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令和元年度以前入学者 | 権利擁護と虐待対応ソーシャルワークモデル | ||||
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教員名 | 山田祐子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 講義形式で進めるが、演習も行います。 2021年度は、マルチ・ラーニング・システムで実施します。 原則として、同時双方向型オンライン授業(Zoom)で行い(8回予定)とオンデマンド視聴(4回予定)、講義の一部や事前・事後の課題をオンデマンド視聴の組み合わせで行うとともに(授業の際、適宜指示します)、課題研究(3回予定)を行います。学生の状況、ネットワーク環境により、授業形態の変更もあり得ます。その際は、ブラックボード等で連絡するので、注意してください。 BlackboardID 20212143 水2限 |
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授業概要 | 権利擁護と虐待防止における具体的支援と方法論を理解する科目である。 本講義では、権利擁護の基本的理解、科学的に把握、分析した上でその具体的実践を学ぶ。虐待課題と虐待対応ソーシャルワークを深く学び、市町村・都道府県・地域包括支援センターおよび関係機関における社会福祉士の専門的実践の方法論を理解し獲得する。本講義では、社会福祉士が初めて必置となり、活動が非常に期待される地域包括支援センターにおける権利擁護実践と高齢者虐待対応を中心に、自らが研究開発にかかわった認定社会福祉士(標準研修)、認定上級社会福祉士(日本社会福祉士会)や地方公共団体、職能団体等の様々な研修プログラムや視覚教材の中から、効果的と思われるプロフェッショナルプログラムをとおして、研究開発者として伝えたい、それぞれのプログラムの意図等を解説しながら、専門性、実践性の高い方法論を習得する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・権利擁護の基本的理解、科学的に把握、分析した上で、ソーシャルワーク実践ができる。 ・関連法規を理解し、活用した上で、ソーシャルワーク実践ができる。 ・虐待課題と虐待対応ソーシャルワークを深く学び、ソーシャルワーク実践ができる。 ・市町村・都道府県・地域包括支援センターおよび関係機関における社会福祉士の専門的実践の方法論を理解し獲得し、実施できる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の方法 | (1)授業は講義形式で進めるが、より実践的な理解を深めるため演習を行う場合がある。 (2)授業は、板書(Zoom)、パワーポイント、配布資料、視聴覚メディア等を使用する。 *本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とするが、到達目標に達するために必要十分な時間をかけ取り組んでください。 2021年度は、同時双方向型オンライン授業(Zoom)とオンデマンド視聴の組み合わせと、課題研究を行いますが、学生の状況、ネットワーク環境により、授業形態の変更もあり得ます。その際は、ブラックボード等で連絡するので、注意してください。 提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示します。 |
履修条件 | ・社会福祉士および公務員等を目指す学生の履修を推奨します。 ・「権利擁護と成年後見制度」の履修を推奨します。もしくは、同等の学習をしておくと理解が促進されます。 |
授業計画 | |
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1 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)1 オリエンテーション(本講義のテーマや到達目標および授業の方法について説明します) 2 ふりかえりー権利擁護(アドボカシー)とは何か 【事前学習】シラバスを事前に確認しておき、質問をまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学生自身の学習課題の明確化と授業で指示された受講の準備をしてください。 (2時間) |
2 |
(オンデマンド)1 プロフェッショナルプログラムとは何か 2 高齢者虐待とは何か 3 高齢者虐待防止法の理解 【事前学習】高齢者虐待防止法の条文の確認をしてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、法の条文について再度確認して、整理してください。 (2時間) |
3 |
(オンデマンド)1 虐待対応ソーシャルワークの概要と高齢者虐待対応ソーシャルワークモデル 2 虐待防止ネットワークと体制整備 【事前学習】テキスト「はじめに」~第3章まで読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、法の条文について確認して、整理してください。 (2時間) |
4 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)虐待対応Ⅰ初動期段階
【事前学習】テキスト第4章を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、法の条文について確認して、整理してください。 (2時間) |
5 |
(課題研究)事例演習(1)リスクアセスメント
【事前学習】配布した資料を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、整理してください。課題をやっておくこと。 (2時間) |
6 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)事例演習(2)調査
