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令和2年度以降入学者 | 社会学入門2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会学の方法2 | ||||
教員名 | 菊池真弓 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継・グループディスカッション)+課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信・課題提出)+一部対面授業を組み合わせる。 BlackboardコースID:火曜2限→20211914 |
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授業概要 | 「社会学入門1」で学んだ「読解・要約」「分析・考察」の方法を、課題に即して応用し、関連資料の探索方法等を実践・習得する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> 「社会学入門1」で学んだ大学での学習法に基づき、社会学の視点・方法・基礎概念等を活用する。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・教員が指定した課題に対し、社会学的な観点に立ち、自分の考えや主張できる(A-5-1 挑戦力)。 ・グループワークや討論を通じ、社会的背景の異なる他者と相互に意思を伝達するとともに、新たな知の創出に向けたリーダーシップを発揮できる(A-6-1 コミュニケーション力、A-7-1 リーダーシップ・協働力)。 ・これまでに学んだ内容を踏まえ、現代社会の出来事に関心を持ち、社会学的な課題として捉える意欲を持ち続けることができる(A-8-1 省察力)。 *この科目は文理学部(学士(社会学)のDP及びCP5~8に対応しています。 |
授業の方法 | ※授業の形式【演習+講義】 ※対面授業+Zoomによる同時双方向型の授業では、グループワーク・報告会を実施する。Blackboardでは、論文などの該当箇所を読みレジュメを作成・提出、課題研究(個人ワーク)に取り組んで提出する。質問があれば、掲示板または教員にメールで問い合わせる(適宜、教員からフィードバックを行う)。 ※具体的には、①課題レポートに基づいたレジュメを作成・発表、②社会学に関する基礎的な知識に関連づけながらレポートを作成・発表、質疑応答、③地域社会の現状や問題に関心をもち、疑問点を自発的に調べ考え、社会学的な課題として捉える意欲と力を身につけることを目標とします。また、事前学習・事後学習に記載された内容(課題等)や質問などへの解説やコメントについては、次回授業の冒頭などで行います。ワークシートや課題レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、コメント・解説をします。 |
履修条件 | 指定された社会学科1年生およびその他社会学科が認めた学生 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:後期授業の進め方(対面授業の進め方)、Zoomへの接続確認、前期授業のふりかえり(初回はZoom授業)
【事前学習】前期授業のふりかりを行い、後期シラバスの確認をする。 (2時間) 【事後学習】授業ガイダンスを振り返って、Blackboardにコメントを記入する。 (2時間) |
2 |
近況報告:他者の話を傾聴し、適切な質問をすることができる。(Zoom授業+対面授業)(A-6-1)
【事前学習】事前に1分程度の近況報告を考えておく。 (2時間) 【事後学習】他者とのより良いコミュニケーションについて振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-1) (2時間) |
3 |
聴いて相手を理解する:与えられた情報をもとに、グループで適切な協働作業ができる。お互いの意見を活かしながら、グループの意見をまとめることができる。(Zoom授業+対面授業)(A-6-1、A-7-1)
【事前学習】ブレーンストーミング法(BS法)の意味と方法について調べておく。 (2時間) 【事後学習】BS法を活用したグループでの協働作業を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-1) (2時間) |
4 |
アカデミックスキル(1):PREP法を活用したプレゼンテーションを修得して、報告の準備を行うことができる。(Zoom授業+対面授業)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】PREP法の意味と方法について調べておく。 (2時間) 【事後学習】PREP法のポイントを振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-1) (2時間) |
5 |
グループ別での課題レポートに基づく演習発表(1)(Zoom授業+対面授業)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】課題レポートに基づきレジュメを作成(全員)する。 (2時間) 【事後学習】発表・討論(全員)の内容を踏まえて、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-1) (2時間) |
6 |
グループ別での課題レポートに基づく演習発表(2)(Zoom授業+対面授業)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】課題レポートに基づきレジュメを作成(全員)する。 (2時間) 【事後学習】発表・討論(全員)の内容を踏まえて、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-1) (2時間) |
7 |
