフスタイルに合わせてオンデマンド動画を受講します. ・担当講師の編著書「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する(創文企画)」を本講の教科書として出講するので、必携すること。各回の授業では,教科書が12章ありますから1章ずつの分量で進めていきますから,オンデマンド動画を視聴する前には,予習のつもりで教科書の指定された章を熟読するようにします. ・講義動画は,教科書と補足資料(パワーポイントでのスライド資料)を用いますが,補足資料には教科書以外から関連する論稿や論文,新聞記事等を活用しますので,それらもclassroomから事前にダウンロードし,講義動画を視聴する前に読んでいくようにします. ・出欠確認及び毎回の授業に対する評価は、リアクションペーパー(ミニレポート)の提出に代えて毎回の授業で行う。授業終了後,2日から3日後に提出締切日を設定します.締切後の提出は評価対象になりません.なおリアクションペーパーについては,classroomからフィードバックをおこなうが,受講生には各回の授業の最初に前回授業のリアクションコメントに対するフィードバックを全受講生向けにおこなう. ・授業形態,授業概要,授業のねらい・到達目標,授業方法,成績評価については、第1回目のガイダンス授業時に詳細を説明するとともに,Googleフォームへの受講登録と合わせて,不明な点はGoogleフォームから質問できるような時間を設定して受講生との質疑に答えられるようにします. ・最終レポートはclassroomから提出します。 ・本授業の事前・事後学習は,各1時間(合計2時間)の学習を目安とします。 |
履修条件 | ・「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する(創文企画)」を必ず入手し、事前学習(予習)・事後学習(復習)に務めること。 |
授業計画 | |
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1 |
本講義のねらいを確認する.その上で,授業の開講形態,授業概要,ねらいと到達目標,授業の方法,シラバス の内容,成績評価,教科書の入手方法についてガイダンスをおこなう.受講生はGoogleフォームの受講登録と必要事項の入力・送信をする.その際,授業の進め方について質問がある場合には,Googleフォームより入力・送信する.またclassroomへの登録をする.
【事前学習】シラバスの内容と授業全体の流れを事前に確認すること(A-2) (1時間) 【事後学習】 教科書と第2回の配付資料をもとに復習し、次回に備え教科書の序章「オリンピック・パラリンピック概論」を予習すること(A-2) (1時間) |
2 |
スポーツとは何か:暴力と文明化
【事前学習】第2回の授業に備え、指定教科書の序章「オリンピック・パラリンピック概論」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第2回の配付資料をもとに復習し、次回に備え教科書の第1章「オリンピック・レガシー研究の隘路と可能性」を予習しておくこと(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
3 |
近代スポーツの誕生とオリンピック・パラリンピック
【事前学習】第3回の授業に備え、教科書の第1章「オリンピック・レガシー研究の隘路と可能性」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第3回の配付資料をもとに復習し、次回に備え教科書の第2章「メディアイベントとしてのオリンピック・パラリンピックの歩みとこれから」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
4 |
権力装置としてのメディアと現代スポーツ
【事前学習】第4回の授業に備え、教科書の第2章「メディアイベントとしてのオリンピック・パラリンピックの歩みとこれから」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第4回の配付資料をもとに復習し、教科書の第3章「日本のユーススポーツ:これからの運動部活動をどう構想するか」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
5 |
日本人のスポーツ享受モデルと学校スポーツ
【事前学習】第5回の授業に備え、教科書の第3章「日本のユーススポーツ:これからの運動部活動をどう構想するか」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第5回の配付資料をもとに復習し、教科書の第4章「スポーツによる国際貢献への熱狂が造り出すもの」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
6 |
スポーツによる国際貢献の意義と役割
【事前学習】第6回の授業に備え、教科書の第4章「スポーツによる国際貢献への熱狂が造り出すもの」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第6回の配付資料をもとに復習し、教科書の第5章「日本におけるスポーツ参加の課題」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
7 |
日本の生涯スポーツ政策とスポーツ人口
【事前学習】第7回の授業に備え、教科書の第5章「日本におけるスポーツ参加の課題」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第7回の配付資料をもとに復習し、教科書の第6章「近年の女性スポーツ政策における女性アスリートの身体」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
8 |
「ダイバーシティとインクルージョン」言説から考えるスポーツの多様性(1)
【事前学習】第8回の授業に備え、教科書の第6章「近年の女性スポーツ政策における女性アスリートの身体」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第8回の配付資料をもとに復習し、教科書の第7章「障がい者スポーツ/もたらされる変化」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
9 |
「ダイバーシティとインクルージョン」言説から考えるスポーツの多様性(2)
【事前学習】第9回の授業に備え、教科書の第7章「障がい者スポーツ/もたらされる変化」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第9回の配付資料をもとに復習し、教科書の第8章「オリンピックとボランティア政策」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
10 |
市民社会論とスポーツボランティアの意義と方向性
【事前学習】第10回の授業に備え、教科書の第8章「オリンピックとボランティア政策」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第10回の配付資料をもとに復習し、教科書の第9章「地域スポーツの行方:地域のスポーツプロモーションはどのような人々が担うのか」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
11 |
地域スポーツの行方
【事前学習】第11回の授業に備え、教科書の第9章「地域スポーツの行方:地域のスポーツプロモーションはどのような人々が担うのか」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第11回の配付資料をもとに復習し、教科書の第10章「東京2020オリパラで東京はどう変わるのか」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
12 |
東京2020オリパラで東京はどう変わるのか
【事前学習】第12回の授業に備え、教科書の第10章「東京2020オリパラで東京はどう変わるのか」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第12回の配付資料をもとに復習し、教科書の第11章「学校体育のこれからと地域」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
13 |
学校体育のこれからと地域
【事前学習】第13回の授業に備え、教科書の第11章「学校体育のこれからと地域」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第13回の配付資料をもとに復習し、教科書の第12章「被災地からみた「復興五輪」」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
14 |
震災復興の中のスポーツ
【事前学習】第14回の授業に備え、教科書の第12章「被災地からみた「復興五輪」」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】第1回~第14回の内容を振り返り、学修した内容を整理しておくこと(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
15 |
本講義の振り返りと最終レポートのテーマを発表するのでレポート執筆に取り組む
【事前学習】第1回~第14回までの授業を振り返り、気になるトピックを3個以上、ノートにまとめておくこと(A-2) (1時間) 【事後学習】第1回~第14回の内容を振り返り、学修した内容を整理しておくこと(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 日本スポーツ社会学会編 『2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する:日本のスポーツ文化は変わるのか』 創文企画 2020年 第1版 1)本講のテキスト(必携)を必ず購入してください。 2)毎回の授業の事前学習(予習)、事後学習(復習)の教材となります。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(20%)、授業参画度:毎授業時に提出するリアクションコメント(80%) 本講義はオンデマンド型方式です。オンデマンド講義動画視聴後には,リアクションコメントをclassroomから提出してもらいます。 |
オフィスアワー | ガイダンス時に連絡先のメールアドレスを伝えますので、何か質問等があれば、メールしてください。 |