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教育学基礎論1

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令和2年度以降入学者 教育学基礎論1
教員名 日暮トモ子
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 課題研究(Blackboardを通じた講義資料配信)+オンデマンド(PowerPointまたはPDF等による講義資料配信と録画または音声による授業配信)の組み合わせで実施します。
初回授業で行うネット環境等の学習環境アンケートを参考に、同時双方向型(Zoomを用いる)の実施(数回程度)の有無を検討します。
Blackboard ID:20212182
授業概要 「教育学」を体系的に学んでいくための基礎的な知識と技能を習得する。
幅広い分野・領域から構成される教育学の概要を理解し、その学習方法を身につけるために、授業への参加方法の習得をおこなう。具体的には、文献資料の探し方、読み方(批判的検討)、レポート作成などを行い、2年次以降の教育学を学ぶための基礎づくりを行う。
授業のねらい・到達目標 この授業では、初年次導入教育として、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざします。
次の項目について十分習得することが期待されます。
大学の授業と高校の授業の違い/大学生の生活と学業の関係/ノートの取り方/論述式の試験問題への答え方/レジュメの書き方(形式や工夫)/小論文・レポートの書き方/書評の方法/文献の引用ルールや註の付け方/剽窃や盗用の問題性/図書館の図書利用の仕方/図書館の図書の分類/図書館での端末利用の仕方/日大文理のOPACの利用法

本科目の到達目標は、以下のとおりです。
(1)大学で学んでいくための基本的な倫理観が身についている(A-1-1)
(2)伝えたいことを正確に伝えることができる(A-6-1)

この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの1, 6に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【講義】
・講義に加え、履修者による書く、読む、調べる、話し合う、まとめる、発表するといったさまざまな活動を通じて、大学で主体的に学ぶための基礎的な知識、技術を身につける。
・Blackboard上に授業資料を配信するので、受講生はそれを視聴又は閲覧して学修する。(オンデマンド型)
・配付資料は各自ファイリング等して整理しておくこと。
・適宜、ディスカッションやグループワークの機会を設ける。
履修条件 指定された同一教員の「教育学基礎論1」(前期)、「教育学基礎論2」(後期)を合わせて履修すること。
授業計画
1 Blackboardの使い方、自己紹介、本科目の学び方【オンデマンド型+同時双方向型】
学習環境に係るアンケートの実施
【事前学習】シラバスを確認し、授業の概要、ねらい等を把握する。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、大学での学びの目標をたててみる。 (2時間)
2 高校までの学びと大学での学び(1)【オンデマンド型+課題研究】(A-1-1)
学びとは何かについて考える
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、学びとは何か、大学での学びについて考えたことをまとめる。 (2時間)
3 高校までの学びと大学での学び(2)【オンデマンド型+課題研究】
何を学ぶか、どのように学ぶか
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、学力、コンピテンシーなど鍵となる概念の整理を行う。 (2時間)
4 学ぶことの意味(1)【オンデマンド型】
「まねる」ことと「学ぶ」こと
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、「まねる」ことと「学ぶ」ことについて考えたことをまとめる。 (2時間)
5 学ぶことの意味(2)【オンデマンド型+課題研究】
「学ぶ」という行為の意味、参加としての学び、対話による学び
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、人間の学ぶという行為の意味について、考えたことを整理する。 (2時間)
6 学びの場・学び方(1)【オンデマンド型+課題研究】
学校の役割、機能
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、学校の役割・機能について考えたことを整理する。 (2時間)
7 学びの場・学び方(2)【オンデマンド型+課題研究】
家庭や地域の教育機能
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、家庭や地域の教育機能について考えたことを整理する。 (2時間)
8 学びの場・学び方(3)【オンデマンド型+課題研究】
ノンフォーマルな場での学び、体験的な学び
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、ノンフォーマルな場での学びの意味について考えたことを整理する。 (2時間)
9 学びの場・学び方(4)【オンデマンド型+課題研究】
国外での学び(異文化体験)、オンライン上での学び
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、ノンフォーマルな場での学びの意味について考えたことを整理する。 (2時間)
10 レポート作成の準備(1)【課題研究】(A-1-1)
学術論文の読み方、エッセイとの違い
【事前学習】教育学分野の興味・関心のあるテーマをいくつか挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読み直し、レポートのテーマを考えておく。 (2時間)
11 レポート作成の準備(2)【課題研究】(A-1-1)
文献検索、図書館の活用
【事前学習】大学の図書館のHPを確認するとともに、どのような論文検索サイトがあるのかも (2時間)
【事後学習】テーマに基づき検索した論文について、その概要をまとめる。 (2時間)
12 レポートの作成(1)【課題研究】
テーマの検討を行う。
【事前学習】レポートテーマについて、検索した論文等を参照しながらテーマの再検討を行い、問いや仮説を考えておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読み直し、レポートテーマの再検討や絞り込みを行う。 (2時間)
13 レポートの作成(2)【課題研究】(A-1-1)
レポートの書き方の注意点等を確認する。
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読み直し、レポートの書き方の注意点を踏まえ、レポートを作成する。 (2時間)
14 レポートの作成(3)【課題研究】(A-6-1)
レポートの相互検討
【事前学習】自ら設定したレポートのテーマに基づき関連する論文・資料を集め、作成する。 (2時間)
【事後学習】他者の意見を踏まえ、レポートの修正を行い、提出する。 (2時間)
15 レポートの作法(4)【課題研究+同時双方向型】(A-6-1)
作成したレポートの振り返りを行う。
【事前学習】これまでの授業で扱った内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】作成したレポートを振り返り、改善点をまとめておく。 (2時間)
その他
教科書 特に指定しません。Blackboard上に講義資料及び課題資料を配信します。
参考書 専修大学出版企画委員会 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年
慶應義塾大学教養研究センター監修 『学生による学生のためのダメレポート脱出法』 慶應義塾大学出版会 2014年
木村元 『学校の戦後史(岩波新書)』 岩波書店 2015年
小山静子 『子どもたちの近代』 吉川弘文館 2002年
吉見俊哉 『大学とは何か(岩波新書) 』 岩波書店 2011年
ピーター M センゲほか 『学習する学校―子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する』 英治出版 2014年
上記のほか、適宜授業内で紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:期末レポート(50%)、授業参画度:各回で課された課題の提出状況及びその内容(50%)
オフィスアワー メールやBlackboardで適宜対応します。授業内でE-mailアドレスを伝えるので確認してください。

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