グループ別での課題レポートに基づく演習発表(3)(Zoom授業+対面授業)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】課題レポートに基づきレジュメを作成(全員)する。 (2時間) 【事後学習】発表・討論(全員)の内容を踏まえて、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-1) (2時間) |
8 |
アカデミックスキル(2):レポート、論文の構造を理解し、論証型レポートを作成することができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】事前に配信した資料を読み、レポート・論文のポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】論文・レポート作成のポイントを振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-1) (2時間) |
9 |
アカデミックスキル(3):世田谷区の現状と地域の課題点を理解することができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】世田谷区の現状と地域の課題点を各自で調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返って理解を深め、世田谷区の課題点を説明することができる。(A-8-1) (2時間) |
10 |
アカデミックスキル(4):世田谷区の現状と地域の課題点を説明することができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】世田谷区の地域の課題点に関する先行研究を調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返って理解を深め、先行研究から世田谷区の課題点を説明することができる。(A-8-1) (2時間) |
11 |
アカデミックスキル(5):ロジカルシンキングを活用し、地域の課題点に対して、解決策を検討することができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】ロジカルシンキングの方法について、各自で調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返って理解を深め、ロジックツリーを作成し、説明することができる。(A-8-1) (2時間) |
12 |
アカデミックスキル(6):ロジカルシンキングを活用し、地域の課題点に対して、解決策をまとめることができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】世田谷区の地域の課題点に関する解決策について、ロジックツリーにあてはめ整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を振り返って理解を深め、世田谷区の課題点に対する解決策を説明することができる。(A-8-1) (2時間) |
13 |
期末課題レポート(1):地域の課題に対する解決策を個別に期末課題レポートにまとめることができる。(課題研究)(A-5-1)
【事前学習】地域の課題点に関する解決策について、各自で調べておく。 (2時間) 【事後学習】個別に内容を振り返って理解を深め、期末課題レポート作成をすすめることができる。(A-8-1) (2時間) |
14 |
期末課題レポート(2):地域の課題に対する解決策を個別に期末課題レポートにまとめることができる。(課題研究)(A-5-1)
【事前学習】地域の課題点に関する解決策について、各自で調べておく。 (2時間) 【事後学習】個別に内容を振り返って理解を深め、期末課題レポート作成をすすめることができる。(A-8-1) (2時間) |
15 |
全体のまとめ:1年間の演習ふりかりとまとめを行う。(Zoom授業+課題研究)(A-5-1、A-8-1)
【事前学習】第1回から第14回までに学んだ内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】大学における自身の社会学の学び方や研究計画をまとめておく。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 栗田宣義 『図説雑学 社会学』 ナツメ社 2006年 杉座秀親・石川雅典・菊池真弓編 『社会学と社会システム』 弘文堂 2021年 佐藤郁哉 『フィールドワーク 増訂版 書を持って街へ出よう』 新曜社 2006年 森下伸也 『社会学がわかる事典』 日本実業出版 2000年 ※適宜、授業内で紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内レポート・レジュメ・ワークシートなどの課題、期末課題レポート(70%)、授業参画度:質疑応答、グループワークなどの授業参画度(20%)、個別報告(プレゼンテーション)(10%) ※対面授業に参加できない学生への対応:①同時双方向型授業(Zoom)に参加すること、②Blackboardで個別課題を提出することで評価する。 ※レポートでは、課題の提出情報、ならびに課題を通じた「今日的な社会問題」への積極的な取り組みから「挑戦力 A-5-1」を評価する。 ※授業参加度では、演習やグループワークへの参加状況を通じて「コミュニケーション力 A-6-1」や「リーダーシップ・協働力 A-7-1」を、毎時間の振り返りを兼ねたリアクションペーパーの記載内容では「省察力 A-8-1」をそれぞれ評価する。 |
オフィスアワー | メールアドレスなどは、初回の授業時にお知らせします。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。また、新型コロナウイルスの状況と受講生の受講環境・意向に配慮しながら、一部対面授業をとりいれることを検討します。 |