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高齢者ソーシャルワーク

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令和2年度以降入学者 高齢者ソーシャルワーク
令和元年度以前入学者 高齢者ソーシャルワーク
教員名 山田祐子
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 講義形式で進めるが、演習も行います。
2021年度は、マルチ・ラーニング・システムで実施する。
講義は原則として、同時双方向型オンライン授業(Zoom)で行い(8回)とオンデマンド視聴(6回)、講義の一部や事前・事後の課題をオンデマンド視聴の組み合わせで行うとともに(授業の際、適宜指示します)、課題研究(1回)を行う予定です。学生の状況、ネットワーク環境により、授業形態の変更もあり得ます。その際は、ブラックボード等で連絡するので、注意してください。
BlackboardID 20212141 水1限
授業概要 高齢者を取り巻く福祉課題とソーシャルワーク(社会福祉援助技術)を理解する科目です。
 高齢者福祉の社会的背景、理念、目的を理解した上で、高齢者福祉施策の体系とその具体的実践であるソーシャルワークをミクロ・メゾ・マクロの各レベルについて講義を行います。
 高齢者虐待防止と自身が研究開発を行った虐待対応ソーシャルワークモデルとプロフェッショナル・プログラムを学びます。
 高齢期になっても誰もが尊厳をもって幸せに生きていくことができる福祉社会・共生社会を目指し、高齢者に寄り添い支える科学的な支援理論と法制度の活用を、実践的に学修します。
授業のねらい・到達目標 高齢社会を迎え、高齢者福祉の重要性は増すばかりである。なかでも社会環境の変化伴って、家族機能や役割も変化し、要介護高齢者の介護および高齢者本人やその家族への支援が取り組むべき喫緊の課題となっている。
 本講義では、社会福祉士として、高齢者を取り巻く福祉課題を総合的、科学的に把握し、考察し、高齢者福祉の社会的背景、理念、目的を理解した上で、高齢者福祉施策の体系とその具体的実践であるソーシャルワークを学ぶ。
【到達目標】
・高齢者福祉の社会的背景、理念、目的を理解した上で、高齢者福祉施策の体系とその具体的実践であるソーシャルワークを理解し、説明ができる(A-3-2)(A-4-2)。
・社会福祉士として、高齢者福祉のソーシャルワーク実践の方法論を理解し、実践できる(A-3-2)(A-4-2)。
・社会福祉士として、虐待対応ソーシャルワークモデルを理解し、実践できる(A-3-2)(A-4-2)。

