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令和元年度以前入学者 | ドイツ文学演習8 | ||||
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教員名 | 川尻竜彰 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(動画をYoutube にて配信する) 資料や課題等はBlackboard にアップする。 Blackboard コースID: 20211875, コース名:2021ドイツ文学演習8(川尻竜彰・後・金5)に登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 |
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授業概要 | ドイツ詩を理解するために必要な基本的知識を学修する。様々な詩の約束事を実例を介しながら学んでいき、詩を味読するための基礎を作る。 |
授業のねらい・到達目標 | 詩の内容を理解するにとどまらず、形式を踏まえたうえで、形式と内容がどのように結びついているのか、そしてそれがどのような効果を与えるのかを様々な観点から考察できる。(A-3-4,A-4-4) この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP3,4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 講読形式。 毎回テーマに沿った詩を取り上げ、精読・分析していく。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスおよび導入 授業の進め方について説明する。前期で学修したことを復習する。 【オンデマンド型】
【事前学習】テキストの63~67ページにもう一度目を通しておくこと。 (1時間) 【事後学習】 詩脚、カデンツ、揚格の数についてもう一度確認しておくこと。 (1時間) |
2 |
アレクサンドリーナーのように定まった形の詩行について学ぶ。 Vers communについて【オンデマンド型】 【事前学習】テキストの67ページを読んでくること。 (1時間) 【事後学習】 アレクサンドリーナーとの違いをまとめておくこと。 (1時間) |
3 |
Endecasillabo, Blankversについて【オンデマンド型】
【事前学習】テキストの68ページを読んでくること。 (1時間) 【事後学習】Vers commun, Endecasillabo, Blankversについてその違いをまとめておくこと。 (1時間) |
4 |
揚格の数が6個の場合。ペンターメター、ヘクサーメターについて学ぶ。 【オンデマンド型】
【事前学習】テキストの68~70ページを読んでくること。 (1時間) 【事後学習】ゲーテの„Reinecke Fuchs“を慣れるまで抑揚をつけて音読すること。 (1時間) |
5 |
自由律の例としてネリー・ザックスの„Einer wird den Ball“を読む。【オンデマンド型】
【事前学習】ネリー・ザックスについて調べて、„Einer wird den Ball“を訳しておくこと。 (A-3) (1時間) 【事後学習】 „Einer wird den Ball“にアクセント記号を付け、音読すること。 (1時間) |
6 |
自由律の例としてトラークルの „Grodek“ を読む。 【オンデマンド型】
【事前学習】トラークルについて調べて、„Grodek“を訳しておくこと。 (A-3) (1時間) 【事後学習】 „Grodek“にアクセント記号を付け、音読すること。 (1時間) |
7 |
押韻について学修する。 【オンデマンド型】
【事前学習】テキストの71~72ページを読んでくること。 (1時間) 【事後学習】 今までとりあげた詩の押韻のタイプを調べておくこと。 (1時間) |
8 |
ソネット等の種々の定型について学ぶ。 (1)Sonett【オンデマンド型】
【事前学習】テキストの72~73ページを読んでくること。 (1時間) 【事後学習】グリュフィウスの„Es ist alles eitell“を形式と内容を意識しながら音読してみること。 (1時間) |
9 |
種々の定型について。 (2) Stanze, Terzine【オンデマンド型】
【事前学習】テキストの73~75ページを読んでくること。 (1時間) 【事後学習】ホフマンスタールの„Tertinen Ⅱ“を形式と内容を意識しながら音読してみること。 (1時間) |
10 |
定型を使った実例としてトラークルの„Verfall“を読む。【オンデマンド型】
【事前学習】„Verfall“を訳し、抑揚をつけて音読してくること。 (1時間) 【事後学習】„Verfall“の内容と形式の関連について考えてみること。(A-4) (1時間) |
11 |
ゲオルゲの „traum und tod“ を読む。 【オンデマンド型】
【事前学習】ゲオルゲについて調べて、„traum und tod “を訳してくること。 (A-3) (1時間) 【事後学習】„traum und tod “について詩脚、カデンツ、揚格の数にしたがって分類しておくこと。 (1時間) |
12 |
バッハマンの„Die gestundete Zeit“を読む。 【オンデマンド型】
【事前学習】バッハマンについて調べて、„Die gestundete Zeit“を訳しておくこと。 (A-3) (1時間) 【事後学習】„Die gestundete Zeit“にアクセント記号を付け、音読すること。 (1時間) |
13 |
ヘルダーリンの „ Sonnenuntergang“(1) アルカイオス・オーデについて。 【オンデマンド型】
【事前学習】ヘルダーリンの „ Sonnenuntergang“を強弱に気をつけながら読んでくること。 (A-3) (1時間) 【事後学習】„ Sonnenuntergang“を慣れるまで何度も音読すること。 (1時間) |
14 |
ヘルダーリンの „ Sonnenuntergang“(2) „ Sonnenuntergang“に付曲されたもののうち、ペーター・コルネリウスとヴィクトル・ウルマンを取り上げ、一つの解釈として検討してみる。 【オンデマンド型】 【事前学習】„ Sonnenuntergang“を自分なりに解釈してみること。(A-4) (1時間) 【事後学習】その他の作曲家による付曲も聞いてみること。(A-5) (1時間) |
15 |
ヘルダーリンの „ Hälfte des Lebens“ 頌歌(Hymne)について。 【オンデマンド型】
【事前学習】„ Hälfte des Lebens“をアクセントをつけて読んでくること。 (A-3) (1時間) 【事後学習】„ Hälfte des Lebens“を自分なりに解釈してみること。 (A-4) (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎授業ごとのテキスト訳や練習問題を課題とする。(40%)、授業内テスト(60%) 第14回目授業に大きめのレポート課題を出し、それを授業内テストの代わりとする。 |
オフィスアワー | メールにて質疑応答を行う。 |