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中国社会文化演習３

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令和元年度以前入学者 中国社会文化演習３
教員名 三澤真美恵
単位数    1 学年 3･4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 同時双方向型授業
BlackboardコースID：20211567
木曜2限
授業概要 中国語文献『霧社事件：台灣歷史和文化讀本』（2020年、麥田出版）所収の台湾先住民族３名による座談会「霧社事件的本土意義」（15-33頁）を翻訳、読解する。日本植民地時期台湾における抗日武装蜂起「霧社事件」は、事件発生時には日本人支配者の視点で、日本敗戦後には中華民国政府の視点で、そして民主化後には台湾民族主義の視点で語られる傾向があった。ひとつの歴史事件が、どのように語られるのか。その語りは、話者の視点によって、語られる言語によって、どのように異なるのか。歴史事件を語る権利はどのように捉えられるべきか。台湾先住民族３名の座談会に即して考察を深める。
授業のねらい・到達目標 グローバル社会の抱える諸問題について、個々の問題に関する様々な情報を分類・整理し、多様な立場がどのように形成されたかを説明することができる（A-2-4）。
この科目は文理学部（学士（文学）のDP及びCPの2に対応しています。
授業の方法 演習形式
授業計画
1 ガイダンス：霧社事件とは？
【同時双方向型授業】
【事前学習】霧社事件について可能な範囲で調べておく （2時間）
【事後学習】講義内容をノートに整理する。 （2時間）
2 テキスト「霧社事件的本土意義」15-17頁を読む。
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」15-17頁を予習、日本語訳を作成する （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
3 テキスト「霧社事件的本土意義」18-20頁を読む。
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」18-20頁を予習、日本語訳を作成する （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
4 テキスト「霧社事件的本土意義」21-23頁を読む
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」21-23頁を予習、日本語訳を作成する （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
5 テキスト「霧社事件的本土意義」24-26頁を読む
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」24-26頁を予習、日本語訳を作成する （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
6 テキスト「霧社事件的本土意義」27-29頁を読む
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」27-29頁を予習、日本語訳を作成する （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
7 テキスト「霧社事件的本土意義」30-32頁を読む。
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」30-32頁を予習、日本語訳を作成する （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
8 テキスト「霧社事件的本土意義」33頁を読む。
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」33頁を予習、日本語訳を作成する （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
9 テキスト「霧社事件的本土意義」の日本語訳を確認する。
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」15-33頁に日本語訳を復習する。 （2時間）
【事後学習】講義を踏まえて、日本語訳を訂正し、内容をノートに整理する。 （2時間）
10 テキスト「霧社事件的本土意義」の内容を整理する
【同時双方向型授業】
【事前学習】テキスト「霧社事件的本土意義」の内容をレジュメにまとめる。 （2時間）
【事後学習】講義内容をノートに整理する。 （2時間）
11 テキスト「霧社事件的本土意義」について議論する。
【同時双方向型授業】
【事前学習】霧社事件に関する自分なりの調査を加えてレジュメを修正する。 （2時間）
【事後学習】講義内容をノートに整理する。 （2時間）
12 テキスト「霧社事件的本土意義」について調査した内容を発表する。
【同時双方向型授業】
【事前学習】発表用のレジュメを作成する。 （2時間）
【事後学習】議論をふまえてレジュメを補充する。 （2時間）
13 テキスト「霧社事件的本土意義」について調査した内容を発表する。
【同時双方向型授業】
【事前学習】発表用のレジュメを作成する。 （2時間）
【事後学習】議論をふまえてレジュメを補充する。 （2時間）
14 霧社事件とテキスト「霧社事件的本土意義」について考察する（A-2-4）。
【同時双方向型授業】
【事前学習】別の人の発表内容を読んで異なる視点の所在を確認する。 （2時間）
【事後学習】議論を踏まえて、霧社事件とテキストについて理解を深める。 （2時間）
15 歴史事件としての「霧社事件」の語られ方について議論する。（A-2-4）。
【同時双方向型授業】
【事前学習】これまでの講義内容を整理しておく。 （2時間）
【事後学習】議論を踏まえて、霧社事件とテキストについて自分なりの考察を深める。 （2時間）
その他
教科書 テキスト「霧社事件的本土意義」はBlackboardから閲覧可能です。
参考書 中村ふじゑ 『　オビンの伝言——タイヤルの森をゆるがせた台湾・霧社事件』 梨の木舎 2000年
参考映像資料：映画『セデック・バレ』（2013年）。同作はAmazon Primeにて閲覧可能。DVDも発売されており、中文事務室でも閲覧可能。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業内での翻訳、レジュメの発表、授業（議論）への参画度により総合的に評価する。
オフィスアワー Blackboard, 同時双方向型授業を通じて随時行う。

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