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国際社会福祉

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令和元年度以前入学者 国際社会福祉
教員名 鴨澤小織
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型授業(12回)課題研究(3回)を組み合わせる。同時双方向型授業(ズーム)も使用する予定です。ゲストスピーカーの講義も予定しています。日程は授業開始時に提示します。フォトボイス発表は対面で行うことを考えています。参加できない場合はズームでの参加もできます。
Blackboard コースID: 月曜日4限⇒20212153
授業概要 人間のwell-beingについて国際的な視野から思考し、地球村の世界市民として福祉を読み解く。非営利組織、NGOの活動と世界の動きや今日的な国際的な社会課題を国連持続可能な開発目標(SDGs)を通して理解を深める。国際会議の様子や海外の若い社会活動家の人たちの動向にも興味を持ってもらえるように随時紹介していく。
授業のねらい・到達目標 【ねらい】
グローバリゼーションの進展によって、私たちの生活に何が起こっているのかを具体的に説明できる。
国民の福祉向上をめざす「福祉」から、人間の 「well-being」 実現について、学生が自ら国際的な視野からとらえることが出来る。
国際社会の課題について、自分の考えをまとめて人に伝えることができる。
【到達目標】
国際社会の抱える課題、その背景や現状について、社会福祉の視点から説明できる。社会課題について自分の目と心を使って、
写真とキャプションという手段で人々に語り掛ける「フォトボイス」をトレーニングして、社会の問題に対する自分なりのまなざしを表現できる。
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。

新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2、5、6及びカリキュラムポリシーCP2、5、6に対応しています。
・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる(A-2-2)
・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2)
・周りと人々とのコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる(A-6-2)
授業の方法 授業の形式【講義】
(1)パワーポイント、資料、視聴覚メディア、ゲストスピーカーの講義
(2)授業形態は、講義と演習形式の両方を行う。
   グループワーク、パワーポイントを使ったグループ発表、写真とキャプションで表現する
   調査手法「フォトボイス」も取り入れる。
(3)海外の社会福祉を学ぶ大学生とのアプリを使った形の学びの交流も検討している。

本授業の事前、事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示する
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)(同時双方向型授業ズームを使用)(A-5-2)
【事前学習】シラバスを読んで授業の全体を理解すること。 (2時間)
【事後学習】一回目の授業で配布される計画表を確認し、資料を読んでおくこと。 (2時間)
2 Welfare そして Well-beingへ:よりよく生きることを地球規模で考える。(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-2-2)
【事前学習】前回配布された資料を読んでノートに整理してくること。 (2時間)
【事後学習】リーディング資料を読んで授業の整理をして理解を深める (2時間)
3 国際社会福祉の視点から(1)貧困の発生とグローバリゼーション(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-2-2)
【事前学習】世界の貧困の状況について配布された資料を読んで整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題シート(貧困についての学びについて)を使って授業を整理し理解を深める。 (2時間)
4 国際社会福祉の視点から(2)こどもの貧困を国際社会の視点から考える(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-2-2)
【事前学習】課題シートに自分の考え等を記入し授業でのディスカッションのために準備をする。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読んで、授業を整理し理解を深める。 (2時間)
5 国際社会福祉の視点から(3)女性の貧困と国際社会(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-2-2)
【事前学習】配布プリントを読んで、質問を用意する。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを読んで、授業を整理し理解を深める。 (2時間)
6 国際社会福祉の視点から貧困について考える。(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-2-2)
【事前学習】ディスカッション課題シートに自分の考え等を記入し「貧困」のディスカッションのために準備をする。 (2時間)
【事後学習】貧困まとめレポートの準備をする。 (2時間)
7 国際社会福祉の課題(1)社会的弱者~難民と国際課題について考える。(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-6-2)
【事前学習】配布プリントを読んで、質問を用意する。 (2時間)
【事後学習】授業での配布プリントを読んで、授業を整理し理解を深める。 (2時間)
8 国際社会福祉の課題(2)社会的弱者~少数民族について考える。(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-6-2)
【事前学習】配布プリントを読んで、写真を用意する。 (2時間)
【事後学習】授業での配布プリントを読んで、授業を整理しフォトボイスを完成させる (2時間)
9 国際社会福祉の課題(3)人身売買について考える。(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-6-2)
【事前学習】フォトボイスを発表する準備をする。 (2時間)
【事後学習】授業での配布プリントを読んで、授業を整理し理解を深める。 (2時間)
10 持続可能な開発目標(SDGs)と国際社会の課題(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-5-2)
【事前学習】SDGsについての資料を読んで整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題シートを読んで、SDGsについて理解する。 (2時間)
11 国際社会の課題:国際的非営利組織(NGO)の視点から(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-5-2)
【事前学習】SDGsの資料を読み、全体像を理解すること。 (2時間)
【事後学習】写真を撮って、SDGsに関連したフォトボイスを準備する。 (2時間)
12 国際社会福祉の課題:国際会議から読み解く(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-6-2)
【事前学習】写真とキャプションを用意する。 (2時間)
【事後学習】課題シートに記入する。写真を撮って、SDGsに関連したキャプションを準備する。 (2時間)
13 国際社会福祉における日本の役割(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-6-2)
【事前学習】フォトボイスの発表を準備する。 (2時間)
【事後学習】授業でディスカッションしたことを踏まえて、写真とキャプションを仕上げる。 (2時間)
14 SDGsを通して、国際社会の課題を整理する。 SDGs写真コンテストとして、それぞれの作品を発表する。(同時双方向型授業ズーム使用)(A-6-2)
【事前学習】コンテスト用の写真とキャプションを用意する。 (2時間)
【事後学習】クラスの皆からのコメントを整理してまとめておく。 (2時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(同時双方向型授業ズームとオンデマンド型授業ブラックボードを組み合わせて使用)(A-6-2)
【事前学習】課題シート、写真コンテストのコメントなどを整理し、国際福祉論の全体の復習をすること。 (2時間)
【事後学習】まとめた課題シートを基に、国際福祉の視点を整理すること。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:課題研究レポートを評価します。(50%)、授業参画度:フォトボイス発表、グループワーク、オンデマンド授業の視聴状況を評価します。(50%)
レポート提出は2回あります。与えられた問題に対して必要な情報を収集できるか(A-5-2)の達成度も評価します。
授業参画度は、ディスカッション、フォトボイス発表を評価します。専門的な知識を正しく説明できるかを評価します(A-6-2)。
オフィスアワー メール、授業後のズームで質問を受けます。

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