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令和2年度以降入学者 | 企業と働き方の社会学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 企業と社会 | ||||
教員名 | 立道信吾 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業による講義(15回)。受講生は、Black Boardに配信された教材を視聴し、内容をノートにまとめる。質問はBlacK Boardを通じて随時行うこと。受講上の注意事項をBlack Boardを通じて伝達するので注意すること。 BlackboardコースID: 20211951 |
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授業概要 | 現代日本社会と企業との関係を産業社会学の視点から考える。非正規労働問題、女性労働問題、高齢者雇用問題、技術革新の雇用・労働への影響、フリーターなど若年労働問題など現代日本社会で起こっている社会問題について、産業社会学の観点から解説をしていく。本授業の担当者は、長らく厚生労働行政の研究所で政策研究に携わっており、我が国の労働政策との関連も踏まえて講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈知識・技能〉 現代の日本社会においては、大学生の就職難、非正規労働力率の高まり、女性の職場進出、長期安定雇用の後退といった様々な変化が起こっている。こうした変化の実態を各種の統計や調査、労働政策の解説などを用いて理解していく。根拠に基づいて物事を考えるという社会科学の思考方法を身につける。 〈能力〉 上記の〈知識〉〈技能〉を経て、以下の〈能力〉を育むことが目標である。 ・人々が自明に思うことを疑う「脱常識」の観点から社会を考察する社会学の特性を踏まえ,現代社会を論理的・批判的に捉えるための社会学的枠組みや方法の基礎を築くことができる。(A-3-2: 論理的・批判的思考力) *この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3、およびカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 オンデマンドで全ての回(15回)の授業を行うため、受講生は、BlackBoardに配信された教材を視聴し、内容をノートにまとめることが課題として要求される。質問はBlacK Boardを通じて随時行うこと。受講上の注意事項をBlack Boardを通じて伝達するので注意すること。授業内容に関する課題提出を求めることがある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 日本の企業と働く社会を考える (A-3-2)
【事前学習】自分が将来就きたい職業について考え方を整理する。 (2時間) 【事後学習】自分にとって「働くこと」とは何かについて、できるだけ多くの答えを考えておく。最後の授業で再びこの問題については考えてみる。 (2時間) |
2 |
就活地獄① なぜマスコミは僕たちを騙すのか 報道されない就活の実態 (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「就職活動」をキーワードに新聞記事を検索して読む。 [事後学習] 企業の採用選考スケジュールの建前と実態の違いについて、インターネット等の記事を検索して理解しておく。 (2時間) 【事後学習】企業の採用選考スケジュールの建前と実態の違いについて、インターネット等の記事を検索して理解しておく。 (2時間) |
3 |
就活地獄② なぜ中堅大学生は大手企業に就職できないのか? 日本のメリトクラシー 日本の学歴社会(A-3-2)
【事前学習】インターネットで『学歴社会』をキーワードに検索を行い、基本的な知識を身につける。 【事後学習】 就職活動における学歴社会とは何か、授業を参考に考えてみる。 (2時間) 【事後学習】就職活動における学歴社会とは何か、授業を参考に考えてみる。 (2時間) |
4 |
就活地獄③ 失敗する就活と成功する就活 立道ゼミ「就活実態調査」の結果から (A-3-2)
【事前学習】 「大学生の生活と学業成績・就職活動に関する総合的研究 第8次報告」(URL等は前の週に指示する)を読み、研究の概要を把握する。 【事後学習】 当該報告書における事実発見や知見などを整理しておく。 (2時間) 【事後学習】当該報告書における事実発見や知見などを整理しておく。 (2時間) |
5 |
ブラック企業とは何か①鬱病・低賃金・長時間労働は当たり前、過労死も目前の世界とは (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「ブラック企業」をキーワードに検索をする。 【事後学習】 ブラック企業はなぜ生まれたのか、講義のノートを参照しながら考えてみる。 (2時間) 【事後学習】ブラック企業はなぜ生まれたのか、講義のノートを参照しながら考えてみる。 (2時間) |
