文理学部シラバスTOP > 文理学部 > ドイツ文学科 > ドイツ文学演習2
日本大学ロゴ

ドイツ文学演習2

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 ドイツ文学演習2
教員名 関口なほ子
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 主として同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)・Blackboardを通じた学習資料の配信により実施する。
授業開始までにBlackBoardに登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくこと。
Blackboard コースID: 20211816,   コース名:2021ドイツ文学演習2(関口なほ子・後・火2)に登録しておくこと。
授業概要 ドイツ語圏を代表する詩人の一りであるリルケの詩作品や日記体小説『マルテの手記』(1910)を講読(抜粋)し、世紀転換期文学の特徴を考察する。作品の内容を理解し(読解力養成)、言語様式の特徴を学び、さらに解釈の幅を広げていくことを目指す。
問題点や疑問点を意見交換しながら、作品の主人公が置かれている社会状況やそれに対する心理を考察していく。作品の理解を深めるために、19世紀末・20世紀転換期文学の特徴、ドイツの社会、歴史に関する知識も併せて習得していく。
授業のねらい・到達目標 ・作品を自ら調べ、内容や言外の意味を考えることで、作品を掘り下げて受容することができる(A-3-3)。
・「手記」という文学形式における表現方法の可能性(効果)を理解する(A-3-3)。
・作品の時代背景を調べることで、作品を解釈する視野を拡大し、文学作品へのアプローチ方法を習得する(A-3-3, A-4-3)。
・戦後文学における作品の位置づけを考え、文学作品の歴史的・社会的役割を具体的に述べることができる(A-3-3, A-4-3)。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3, DP4及びカリキュラムポリシーCP3, CP4に対応しています。
授業の方法 演習形式。受講生による発表と意見交換(議論)、教員による解説を交えて進行する。
発表者は、配布テキストの担当箇所を熟読し、自ら内容を整理しまとめる。それを自らの意見や解釈とともに発表する。
授業計画
1 前期の授業内容の確認とガイダンスを実施する。【同時双方向型授業】
学習計画について:授業の進め方・目的、到達目標、評価方法等について説明します。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。個人の時間割案を作成しておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加えまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間)
2 前期の振り返り: 
「詩」「物語」を書くことの意味について意見交換。【同時双方向型授業】
【事前学習】配布資料を読み、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間)
3 「愛」について:現代の視点から意見交換。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3) (0.5時間)
4 「愛する女」の実例について講読と質疑応答。 【同時双方向型授業】
「愛すること」「愛されること」について:主人公の見解を考察。
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3)。 (0.5時間)
5 ルカによる福音書「放蕩息子」の逸話について講読。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく。語り手である「私」の考えについてまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間)
6 ルカによる福音書「放蕩息子」の逸話について意見交換。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間)
7 「放蕩息子」の逸話①について講読と質疑応答。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加えまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間)
8 「放蕩息子」の逸話②について講読と質疑応答。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える、疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間)
9 「放蕩息子」の逸話③について講読と質疑応答。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間)
10 「放蕩息子」の逸話④について講読と質疑応答。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3) (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間)
11 「放蕩息子」の逸話③について講読と質疑応答。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間)
12 「放蕩息子」の逸話⑤について講読と質疑応答。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間)
13 「放蕩息子」の逸話について:主人公の解釈の独自性について意見交換。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間)
14 「神の愛」について意見交換。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間)
15 まとめ
これまでの復習・学習内容の整理・習得度の確認。【同時双方向型授業】
【事前学習】これまでに学習した内容を振り返り、本作品に対する意見をまとめる(A-3-3)。 (0.5時間)
【事後学習】授業を受けて作品から得た問題意識を整理する(A-4-3)。 (0.5時間)
その他
教科書 プリントを配布します。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:課題の提出とその評価(50%)、授業参画度:出席・授業内での発表・習得度確認のための小課題の提出とその評価をもとに総合的に判定する(50%)
レポートは、学期末に提出してもらいます。
授業参画度は、授業中の発表、意見の提出・小課題の提出等で評価します。
オフィスアワー メールやBlackBordを用いて質疑応答を行います。
備考 授業前日までにブラックボードに教材を配置し、連絡事項にZoomのURLを掲示する。

このページのトップ