この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3・4及びカリキュラムポリシーCP3・4に対応しています。
*令和元年度以前の入学者:この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3、及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。
授業の方法 (1)授業は講義形式で進めるが、より実践的な理解を深めるため演習を行う。
(2)授業は、板書(Zoom)、パワーポイント、配布資料、視聴覚メディア等を使用する。
*本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とするが、到達目標に達するために必要十分な時間をかけ取り組んでください。
*2021年度は同時双方向型オンライン授業(Zoom)とオンデマンド視聴の組み合わせと、課題研究を行います。学生の状況、ネットワーク環境により、授業形態の変更もあり得ますので、その際は、ブラックボード等で連絡するので、注意してください。
提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示します。
履修条件 「高齢者福祉論」を前期に履修していることを推奨する。または同等の知識を有していることが望ましい。
授業計画
1 (同時双方向型オンライン授業Zoom)オリエンテーション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等について説明する)
【事前学習】シラバスを読み、質問や疑問点について考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】注意点を整理し、学び方や問題意識について確認してください。 (2時間)
2 (オンデマンド)介護保険制度におけるケアマネジメントとケアプラン(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】介護保険法の条文を調べ、読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理し、ケアマネジメント過程について理解してください。 (2時間)
3 (オンデマンド)ケアマネジメントと他職種の連携ーサービス担当者会議(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
4 (同時双方向型オンライン授業Zoom)1 地域包括支援センターの役割とソーシャルワーク実践の実際(A-3-2)(A-4-2)
2 地域ケア会議(A-3-2)(A-4-2)
2 地域包括ケアシステムおよび地域支援事業等をめぐる最近の動向と課題(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
5 (オンデマンド)高齢者の権利擁護(アドボカシー)(A-3-2)(A-4-2)
(1)認知症の理解
(2)認知症高齢者と家族への支援
(3)権利擁護実践と成年後見制度
【事前学習】授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
6 (同時双方向型オンライン授業Zoom)高齢者の人権福祉と虐待(A-3-2)(A-4-2)
(1)高齢者虐待防止法の理解
(2)養護者による虐待
(3)養介護施設従事者等による虐待
【事前学習】関連法規を調べ、確認し、授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
7 (オンデマンド)1 地域包括支援センターにおける虐待対応ソーシャルワーク(A-3-2)(A-4-2)
(1)予防・未然防止、(2)早期発見、(3)初動期、(4)対応期、(5)終結と再発防止
2 高齢者虐待防止ネットワーク(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】関連法規を調べ、確認し、授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
8 (オンデマンド)虐待対応ソーシャルワークモデルとプロフェッショナル・プログラム(1)リスクアセスメント(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】課題を行い、学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
9 (同時双方向型オンライン授業Zoom)虐待対応ソーシャルワークモデルとプロフェッショナル・プログラム(2)事実確認と虐待の判断(評価)(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】課題を行い、学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
10 (同時双方向型オンライン授業Zoom)レジデンシャル・ソーシャルワークー高齢者福祉施設・機関におけるチームアプローチとソーシャルワーク実践(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
11 (同時双方向型オンライン授業Zoom)ソーシャルアドミニストレーションと福祉マネジメントー施設におけるリスクマネジメント(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】課題を行い、学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
12 (オンデマンド)高齢者福祉とソーシャルプランニング(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】関連法規を調べるとともに、授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
13 (課題研究)介護保険事業計画・老人福祉計画・高齢者保健福祉計画(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】関連法規を調べるとともに、授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をノートに整理してください。 (2時間)
14 (同時双方向型オンライン授業Zoom)事例研究ー地域における高齢者保健福祉計画(A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】授業内で指示した課題を行い、提出してください。 (2時間)
【事後学習】学修した内容をまとめ、課題を修正したり、ノートに整理してください。 (2時間)
15 ((同時双方向型オンライン授業Zoom)評価と総括(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)
【事前学習】これまでの学習内容を振り返り、疑問点や理解を確認してください。 (2時間)
【事後学習】これまでの学習を整理し、まとめてください。 (2時間)
その他
教科書 開講時に指示する。
・『市町村・都道府県における高齢者虐待への対応と養護者支援について 平成30年3月』(厚生労働省老健局)は厚生労働省HPにアップされているので、学生各自がダウンロードし、読んでおいてください。
参考書 ミネルヴァ書房編集部編 『社会福祉小六法2019』 ミネルヴァ書房 2019年
日本社会福祉士会 『市町村・地域包括支援センター・都道府県のための養護者による高齢者虐待対応の手引き』 中央法規出版 2011年 第2版
日本社会福祉士会 『市町村・都道府県のための養介護施設従事者等による高齢者虐待対応の手引き』 中央法規出版 2012年
日本社会福祉士会 『市町村・都道府県のための養介護施設従事者等による高齢者虐待対応の手引き 帳票・事例編』 中央法規出版 2013年
日本社会福祉士会 『高齢者虐待対応ソーシャルワークモデル実践ガイド』 中央法規出版 2010年
授業中に適宜指示する。
社会福祉六法および関係法規集(例:ミネルヴァ書房編集部編『社会福祉小六法』ミネルヴァ書房の最新版等)、もしくは厚生労働省HP等で法規をチェックをしておいてください。

成績評価の方法及び基準 レポート:問題意識、理解力、分析力、情報収集力を総合的に評価します。(30%)、授業内テスト:学生の習熟度に応じ、実施する場合があります(Bb等)。(10%)、授業参画度:問題意識に基づいたディスカッション、演習課題の取り組み、リアクションペーパー(Bb)等について主に評価します。(60%)
・授業における理解を重視する。授業中、記入したものは回収し、評価の対象とします。
・授業参画度については、真摯で誠実な学習姿勢に基づく授業内容の適切な理解も重視します。
・学生の習熟度に応じ、適宜、授業内レポート(Bb)等を実施する場合があります。

・レポート、授業内テスト(Bb)、問題意識に基づいたディスカッション等をとおして(A-3-2)の到達度を評価します。
・レポート、授業内テスト(Bb)、問題意識に基づいたディスカッション、演習課題への取り組み等をとおして(A-4-2)の到達度を評価する。

オフィスアワー 山田祐子研究室・時間帯は開講時に指示します。
備考 課題レポートは必ずコピーし、学生本人が責任をもって保管しておいてください。
社会福祉士としての資質の向上を図る目的から、私語、遅刻、著しく授業態度が悪い場合や教科書を忘れた場合等、授業を受ける姿勢と意欲に欠け、改善がみられない場合は厳重注意を行います。
受講学生は第1回より出席してください。
【事前学習】 授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。
【事後学習】 ①授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。②授業内で指示した課題を必ず行うこと。授業計画欄の授業内容に記していない場合でも、出された課題は必ず行ってください。

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