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令和元年度以前入学者 | イギリス文学特殊講義1 | ||||
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教員名 | 前島洋平 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) *初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。【 Blackboard ID】20211755:2021イギリス文学特殊講義1(前島洋平・前・月1) *(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 |
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授業概要 | 20世紀前半に活躍したイギリス人作家 Somerset Maugham (1874-1965)の短編小説を、同時代に生きた他の作家―E.M.ForsterやJ.Joyceら―の短編と読み比べて、その特徴を探る。 |
授業のねらい・到達目標 | 文学作品の読解を通して、人間の感情の変化を読み取ることができるようになる。 イギリス文学史4で学習した作家の特徴を、実際に作品を読むことで深く理解できるようになる。 ◆この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部英文学科(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,3,4 及びカリキュラムポリシーCP1,3,4に対応している。 ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、英語学・英語圏文学が直面する倫理的課題を説明することができる(A-1-3)。 ・言語現象や歴史的事象を既存の知識にとらわれることなく、語学的根拠や批評理論に基づいて、批判的・論理的に考察し、説明することができる(A-3-3)。 ・英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる(A-4-3)。 |
授業の方法 | 受講者は授業2日前(土曜日午前9時)までに、以下の3点を担当教員にメールで報告する。 1. 作品理解のうえで重要だと感じた部分(英語)とその具体的な理由 2. 作品全体のテーマと感想 3. 予め事前学習として提示された課題に対する回答 担当教員は受講者から寄せられた意見を紹介したのち、原作の英語と作品内容に関する説明を行なう【すべてBlackboardで配信】。 都合3回、原作と映画の比較考察を課題として授業時間内に映画を上映する。配布資料を手元に置きながら、字幕なしの英語に挑戦する(それほど難しい発音ではない)。 |
履修条件 | 授業内容は令和2年度とほぼ同じであるため、再履修者は原則として受け入れない。どうしても受講を希望する学生は、事前にメールで担当教員に相談すること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:授業で扱う資料の配布、授業の進め方、事前学習の内容について、Somerset Maughamに関する基礎知識
【事前学習】Somerset Maughamについて調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を確認し、本授業で求められる課題を理解すること (1時間) |
2 |
“The Ant and the Grasshopper”(通常の学習内容に加え、映画を鑑賞し原作との違いを報告する①)
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
3 |
“The Luncheon”
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
4 |
“Mr. Know-All”(通常の学習内容に加え、映画を鑑賞し原作との違いを報告する②)
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
5 |
“The Promise”
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
6 |
“A String of Beads”
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
7 |
“Clay” by James Joyce
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (2時間) |
8 |
“Kew Gardens” by Virginia Woolf
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (2時間) |
9 |
“The Horse Dealer's Daughter” by D.H.Lawrence
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (2時間) |
10 |
“Mr Loveday's Little Outing” by Evelyn Waugh
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (2時間) |
11 |
“Across the Bridge” by Graham Greene(通常の学習内容に加え、映画を鑑賞し原作との違いを報告する③)
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (2時間) |
12 |
“The Rock” by E.M.Forster
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (2時間) |
13 |
“Louise” and “Princess September”
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
14 |
“The Human Element”
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理して担当教員にメールで報告すること(A-3) (3時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
15 |
授業内試験(A-4)、まとめ
【事前学習】前期の学習内容を理解しておくこと(A-3)、与えられたレポート課題に取り組むこと(A-1) (10時間) 【事後学習】Maughamの他の短編を読むこと (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 配布資料を使用する |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:提出締切は第15週の授業終了時(午前10時半)まで。レポート内容は「Somerset Maughamの短編作品の特徴について」(20%)、授業内テスト:第15週の授業時に行われる授業内テスト(Blackboardで午前9時問題の提示, 午前10時に答案の提出締切)(40%)、授業参画度:授業2日前(土曜日午前9時)までに担当教員にメールで送る事前学習(40%) ◆授業2日前(土曜日午前9時)までに「授業の方法」に記された内容を担当教員にメールで報告することは、毎回提出を必須とする。 |
オフィスアワー | メールでの質問を随時受け付ける。 |