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英語学演習1

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令和2年度以降入学者 英語学演習1
令和元年度以前入学者 英語学演習1
教員名 一條祐哉
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 同時双方向型授業(ZoomとBlackboardのWikiを使用)
* 初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。
【Blackboard ID】20211659:2021英語学演習1(一條祐哉・前・火2)
*(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。
授業概要 英語の「進行形」に関する複数の文献を比較しながら批判的に読み、問題点を見出す力を養う。
授業のねらい・到達目標 ・英語の「進行形」に関する知識を身につける。
・英語で書かれた専門的な文章を正確に解釈することができる。
・予習の習慣を身につける。
・文献を批判的に読み、要点や疑問点・問題点をノートにまとめることができる。
・複数の文献を比較し、相違点や問題点を見出すことができる。
・問題点を解決するための自分なりの仮説を立てることができる。
・グループで協力しながら、情報をまとめることができる。
・不明な点について積極的に質問することができる。
・既存の知識にとらわれることなく, 言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)
・英語学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
・新しい問題に取り組む意識を持ち, そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2)
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応している。
授業の方法 授業の形式:【演習】
クラスを複数のグループに分け、全てのグループが毎回それぞれのBlackboardのWikiページ(共同作成ページ)を作成する。各グループ内で発表者1名、司会者1名を毎回交代で担当する。各回、事前に発表者がWikiページを作成し、発表者以外は質問を入力する。授業時にZoomを使ってグループで議論をし、協力し合って加筆修正を施してWikiページを作り上げる。
履修条件 4月のガイダンス時の抽選の結果、受講許可された者のみ受講できる。
授業計画
1 オリエンテーション、発表担当の割り当て
【事前学習】シラバスを読み、授業の流れを把握する。PDF教材を印刷しておく。ノートを用意する。 (1時間)
【事後学習】発表・司会の分担やスケジュールについて、グループでBbの掲示板などを用いて相談の上、決定する。(挑戦力A-5) (1時間)
2 発表①:江川 (1991)を読む (1) [動作動詞と状態動詞、現在進行形](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§139-140, 153を読み、動作動詞と状態動詞、現在進行形についてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、動作動詞と状態動詞、現在進行形について説明できるようにする。 (1時間)
3 発表②:江川 (1991)を読む (2) [過去進行形、未来進行形](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§154-157を読み、過去・未来進行形についてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、過去・未来進行形について説明できるようにする。 (1時間)
4 発表③:Quirk et al. (1985) を読む (1)[進行相の特徴](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 197–199を読み、進行相の特徴についてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、進行相の特徴について江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
5 発表④:Quirk et al. (1985) を読む (2)[習慣を表す進行相、状況タイプ](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 199–202を読み、状況タイプなどについてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、状況タイプなどについて江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
6 発表⑤:Quirk et al. (1985) を読む (3)[私的状態動詞、知覚動詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 202–204を読み、私的状態動詞などについてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、私的状態動詞などについて江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
7 発表⑥:Quirk et al. (1985) を読む (4)[状態動詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 204–206を読み、状態動詞についてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、状態動詞について江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
8 発表⑦:Quirk et al. (1985) を読む (5)[継続可能動詞、瞬間動詞](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 206–208を読み、継続可能動詞などについてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、継続可能動詞などについて江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
9 発表⑧:Quirk et al. (1985) を読む (6)[時制との関係](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 208–210を読み、進行相と時制との関係についてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、進行相と時制との関係について江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
10 発表⑨:江川 (1991)を読む (3) [未来の表し方 (will, shall)](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§145-149を読み、未来を表すwill, shallについてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、未来を表すwill, shallについて説明できるようにする。 (1時間)
11 発表⑩:江川 (1991)を読む (4) [未来の表し方(be going to, 現在進行形など)](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】§150-152を読み、未来を表すbe going toや現在進行形などについてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、未来を表すbe going toや現在進行形などについて説明できるようにする。 (1時間)
12 発表⑪: Quirk et al. (1985) を読む (7)[will, be going to, 現在進行形](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 213–215を読み、未来を表すwillやbe going toなどについてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、未来を表すwillやbe going toなどについて江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
13 発表⑫: Quirk et al. (1985) を読む (8)[単純現在形, 未来進行形](論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】江川(1991)と比較しながら、pp. 215–218を読み、未来を表す単純現在形や未来進行形についてノートにまとめる。また疑問点をグループWikiに入力する。(挑戦力A-5) (3時間)
【事後学習】授業での学修をもとにノートに追記あるいは修正をし、未来を表す単純現在形や未来進行形について江川(1991)との相違点を説明できるようにする。 (1時間)
14 文献間の相違点や問題点・疑問点を洗い出す(グループ・ディスカッション)(論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4)
【事前学習】レポートのテーマに関する疑問点・問題点を見出し、グループディスカッションに備える。(論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4、挑戦力A-5) (2時間)
【事後学習】グループディスカッションをもとにレポートを執筆する。(論理的・批判的思考力A-3、問題発見力A-4、挑戦力A-5) (6時間)
15 レポート提出と前期のまとめ
【事前学習】教科書やノートを読み返し、前期に学修したことで興味や疑問を持った言語現象についてノートにメモしておく。(挑戦力A-5) (1時間)
【事後学習】興味や疑問を持ったことを、卒論の研究テーマの候補としてノートにまとめておく。(挑戦力A-5) (1時間)
その他
教科書 教員がPDF教材を用意する。
参考書 江川(1991)『英文法解説−改訂3版−』と英語の辞書を必ず持参のこと。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に提出するレポート(40%)、授業参画度:BlackboardのグループWikiでの発表や質疑応答など(60%)
5回以上の欠席は成績評価の対象としない。 遅刻および早退3回で1回分の欠席とする。なお、30分以上の遅刻および30分以上前の早退は欠席とする。授業中の私語・飲食・居眠り・携帯電話使用等の迷惑行為は遅刻1回分の扱いとする。
オフィスアワー 質問がある場合はBlackboardのメールを利用すること。

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