6 |
ブラック企業とは何か②憧れの仕事に潜む罠 大手広告代理店での過労死問題と働き方改革 (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「働き方改革」をキーワードに検索をする 【事後学習】 最近の労働政策の変化のうち、労働時間に関する法制上の変化についてインターネット等で調べて簡単にまとめておく。 (2時間) 【事後学習】最近の労働政策の変化のうち、労働時間に関する法制上の変化についてインターネット等で調べて簡単にまとめておく。 (2時間) |
7 |
フリーターという生き方①―フリーで自己実現ができるお気楽な生き方 (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「フリーター」をキーワードに検索をする。 【事後学習】 1990年代初頭のフリーターが登場した背景について簡単にまとめておく。 (2時間) 【事後学習】1990年代初頭のフリーターが登場した背景について簡単にまとめておく。 (2時間) |
8 |
フリーターという生き方②―フリーターから正社員にはなれない理由 日本の格差社会(A-3-2)
【事前学習】インターネットで「非正規労働 生涯賃金」をキーワードに検索をする。 (2時間) 【事後学習】 授業で示した「前期フリーター」と「後期フリーター」の違いについて整理しておく。 (2時間) |
9 |
就職ができなければシリコンバレーに行こう―IT革命と技能偏向型技術進歩 (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「IT革命」をキーワードに検索をする。 (2時間) 【事後学習】シリコンバレーを発祥とするグローバル企業にはどのような企業があるのか調べてみる。 (2時間) |
10 |
職場における男女平等の道のり―男女雇用機会均等法施行以降 (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「男女雇用機会均等法」をキーワードに検索をする。 (2時間) 【事後学習】均等法の数度の改正ごとに何が変更されたのかを整理しておく。 (2時間) |
11 |
高齢化社会の労働者―年金がもらえないなら死ぬまで働くしかない (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「高齢化社会」をキーワードに検索をする (2時間) 【事後学習】公的年金制度について概観しておく。 (2時間) |
12 |
会社は誰のものか?―経営者・従業員・株主をめぐる企業統治の問題 (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「企業統治」をキーワードに検索をする (2時間) 【事後学習】 ライブドア事件などガバナンスが問題視された事例についてインターネットで検索し、概要を把握する。 (2時間) |
13 |
働く人の声をどのようにくみ上げるか―労働組合と労使協議制 (A-3-2)
【事前学習】インターネットで「労働組合 労使協議」をキーワードに検索をする。 (2時間) 【事後学習】 労働組合と労使協議機関の違いは何か整理しておく。 (2時間) |
14 |
公務員は気楽な商売か (A-3-3) 公務員の労働条件や採用試験の実態
【事前学習】公務員にはどのような種類があるか、インターネットで検索しておく (2時間) 【事後学習】公務員の試験制度、採用状況、労働条件などをノートに整理する (2時間) |
15 |
まとめ 日本の企業と社会を考える (A-3-2)
【事前学習】前回までの授業で作成したノートを再度見直して、疑問点などがないか検討しておく。 (2時間) 【事後学習】全15回の講義を振り返り、ノートを整理する。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(80%)、授業参画度:授業参画度は、オンデマンド教材の視聴状況や提出課題を通じて判断する。(20%) レポートの内容、分量などは授業中に指示する。 最近の雇用・労働を巡る社会現象について、基本的な知識を習得し、原因や問題点を明確に認識しているかどうかを評価の対象とします。 以下の能力を重視します。具体的な社会現象や社会問題を入り口に,「あたりまえ」の理解からは読み取れない現代社会の多層性と多様性を,社会学の専門領域の知見を踏まえ論理的・批判的に理解することができる。(A-3-2: 論理的・批判的思考力) |
オフィスアワー | Black Board上で随時質問を受け付けます。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。 |