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令和2年度以降入学者 | 批評研究 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 文芸批評史 | ||||
教員名 | 赤井紀美 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型と課題研究を組み合わせて行う。詳細は、第1回授業で説明する。 BlackboardコースID:20211450 |
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授業概要 | 文芸批評の歴史について学ぶ。 日本において批評空間が形成される過程について学んだうえで、西欧の批評理論・文学理論について学ぶ。 人々が文学をどのように批評してきたのかを概観し、文学読解の代表的な方法を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 批評とは何かを改めて捉えなおす視点や知識を得る。 時代やテクストによって異なる読解の方法を身につけることを目標とし、さらに文学の世界に留まらず現代社会をとりまく様々な問題に対しても批評意識を持てるようになる。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP2,3,4,5,8及びカリキュラムポリシーCP2,3,4,5,8に対応している。 ・日本文学・日本語学研究を学びながら,それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら,新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら,自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 各授業日の前日までに授業動画を配信する。動画はOne Drive、YouTubeにアップする。詳細は各回ごとにBlackboardに授業概要書を掲示するのでそちらを確認すること。 動画を視聴し、提示された課題を期限に従い提出すること。 授業動画のほかに映画などの映像資料を視聴してもらう場合もある。 課題・レポートのフィードバックの方法等については、授業内で指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(接続テスト) 批評を学ぶとはどういうことかについて学ぶ 【事前学習】シラバスを確認し、批評とは何か自分なりに調べる (2時間) 【事後学習】批評を行うということについて改めて整理する (2時間) |
2 |
明治期の文芸批評の流れについて
【事前学習】配布されたテクストを読む (2時間) 【事後学習】明治期の時代や文学の流れについて確認する (2時間) |
3 |
大正期の文芸批評の流れについて
【事前学習】配布されたテクストを読む (2時間) 【事後学習】大正期の時代や文学の流れについて確認する (2時間) |
4 |
昭和戦前期のメディア批評空間
【事前学習】配布されたプリントを読み、昭和期のメディアの変化について理解する (2時間) 【事後学習】批評空間の生成過程を理解する (2時間) |
5 |
戦後における批評空間の変容
【事前学習】配布されたテクストを読む (2時間) 【事後学習】戦後の時代や文学の流れについて確認する (2時間) |
6 |
1970年代以降の動きについてについて学ぶ
【事前学習】配布プリントを読み、時代の概要をつかむ (2時間) 【事後学習】1970年代以降の新たな動きについて理解する (2時間) |
7 |
伝統批評から新批評(ニュークリティシズム)へ
【事前学習】配布プリントを読み、それぞれの批評スタイルを理解する (2時間) 【事後学習】両者にどのような違いがあるのか、自分なりに整理する (2時間) |
8 |
言語論・記号論・テクスト論
【事前学習】配布プリントを読み、各理論の特性を理解する (2時間) 【事後学習】具体的な文学作品の読解との関りを考える (2時間) |
9 |
構造主義からポスト構造主義へ
【事前学習】配布プリントを読み、構造主義の概念について理解する (2時間) 【事後学習】構造主義への批判とその後の展開を整理する (2時間) |
10 |
カルチュラル・スタディーズについて学ぶ
【事前学習】配布プリントを読みカルチュラル・スタディーズの概念を理解する (2時間) 【事後学習】カルチュラル・スタディーズの捉える射程について考える (2時間) |
11 |
マルクス主義批評について学ぶ
【事前学習】配布プリントを読み、マルクス主義批評の特性と歴史を理解する (2時間) 【事後学習】具体的な文学作品の読解との関りを考える (2時間) |
12 |
精神分析批評について学ぶ
【事前学習】配布されたテクストを読む (2時間) 【事後学習】精神分析批評の問題を整理する (2時間) |
13 |
フェミニズム批評、ジェンダー批評、クイア理論
【事前学習】配布プリントを読み、フェミニズム、マイノリティの視点について理解する (2時間) 【事後学習】フェミニズム、マイノリティの視点と文学の関係を考える (2時間) |
14 |
ポストコロニアル批評について学ぶ
【事前学習】配布プリントを読み、ポストコロニアル批評という概念について理解する (2時間) 【事後学習】具体的な文学作品の読解との関りを考える (2時間) |
15 |
まとめ
【事前学習】これまでの授業内容を整理する (2時間) 【事後学習】レポート作成の準備をする (2時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを使用する。 |
参考書 | 授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は、各授業のコメントや授業内課題による。 |
オフィスアワー | メールで随時行う。 |