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令和元年度以前入学者 | 研究ゼミ2 | ||||
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教員名 | 三澤真美恵 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業 BlackboardコースID:20211600 火曜3限 |
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授業概要 | 台湾社会文化史研究、東アジア視聴覚メディア史研究に関する問題を学びながら、卒論執筆に必要なアカデミック・スキルを身につける。 |
授業のねらい・到達目標 | 卒論執筆時に中国語資料を十分に使用できるよう、多読を通じて中国語読解力の向上をはかる。同時に、各自の卒論執筆に必要となる基礎的な概念、文献資料の調査方法、テキストの分析方法、レジュメの作成方法、ディスカッションやプレゼンテーションの方法などを実践的に学ぶ。 学修活動において、積極的に他者と連携して協働し、学びの効果を高めることができる(A-7-2)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの7,8に対応しています。 |
授業の方法 | 演習形式。前半は、英語版、中国語(繁体字)版、日本語版のテキスト(以下の3点)を相互に参照しながら、植民地期台湾におけるアイデンティティ形成について学ぶ。Leo Ching, Becoming "Japanese": Colonial Taiwan and the politics of identity formation, University of California Press, 2001. 荆子馨,成為日本人:殖民地台灣與認同政治,麥田出版,2006. レオ・チン『ビカミング「ジャパニーズ」』勁草書房、2017年。必要に応じて重要語句や重要概念に関して調べ、グループごとに発表、議論を行う。後半は、卒論執筆に向けて、テーマを設定するためのリサーチ、課題を設定するための先行研究の読解、分析、卒論構想の発表などを行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 自主創造の基礎1・2、中国学入門1~4、中国語1~14、研究ゼミ1の単位が全て修得済みであること。 |
授業計画 | |
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1 |
ゼミ学習1:夏期休暇中の自由課題を各自が発表(リサーチの基本、レジュメの作成方法、プレゼンテーションの方法を学ぶ) 【同時双方向型授業】 【事前学習】ゼミのテーマに関連した自由課題を設定し、リサーチの成果レジュメにまとめて報告する。 (2時間) 【事後学習】レジュメの作成方法、プレゼンテーションの方法について、授業で学んだことを整理する。 (2時間) |
2 |
ゼミ学習2:レオ・チン『ビカミング「ジャパニーズ」』(勁草書房、2017年)、第四章 反乱者から志願兵へ(159−208頁)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、プレゼンテーション、ディスカッションを行う。 【同時双方向型授業】 【事前学習】第四章 反乱者から志願兵へ(159−208頁)を読み、鍵となる概念について調べ、内容に関するレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
3 |
ゼミ学習3 Leo Ching, Becoming "Japanese": Colonial Taiwan and the politics of identity formation, University of California Press, 2001. Chapter 4. From Mutineers to Volunteers (pp.89-132)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、プレゼンテーション、ディスカッションを行う。 【同時双方向型授業】 【事前学習】Chapter 4. From Mutineers to Volunteers (pp.89-132)を読み、わからない単語や鍵となる概念について調べ、日本語訳との違いに着目しながら内容に関するレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
4 |
ゼミ学習4:荆子馨《成為日本人:殖民地台灣與認同政治》(麥田出版,2006)第四章:從叛變者到志願兵(頁182-232)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、プレゼンテーション、ディスカッションを行う。 【同時双方向型授業】 【事前学習】第四章:從叛變者到志願兵(頁182-232)を読み、わからない単語や鍵となる概念について調べ、原文、日本語訳との違いに着目しながら内容に関するレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
5 |
ゼミ学習5:レオ・チン『ビカミング「ジャパニーズ」』(勁草書房、2017年)、第五章 「濁流の中へ」(209−252頁)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、プレゼンテーション、ディスカッションを行う。 【同時双方向型授業】 【事前学習】第五章 「濁流の中へ」(209−252頁)を読み、鍵となる概念について調べ、内容に関するレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
6 |
ゼミ学習6:Leo Ching, Becoming "Japanese": Colonial Taiwan and the politics of identity formation, University of California Press, 2001. Chapter 5. “Into the Muddy Stream” (pp.133-174)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、プレゼンテーション、ディスカッションを行う(A-7-2)。 【同時双方向型授業】 【事前学習】Chapter 5. “Into the Muddy Stream” (pp.133-174)を読み、わからない単語や鍵となる概念について調べ、日本語訳との違いに着目しながら内容に関するレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
7 |
ゼミ学習7:荆子馨《成為日本人:殖民地台灣與認同政治》(麥田出版,2006)第五章:「在濁流中」(頁233-277)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、プレゼンテーション、ディスカッションを行う。 【同時双方向型授業】 【事前学習】第五章:「在濁流中」(頁233-277)を読み、わからない単語や鍵となる概念について調べ、原文、日本語訳との違いに着目しながら内容に関するレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
8 |
ゼミ学習8:卒業論文のテーマ設定に向けたリサーチ①。図書館や各種インターネット・サイトを通じて、情報を収集する方法を学び実践する。 【同時双方向型授業】 【事前学習】関心のある問題について文理学部図書館を利用して先行研究を調査し、レジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
9 |
ゼミ学習9:卒業論文のテーマ設定に向けたリサーチ②。収集した情報を整理する方法を学び、実践する。 【同時双方向型授業】 【事前学習】収集した情報を、エクセルなどを用いて整理し、ワードの注記機能などを利用しながらレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
10 |
ゼミ学習10:卒業論文のテーマに関連した先行研究の分析①。テーマに関連性の高い先行研究を選んで、読解、分析する。 【同時双方向型授業】 【事前学習】先行研究を読解、分析し、レジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
11 |
ゼミ学習11:卒業論文のテーマに関連した先行研究の分析②。テーマに関連性の高い先行研究を選んで、読解、分析する。 【同時双方向型授業】 【事前学習】先行研究を読解、分析し、レジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での学習をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) |
12 |
ゼミ学習12:卒論構想に関するプレゼンテーションとディスカッション(学生A,B) 【同時双方向型授業】 【事前学習】卒論構想に関する個人報告を準備する。 (2時間) 【事後学習】卒論構想に関する討論、指導をふまえて、卒論構想を修正する。 (2時間) |
13 |
ゼミ学習13:卒論構想に関するプレゼンテーションとディスカッション(学生C,D) 【同時双方向型授業】 【事前学習】卒論構想に関する個人報告を準備する。 (2時間) 【事後学習】卒論構想に関する討論、指導をふまえて、卒論構想を修正する。 (2時間) |
14 |
ゼミ学習14:卒論構想に関するプレゼンテーションとディスカッション(学生E,F) 【同時双方向型授業】 【事前学習】卒論構想に関する個人報告を準備する。 (時2間時間) 【事後学習】卒論構想に関する討論、指導をふまえて、卒論構想を修正する。 (2時間) |
15 |
ゼミ学習15:前期の学習をふまえて、全体討論を行う。これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-7-2)。 【同時双方向型授業】 |
その他 | |
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教科書 | 使用するテキストは中文学科図書室にて閲覧可能。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は、レジュメやプレゼンテーション等で評価する。 |
オフィスアワー | Blackboardや同時双方向型授業を通じて随時行う。 |