【事前学習】配布した資料を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、整理してください。課題をやっておくこと。 (2時間) |
7 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)1 虐待対応Ⅱ対応段階・Ⅲ終結段階 2 虐待対応計画・帳票・ツール 【事前学習】テキスト第6章および191頁~201頁を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、整理してください。 (2時間) |
8 |
(オンデマンド)事例研究(1)ネットワークとチームアプローチ (2)養護者支援 【事前学習】配布した資料を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、整理してください。 (2時間) |
9 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)行政の権限の行使および消費者被害等の防止
【事前学習】テキスト第7章、第8章を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、整理してください。 (2時間) |
10 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)社会福祉施設における虐待課題 ①養介護施設従事者等による高齢者虐待 ②「法外施設」における虐待対応-多様な高齢者の住まい、貧困ビジネス、無届施設、「お泊りデイサービス」等 【事前学習】配布した資料を読んでおくこと。テキスト第9章を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、法の条文を理解し、整理してください。 (2時間) |
11 |
(課題研究)養介護施設従事者等による高齢者虐待対応の流れ
【事前学習】配布した資料や指示されたWeb公開資料を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、法の条文を理解し、整理してください。 (2時間) |
12 |
(オンデマンド)社会福祉施設における虐待防止実践ーレジデンシャル・ソーシャルワークとソーシャル・アドミニストレーション
【事前学習】配布した資料や指示されたWeb公開資料を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、整理してください。 (2時間) |
13 |
(課題研究)虐待防止、権利擁護活動の実際
【事前学習】配布した資料を読んで、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】学習した内容をまとめ、整理してください。 (2時間) |
14 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)虐待対応ソーシャルワークモデルの理解の確認
【事前学習】テキストを熟読し、要点をノート等にまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】疑問点を整理してください。 (2時間) |
15 |
(同時双方向型オンライン授業Zoom)評価と総括(これまでの学習の評価と復習を行い、授業の理解を深める)
【事前学習】指示した課題を行ってください。 (2時間) 【事後学習】これまでの学習内容を振り返り、自己評価をしてください。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | ・『市町村・都道府県における高齢者虐待への対応と養護者支援について 平成30年3月』(厚生労働省老健局)*厚生労働省HPにアップされているので、読んでください。 ・授業開講時に指示します。 |
参考書 | 日本社会福祉士会 『高齢者虐待対応ソーシャルワークモデル実践ガイド』 中央法規 2010年 日本社会福祉士会 『市町村・都道府県のための養介護施設従事者等による高齢者虐待対応の手引き』 中央法規出版 2012年 日本社会福祉士会 『市町村・都道府県のための養介護施設従事者等による高齢者虐待対応の手引き 帳票・事例編』 中央法規出版 2013年 日本社会福祉士会 『市町村・地域包括支援センター・都道府県のための養護者による高齢者虐待対応の手引き』 中央法規出版 2011年 第2版 授業中に、適宜、紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:問題意識、分析力、理解力等を総合的に評価する。(20%)、授業内テスト:学生の習熟度に応じて、適宜、判断し、実施することがあります(Bb等)。(20%)、授業参画度:授業中における講義内容の理解と演習への取り組み、ディスカッション、発表、リアクションペーパーの内容等を主に評価します。(60%) ・授業中、記入したものは回収し(Bb)、評価の対象とする場合もあります。 ・授業参画度については、真摯で誠実な学習姿勢に基づく授業内容の適切な理解も重視します。 ・授業内テスト(Bb等)、レポートは、学生の習熟度に応じて、適宜、判断し、実施します。 |
オフィスアワー | 山田祐子研究室・時間帯は開講時に指示します。 |
備考 | ・課題レポートは必ずコピーし、データはバックアップをとり、学生本人が責任をもって保管しておいてください。 ・授業中の私語、テキストを忘れる等、授業態度に課題がある場合は、厳重注意を行います。 ・受講者は第1回目から必ず出席してください。 ★ソーシャルワーク実習がある場合は、配慮し、調整します(要相談)。 【事前学習】 授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 【事後学習】 ①授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。②授業内で指示した課題を必ず行うこと。授業計画欄の授業内容には記していない場合でも、出された課題は必ず行ってください。 |