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令和2年度以降入学者 | ソーシャルワーク論1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ソーシャルワーク論1 | ||||
教員名 | 久保田純 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業(powerpointによるスライド資料配信) Blackboard コースID:20212085 |
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授業概要 | ソーシャルワークとは、社会福祉を体現する方法論である。本講義ではソーシャルワークにおいて中核的な要素である「人間:環境:時間:空間の交互作用」、「援助関係」、ソーシャルワークの展開過程など具体的なソーシャルワーク理論について講義する。またソーシャルワーク経験をもとに、実際のソーシャルワーク実践現場での事例を参照しながら、展開過程が理解できる授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ソーシャルワークを理解し実践する上で必要とされる、ソーシャルワークの構造と機能、「人間:環境:時間:空間の交互作用」、「援助関係」について理解をして、クライエントが置かれた現状の把握方法や支援の方法について説明することができる。またソーシャルワークの展開過程について理解した上で、クライエントに対する支援の姿勢や情報収集の手法を身につける。実際の事例を通してグループでの事例検討を通して、他者の意見の相違の理解や合意形成に至る「連携」の手法についても理解する。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 なお新カリキュラム(令和2年度以降入学対象者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1、DP2、DP3、DP6及びカリキュラムポリシーCP1、CP2、CP3、CP6に対応している。 ・学習から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて、社会福祉学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる。(A-2-2) ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・周りの人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2) |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 ・授業実施日にblackboardを通してオンデマンド教材を配信する。受講生はその教材を視聴し学修すること。 ・視聴する際はテキストと配布資料も参照しながら視聴すること。配布資料は事前にblackboardからプリントアウトして視聴に臨むこと。 ・またオンデマンド教材内で検討事項や事例などを提示し、自主学習の時間を設ける。 ・毎回の視聴ごとに、期日までにリアクションペーパーを作成し提出すること。講義内容に関する質問などはリアクションペーパー内に記載すること。 ・レポートに関しては、第7回と第14回に実施する。期日までに所定の方法で提出すること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(本講義の概要とそのねらい、講義の進め方)【オンデマンド授業】
【事前学習】シラバスに目を通して、授業の流れを理解しておく (2時間) 【事後学習】「社会福祉士」に関連する記事や書物に目を通す (2時間) |
2 |
ソーシャルワークの構造(A-1)(A-2)【オンデマンド授業】
【事前学習】「構造」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだソーシャルワークの構造を整理する (2時間) |
3 |
ソーシャルワークの機能(A-1)(A-2)【オンデマンド授業】
【事前学習】「機能」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだソーシャルワーカーの役割を整理する (2時間) |
4 |
「人間:環境:時間:空間の交互作用」(1)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】「交互作用」と「相互作用」の違いについて確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「システム理論」について整理する (2時間) |
5 |
「人間:環境:時間:空間の交互作用」(2)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】身近にあるシステムを「システム理論」から分析する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「フィードバック」について整理する (2時間) |
6 |
援助関係とその構造(1)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】「関係」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】友人関係とソーシャルワークにおける関係の違いを整理する (2時間) |
7 |
援助関係とその構造(2)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】自分の身の回りの「ミクロ」「メゾ」「マクロ」のシステムを確認する (2時間) 【事後学習】課題を読み、ソーシャルワーカーの実践をレポートにまとめる。 (2時間) |
8 |
ソーシャルワーク実践における援助関係(レポート解説)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】提出したレポートを確認しておく (2時間) 【事後学習】解説の内容と自身がまとめたレポートの内容を比較する (2時間) |
9 |
ソーシャルワークの展開過程(1)(展開過程の基盤、ケースの発見、インテーク)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】これまで学んだソーシャルワークの機能を再確認する (2時間) 【事後学習】「ケースの発見」の分類を整理する (2時間) |
10 |
ソーシャルワークの展開過程(2)(アセスメント)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】「アセスメント」という用語を確認する (2時間) 【事後学習】自分の身の回りの「エコマップ」を作成する (2時間) |
11 |
ソーシャルワークの展開過程(3)(プランニング)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】「計画」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ「援助計画」に必要な要素を再確認する (2時間) |
12 |
ソーシャルワークの展開過程(4)(インターベンション)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】「介入」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ直接的介入と間接的介入を整理する (2時間) |
13 |
ソーシャルワークの展開過程(5)(モニタリング、ターミネーション)(A-3)(A-6)【オンデマンド授業】
【事前学習】「モニタリング」という用語の意味を確認する (2時間) 【事後学習】講義で学んだ展開過程の循環的プロセスを再確認する (2時間) |
14 |
ソーシャルワーク論1のまとめ(A-1)(A-2)【オンデマンド授業】
【事前学習】これまでの講義を振り返り自分の疑問点を整理する (2時間) 【事後学習】これまでの講義を復習して期末レポートを作成する (2時間) |
15 |
到達度の確認(期末課題の解説)(A-1)(A-2)【オンデマンド授業】
【事前学習】作成した期末レポートの内容を再確認する (2時間) 【事後学習】講義全体の振り返りを行う (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 社会福祉士養成講座編集委員会編 『相談援助の理論と方法Ⅰ(新・社会福祉士養成講座[7])』 中央法規出版 2015年 第3版 |
参考書 | 稲沢公一 『援助関係論入門ー「人と人の」関係性』 有斐閣 2017年 北川清一・久保美紀編著 『ソーシャルワークへの招待』 ミネルヴァ書房 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(75%)、授業参画度(25%) レポートについては第7回のレポート(25%)と第14回のレポート(50%)の内容をそれぞれ評価する。またその内容により(A-1)(A-2)の到達度を評価する。 授業参画度についてはオンデマンド教材の視聴状況とリアクションペーパーの内容で評価する。またその内容により(A-3)(A-6)の到達度を評価する。 5回以上欠席(リアクションペーパーなどの未提出)がある場合は成績の対象としない。 |
オフィスアワー | リアクションペーパー内の質問に関しては翌週のオンデマンド授業内で回答する。 |