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令和2年度以降入学者 | 教育と社会変動 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育と社会変動 | ||||
教員名 | 広田照幸 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)及びオンデマンド型を組み合わせる |
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授業概要 | 戦後日本社会と教育の変化について講義する。この授業では、社会の大きな変化が教育のあり方にどのように影響を与えてきているのかに重点を置きながら、日本の戦後教育史を整理し直す。 |
授業のねらい・到達目標 | 現代の教育改革において焦点になっているさまざまな主題が、どういう歴史的背景や社会的文脈の中にあるのかを理解し、説明できるようになる(A-2-2)。政治の次元や経済の次元が教育政策に与えてきたインパクトや、政治や経済が青少年のあり方を変容させてきた点など、いくつかの側面を整理して、自分の教育学的思考の中で使っていくことができる(A-3-2,A-4-2)。 この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの2,3,4に対応しています。 |
授業の方法 | 【講義】参考資料や課題を詳細に盛り込んだシラバス詳細版を初回に配布するので、そこに書かれた指示に沿って、講義を受講する一方で、文献の講読と課題への取り組み作業を行い、成果物を提出する。教員からのコメントを受けて、それをもとに復習をする。 |
履修条件 | なし。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス ――授業の進め方と全体の流れを理解する Blackboardにあるシラバス詳細版に丹念に目を通して、この授業に取り組むための動機づけと準備を行う。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業のねらいについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、戦後70数年間の日本社会の変化についての大まかなイメージを形成する。 (2時間) |
2 |
戦後日本社会の変化を子ども問題の変化を通して概観する。 Blackboardにある論文を読んで、子ども問題の戦後史に関する2つの課題をやる。 【事前学習】高校で学んだ日本史の内容を復習する。日本史未履修者は、戦後史に関する概説書等に目を通して、大きな流れを理解しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、戦後の子ども問題の変容についての理解を深める (2時間) |
3 |
戦後日本社会の変化を教育政策をめぐる葛藤の変化を通して概観する。 Blackboardにある論文を読んで、教育政策をめぐる問題の戦後史に関する2つの課題をやる。 【事前学習】戦後日本の教育政策の歴史の主要なトピックについて、手近な資料で確認する。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、教育政策をめぐる変化のポイントについて、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
4 |
戦時中の教育について知識とイメージを得る。 テキスト第2章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】1931年~1945年の日本の歴史を整理しておく (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、戦時中の教育について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
5 |
終戦後間もない時期の教育改革について知る。 テキスト第3章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】敗戦直後の時期の日本社会について、情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、敗戦直後の時期の教育改革について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
6 |
戦後教育理念の形成について理解する。 テキスト第4章を読んで、シラバス詳細版にある2つの課題に取り組む。 【事前学習】日本国憲法と教育基本法(1947年法)について、確認しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、戦後間もない時期の教育法制の改革について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
7 |
敗戦後の学制改革と教育課程改革について理解する。 テキスト第5章を読んで、シラバス詳細版にある2つの課題に取り組む。 【事前学習】敗戦後の学制改革と教育課程改革について、手近な資料で確認しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、敗戦後の学制改革と教育課程改革について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
8 |
戦後教育改革の「転換」と「新教育」批判について理解する。 テキスト第7章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】1950年代の日本社会について、情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、1950年代の教育の変容について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
9 |
高度経済成長の中の学校・教師について理解する。 テキスト第8章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】高度経済成長の時期の日本社会について、情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、高度成長期の学校・教師について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
10 |
高度経済成長と教育内容をめぐる対立の進展を理解する。 テキスト第9章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】学習指導要領の改訂について、情報を集めて自分なりに理解しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、教育内容をめぐる社会的な対立について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
11 |
「教育荒廃」論と「ゆとり」路線の胎動について理解する。 テキスト第10章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】「教育荒廃」論について、情報を集めて自分なりに理解しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、「教育荒廃」論について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
12 |
臨時教育審議会と新たな教育改革構想の登場について理解する。 テキスト第12章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】臨時教育審議会について、情報を集めて自分なりに理解しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、臨時教育審議会について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
13 |
「生きる力」と教科書問題の展開について理解する。 テキスト第13章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】教科書問題の展開について、情報を集めて自分なりに整理してみる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、教科書問題について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
14 |
新しい学校像の登場と「学力低下」問題について理解する。 テキスト第14章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】新しい学校像の登場と「学力低下」問題について、情報を集めて整理してみる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直して、新しい学校像の登場と「学力低下」問題について、あらためて情報を集めながら自分なりに整理する。 (2時間) |
15 |
戦後教育の展開を振り返り、教育改革のゆくえについて考える。 テキスト第15章を読んで、シラバス詳細版にある3つの課題に取り組む。 【事前学習】ここまでの授業を振り返り、教員から指示されたポイントや自分で気になったポイントについて、発展的な学習を行う。 (2時間) 【事後学習】ここまでの授業で得た知識や考え方を今後の教育学の学修にどう活かしていくやり方があるのかを考える。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 貝塚茂樹 『戦後日本教育史 ( )』 放送大学教育振興会 2018年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内の提出物(最終的に作成して提出する年表を含む)(100%) |
オフィスアワー | メールでの個別相談を随時受け付ける。 |