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令和2年度以降入学者 | 高齢者福祉制度論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 高齢者福祉制度論 | ||||
教員名 | 上之園佳子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | (1)同時双方向型授業(Zoomミーティング) (2)一部オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料・ナレーション等配信)の併用 (3)課題研究(Blackboardを通じた教材配信/課題の提示、回収等)を数回組み合わせる Blackboard ID :20212142 |
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授業概要 | 少子高齢社会での高齢期の社会福祉制度、介護保険制度の変遷、理念と枠組みを踏まえ、地域で生活を継続するための地域包括ケアシステムの具体的な動向について講義する。また、将来を見据え高齢期に生きがいをもち自己実現できるための支援と地域共生社会への展開を議論し、今後の社会福祉の学修の基本となる理念、考え方を探る。 |
授業のねらい・到達目標 | 高齢期になっても地域で生活を継続できるための介護保険制度、地域包括ケアシステム、地域参加・地域づくりについて述べることができる。 到達目標 ・介護保険法での介護の理念や特色について説明できる。 ・介護保険制度の仕組みや課題、動向について説明できる。 ・地域包括ケアシステムでの多分野多職種と地域住民による地域包括支援ネットワークの地域展開について述べることができる。 ・高齢期のに至るライフコースの視点から地域共生社会について考えを説明できる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシー DP3,4 及びカリキュラムポリシー CP3,4に対応している。 ・物事を論理的に説明することができる(A-3-1)。 ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見することができる(A-4-1)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習】 (1)講義は、同時双方向型授業(Zoomによるオンライン授業)、Blackboardを通じた教材(パワーポイント)資料配信にて解説し、質疑を含めリアクションペーパー(Zoonチャットに記載)を提出する。オンデマンド授業では、Blackboardに教材(パワーポイント解説付きノート形式)資料を配信し、課題提示・提出で視聴を確認する。 (2)演習は、同時双方向型授業でブレイクアウトセッション機能にてグループワークを行い、その結果を発表、意見交換をする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス オンライン授業(Zoom)の接続、授業方法等の確認。授業の概要を紹介し、高齢期の自己実現・生きがいを支える社会と制度について学ぶことの意義を理解する。【同時双方向型授業】
【事前学習】介護福祉に関する授業のまとめを確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】自分の高齢期の生活・地域について考えてみること。 (2時間) |
2 |
介護保険法での介護の理念と特色:高齢期の生活支援・福祉制度の変遷と老人福祉法での制定の枠組み ゴールドプラン(高齢者保健福祉推進十か年戦略)等介護保険制度へ引き継がれた制度についてその背景と枠組み、課題を理解する。【同時双方向型授業】
【事前学習】ゴールドプラン(高齢者保健福祉推進十か年戦略)について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護保険制度以前の高齢者福祉について整理しまとめておくこと。 (2時間) |
3 |
介護保険制度の仕組みと動向(1)制度導入と介護保険度の変遷と課題を理解する(A-3-1)。【同時双方向型授業】
【事前学習】介護保険パンフレットで枠組みを復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護保険制度のしくみを整理しまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
介護保険制度の仕組みと動向(2)介護予防・介護サービス、生活支援事業とケアマネジメントの理論、現状と課題を理解する(A-3-1)。【同時双方向型授業】
【事前学習】介護保険パンフレットで介護サービス・生活支援事業を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護予防と介護サービスの動向を整理しまとておくこと。 (2時間) |
5 |
介護保険制度の課題と限界(1)介護危機といわれる介護保険制度の限界についてグループ学習で議論し理解を深める(A-3-1)。【同時双方向型授業】
【事前学習】「介護危機」「介護の2050問題」等について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護保険制度の限界について整理しまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
介護保険制度の課題と限界(2)介護職員の現状と人材確保の課題について学ぶ。【オンデマンド授業と課題】
【事前学習】介護人材不足についてのメディア等の情報をしらべておくこと。 (2時間) 【事後学習】人材育成、確保としての政策について整理しまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
介護保険制度の課題と限界(3) 高齢期の独居世帯増加などで家族介護の限界、家族支援の充実などの課題について学ぶ。(A-4-1)。【課題研究】
【事前学習】家族介護の状況について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】家族支援についての課題を整理しまとめておくこと。 (2時間) |
8 |
海外の介護事情(住まいとケア政策)北欧のケア政策から地域で暮らすことを支える地域ケアの理解を深める。【同時双方向型授業】
【事前学習】北欧の介護・福祉について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域での生活の継続のための体制についてまとめておくこと。 (2時間) |
9 |
海外の介護事情(認知症の人への地域支援)北欧・イギリスでの認知症の人を地域で支える仕組みについて学ぶ。【オンデマンド型授業と課題】
【事前学習】認知症の人への理解(介護福祉論)を確認しておくこと。 (時間) 【事後学習】地域での生活の継続のための地域活動についてまとめておくこと。 (時間) |
10 |
地域包括ケアシステム(1)地域包括ケアシステム移行への背景と考え方を理解する(A-3-1)。【同時双方向型授業】
【事前学習】地域包括ケアシステムについて確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域包括ケアシステムの考え方について整理しておくこと。 (2時間) |
11 |
地域包括ケアシステム(2)地域包括支援センターの役割と認知症サポーター養成講座で地域包括支援ネットワークの理解を深める。【同時双方向型授業】
【事前学習】地域包括支援センターの役割(介護福祉論)を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域包括ケアシステムでの地域生活を継続するための支援について整理しておくこと。 (2時間) |
12 |
全対象型地域包括ケアシステム(3)高齢期だけでなく障がいのある人、子育て等制度横断的な支援とライフコースを通じて地域生活を支える住民主体の地域活動について学ぶ。(A-4-1)。【同時双方向型授業】
【事前学習】横断的な制度について確認をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】全世帯型地域包括ケアシステムについて整理しておくこと。 (2時間) |
13 |
ゲストスピーカー 高齢者福祉、地域福祉への実践経験を持つ講師による講義で高齢者福祉の歴史と市民による福祉活動についての理解を深める(A-4-1)。【同時双方向型授業】
【事前学習】高齢期の生活支援・福祉制度の変遷について確認をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】高齢者福祉と地域福祉の横断的な支援についてまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
高齢期の自己実現・生きがいと生活を支える制度(1) 高齢期の社会参加と多世代連帯のための制度について理解する。【課題研究】
【事前学習】「高齢社会対策大綱」について確認をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】ライフコースを通じての社会参加について整理しておくこと。 (2時間) |
15 |
高齢期の自己実現・生きがいと生活を支える制度(2)高齢者福祉制度論のまとめ (A-4-1)。【同時双方向型授業】 【事前学習】これまでの振り返りをしておくこと。 (2時間) 【事後学習】高齢期の生きがいのある生活についての考えをまとめておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 無し |
参考書 | 授業時に適宜、参考書を紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) (1)授業内テストは、授業での課題の提出状況及び内容を評価する(40%)。 (2)授業参画度は、出席・授業参加状況を評価する(30%)。 (3)レポートは、学期末課題レポートの提出・内容を評価する(30%)。 |
オフィスアワー | 双方向型授業後に、時間などの相談し設定をする。また、メールやBlackboardを用いて質疑応答する。 |