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令和元年度以前入学者 | 卒業論文研究ゼミ1 | ||||
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教員名 | 前島洋平 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(15回)(Blackboard 掲示板において時間割通りに実施するグループ・ディスカッション)と課題研究(決められた日時までに課題提出)の混合型授業。 初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。 【Blackboard ID】20211718:2021卒業論文研究ゼミ1(前島洋平・前・月2) *(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 |
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授業概要 | シャーロット・ブロンテ作 Jane Eyre を題材として、来るべき卒業論文執筆に向けた研究姿勢を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | メモを取りながら原作を丁寧に読んで自分なりの研究テーマを設定し、作家・作品に関する先行研究を収集して読み込み、両者をもとに説得力のある議論を展開するというのが卒業論文執筆のプロセスである。本講座では長編小説を実際に読み、そこから問題点を取り上げ、参考文献を参照しながら各自が設定したテーマにたいする回答作成能力を身につける。 ◆この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部英文学科(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8 及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応している。 ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、英語学・英語圏文学の役割を説明することができる(A-1-2)。 ・既存の知識にとらわれることなく、言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。 ・英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-2)。 ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる(A-5-2)。 ・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。 ・学修活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる(A-7-3)。 ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる(A-8-2)。 |
授業の方法 | Blackboardを仮想の教室とした、グループによる発表と受講者によるディスカッション形式。 ◆手順は以下の通り。 1. 発表担当グループ(原則3人,1回の授業につき1グループが担当, グループ分けは初回授業終了後に発表)は「ハンドアウト」(主として「原作からの引用」「(作者の生涯や作品発表時の社会背景などの)作品外の情報」「受講者に考えてもらいたい質問」など)と「説明文」(ハンドアウトの内容に関する詳しい発表原稿)を日曜日午前10時40分までにBlackboard の「掲示板」に載せる。 2. 受講者は授業開始までに上記1の資料に目を通しておく。 3. 授業時間(月曜日2時限)には、上記1の資料をもとにBlackboard上でグループ・ディスカッションを行い、集約した意見を「掲示板」に書き込む。 4.事後学習として、受講者は上記3に目を通したうえで考えを深め、必要事項を記入したリアクションペーパーを火曜日午前10時40分までに担当教員にメールで送る。 【発表担当グループは、語学的(英語)ならびに文学的(内容)アプローチの点から資料を作成する。受講者への質問は、なるべく作品理解が深まるような性質のものが望ましい】 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:授業の進め方、発表の方法、シャーロット・ブロンテに関する基礎知識、グループ分け
【事前学習】シャーロット・ブロンテについて調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業内容をまとめておくこと (1時間) |
2 |
CHAPTER Ⅰ-Ⅲ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
3 |
CHAPTER Ⅳ-Ⅴ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
4 |
CHAPTER Ⅵ-Ⅷ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
5 |
CHAPTER Ⅸ-Ⅹ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
6 |
CHAPTER Ⅺ-Ⅻ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
7 |
CHAPTER ⅩⅢ-ⅩⅣ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
8 |
CHAPTER ⅩⅤ-ⅩⅥ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
9 |
CHAPTER ⅩⅦ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
10 |
CHAPTER ⅩⅧ-ⅩⅨ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
11 |
CHAPTER ⅩⅩ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
12 |
CHAPTER ⅩⅩⅠ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
13 |
CHAPTER ⅩⅩⅡ-ⅩⅩⅢ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
14 |
CHAPTER ⅩⅩⅣ 【プレゼンとディスカッション(A-4,5,6,7)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-5) (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめ、本文を読み直し、問題点に対する解答を導き出すこと(A-8) (1時間) |
15 |
映画鑑賞と前期のまとめ 【作品理解を深める(A-8)】
【事前学習】本文を読み直して課題に取り組むこと(A-1,3) (5時間) 【事後学習】前期の授業内容をまとめておくこと (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Charlotte Brontë, Jane Eyre, Penguin Classics, 2006 |
参考書 | 中岡洋、内田能嗣 『ブロンテ姉妹を学ぶ人のために』 世界思想社 2005年 河野多恵子、小野寺健など 『図説 「ジェイン・エア」と「嵐が丘」―ブロンテ姉妹の世界』 河出書房新社 1996年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第15週授業から1週間以内にメールで提出(40%)、授業参画度:Blackboard(掲示板)におけるディスカッション内容、授業後24時間以内に提出するリアクションペーパーの内容に応じた授業参画度(30%)、プレゼンテーション資料(30%) ◆毎回の授業後24時間以内に提出するリアクションペーパーには、発表グループへの評価、英語や作品解釈に関する質問などを記入する。これは受講者の予習の程度や内容理解の深度を図るもので、成績評価の方法の授業参画度に該当する。 ◆グループでの協働作業が重視される授業ですので、発表資料の作成に協力的でない学生、授業時のグループ・ディスカッションに参加しない(発言しない、貢献しない)学生は著しく低い評価になる。 授業1回につき必ず1回は「掲示板」にコメントを書き込むようにしたい。 |
オフィスアワー | メールでの質問も随時受け付ける。 |
備考 | 指定された教科書を辞書を丹念に引きながら読んでおくこと。文学史的な資料に目をとおして、シャーロットの生涯についても調べておくと、そのぶん理解が深まる。 |