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ソーシャルワーク論２

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令和２年度以降入学者 ソーシャルワーク論２
令和元年度以前入学者 ソーシャルワーク論２
教員名 久保田純
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド授業（powerpointによるスライド資料配信）

Blackboard コースID：20212086
授業概要 ソーシャルワークとは、社会福祉を体現する方法論である。本講義では「ソーシャルワーク論１」を受け、ソーシャルワークの技術など具体的なソーシャルワーク理論について講義する。またソーシャルワーカー経験をもとに、実際のソーシャルワーク実践現場での事例を参照しながら、展開過程や技術などが理解できる授業を行う。
授業のねらい・到達目標 ソーシャルワークの展開過程や、場面に応じた様々な技術について理解をした上で、クライエントに対する支援の姿勢や情報収集の手法を身につける。実際の事例を通してグループでの事例検討を通して、他者の意見の相違の理解や合意形成に至る「連携」の手法についても理解する。

この科目は文理学部（学士（社会福祉学））のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。

なお新カリキュラム（令和２年度以降入学対象者）では、この科目は文理学部（学士（社会福祉学））のディプロマポリシーDP1、DP2、DP3、DP６及びカリキュラムポリシーCP1、CP2、CP3、CP6に対応している。
・学習から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて、社会福祉学の役割を説明することができる（A-1-2）
・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる。（A-2-2）
・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することがでいる。（A-3-2）
・周りの人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。（A-6-2）
授業の方法 授業の形式【講義】
・授業実施日にblackboardを通してオンデマンド教材を配信する。受講生はその教材を視聴し学修すること。
・視聴する際はテキストと配布資料も参照しながら視聴すること。配布資料は事前にblackboardからプリントアウトして視聴に臨むこと。
・またオンデマンド教材内で検討事項や事例などを提示し、自主学習の時間を設ける。
・毎回の視聴ごとに、期日までにリアクションペーパーを作成し提出すること。講義内容に関する質問などはリアクションペーパー内に記載すること。
・レポートに関しては、第6回と第14回に実施する。期日までに所定の方法で提出すること。
授業計画
1 オリエンテーション（本講義の概要とそのねらい、講義の進め方）【オンデマンド授業】
【事前学習】シラバスに目を通して、授業の流れを理解しておく （２時間）
【事後学習】具体的なソーシャルワーカーの活動に関する記事や書物を読む （２時間）
2 ソーシャルワークの技術の概要（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】「技術」という用語の意味を確認する （２時間）
【事後学習】ソーシャルワークに必要な5点を整理する （２時間）
3 「アウトリーチ」の技術（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】「アウトリーチ」という用語の意味を確認する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ４つの機能を整理する （２時間）
4 「契約」の技術（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】「エンゲージ」という用語の意味を確認する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ４つの機能を整理する （２時間）
5 「アセスメント」の技術（１）（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】展開過程で学んだ「アセスメント」について復習する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ３つの機能を整理する （２時間）
6 「アセスメント」の技術（２）（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】「アセスメント」の概要を再確認する （２時間）
【事後学習】課題を読み、ソーシャルワーカーの技術をレポートにまとめる （２時間）
7 ソーシャルワーカーの技術（レポート解説）（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】提出したレポートを確認しておく （２時間）
【事後学習】解説の内容と自身がまとめたレポートの内容を比較する （２時間）
8 「介入」の技術（１）（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】展開過程で学んだ「インターベンション」について復習する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ求められる視点を整理する （２時間）
9 「介入」の技術（２）（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】「ナラティブ」という用語の意味を確認する （２時間）
【事後学習】４つの介入技法を整理する （２時間）
10 「モニタリング」の技術（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】展開過程で学んだ「モニタリング」について復習する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ具体的な方法を整理する （２時間）
11 「評価」の技術（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】「リアセスメント」の具体的な方法について復習する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ２つの手法について整理する （２時間）
12 「交渉」の技術（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】「交渉」という用語の意味を理解する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ「合意形成」の種類を整理する （２時間）
13 「記録」「面接」の技術（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】これまで学んだ「面接技法」を整理する （２時間）
【事後学習】講義で学んだ２つの面接場面を整理する （２時間）
14 ソーシャルワーク論２のまとめ（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】これまでの講義を振り返り自分の疑問点を整理する （２時間）
【事後学習】これまでの講義を復習して期末レポートを作成する （２時間）
15 到達度の確認（期末課題の解説）（A-1）（A-2）（A-3）（A-6）【オンデマンド授業】
【事前学習】作成した期末レポートの内容を再確認する （２時間）
【事後学習】講義全体の振り返りを行う （２時間）
その他
教科書 社会福祉士養成講座編集委員会編 『相談援助の理論と方法Ⅰ（新・社会福祉士養成講座〔７〕）』 中央法規出版 ２０１５年 第３版
参考書 稲沢公一 『援助関係論入門ー「人と人の」関係性』 有斐閣 ２０１７年
北川清一・久保美紀編著 『ソーシャルワークへの招待』 ミネルヴァ書房 ２０１７年
成績評価の方法及び基準 レポート(75%)、授業参画度(25%)
レポートについては第6回のレポート（25％）と第14回のレポート（50％）の内容をそれぞれ評価する。またその内容により（A-1）（A-2）の到達度を評価する。
授業参画度についてはオンデマンド教材の視聴状況とリアクションペーパーの内容を評価する。またその内容により（A-3）（A-6）の到達度を評価する。
５回以上欠席（リアクションペーパー未提出など）がある場合は成績の対象としない。
オフィスアワー リアクションペーパー内の質問に関しては翌週のオンデマンド授業内で回答する。

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