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令和2年度以降入学者 | 基礎演習2 | ||||
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教員名 | 田中ゆかり | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | (1) 同時双方向型授業(15回) ※状況が許せば対面回を設ける可能性あり (2) BlackboardのIDと「コース名」:20211424 「2021基礎演習2(田中ゆかり・後・水5)」 |
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授業概要 | 「方言」で読み解く日本語社会 日本語社会における「方言」の価値の高まりを受け、「方言」の保存・継承・活用の事例に事欠かない。この科目では、各地の取り組みについて調査・分析・報告することを通じ、日本語社会を読み解く目を養うことを目的とする。 本科目の一部では日本の言語政策を扱う。文部科学大臣及び文化庁長官諮問機関・文化審議会臨時委員(国語分科会)の実務経験から日本国における言語政策策定の背景などについて具体的に教授する。 |
授業のねらい・到達目標 | 「方言」の保存・継承・活用の実態は、時代・地域・媒体により異なる。この違いは、時代・地域・媒体・コンテンツによって「方言」の価値が異なるということを示唆するものである。 この科目では、各地の取り組みについて調査・分析・報告することを通じ、日本語社会を読み解く目を養うことを目的とする。同時に、具体的な言語研究の企画・実施、分析と報告までの一通りを学び、自分自身で現代日本語学の研究テーマについて調査の立案から分析まで実行するための知識とスキルを獲得することも目的とする。 この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP3,4,6,7,8に対応しています。 ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) |
授業の方法 | (1)授業の形式:【演習】 (2)授業の方法 ①開講曜日限(水5)にzoomによるオンライン型授業を実施する。 ②毎回のzoomへの招待URLは、開講曜日前日までにBlackboardを通じ、案内する。 ③連絡ならびに資料配布、フィードバックなどはBbを活用する。 ④研究トピックに関連した導入的講義や文献・電子資料等の使い方などを学びながら、履修者各自の調査対象を選択する。調査対象ごとにデータ収集・調査を行い、それに基づく発表と討議を行う。 ⑤事前・事後の学修をつなぐものとして毎回小課題を課す予定。 ⑥各自発表はパワーポイントを使用したものを予定(画面共有形式)。 ⑦最終課題は、各自に与えられたフィードバックを踏まえ、発表を発展させた内容とする。最終課題は、授業報告サイト等で公開予定。 ⑧この授業についての質問・相談は、Bbの「掲示板」や「Eメール」を通じて受け付ける。必要に応じて、授業後に面談の機会を設ける。 |
履修条件 | 人数調整を行うため、4月5日(月)17時50分までにGoogleフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は、4月8日(木)、COMITS2・国文学科掲示板にて発表する。 なお、手続きについてはCOMITS2・国文学科HP「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について解説する 【事前学習】シラバスを読んだ上で、昨年度までの報告書(サイト版・冊子版)を閲覧しておく 遠隔授業受講の準備をする(Bb自己登録、教材のダウンロードなど) (2時間) 【事後学習】調査対象地域の検討 (2時間) |
2 |
「方言」の保存・継承・活用事例についての導入的講義
【事前学習】調査対象地域の検討 (2時間) 【事後学習】調査対象地域を選び、調査対象地域についての基本的な調査を行い、整理する。課題にとりくむ (2時間) |
3 |
「方言」の保存・継承・活用事例を調査するための文献・電子資料の使い方(講義と実習)
【事前学習】調査対象地域を選び、調査対象地域についての基本的な調査を行い、整理する。課題にとりくむ (2時間) 【事後学習】文献・電子資料を用いて調査対象地域の「方言」について調査を行い、整理する。題にとりくむ (2時間) |
4 |
発表についての解説
【事前学習】文献・電子資料を用いて調査対象地域の「方言」について調査を行い、整理する。 (2時間) 【事後学習】発表についての解説に従い調査を実施し、整理する。 (2時間) |
5 |
課題研究(発表準備) 発表についての質問・相談(オンライン授業) 【事前学習】発表準備と質問・相談事項の整理 (2時間) 【事後学習】発表準備 (2時間) |
6 |
発表とフィードバック①
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
7 |
発表とフィードバック②
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
8 |
発表とフィードバック③
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
9 |
発表とフィードバック④
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】調査データの整理と分析の準備 (2時間) |
10 |
発表とフィードバック⑤
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
11 |
発表とフィードバック⑥
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
12 |
発表とフィードバック⑦
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
13 |
発表全体へのフィードバック 最終課題作成解説 【事前学習】最終課題作成に際しての課題の整理 (2時間) 【事後学習】最終課題作成 (2時間) |
14 |
最終課題の提出 最終課題ふりかえり 【事前学習】最終課題作成 (3時間) 【事後学習】最終課題ふりかえり (1時間) |
15 |
授業全体のふりかえり
【事前学習】最終課題ふりかえり (3時間) 【事後学習】授業全体のふりかえり (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。適宜印刷資料を配布する。 |
参考書 | Blackboardに参考文献の一部を格納する。その他については、授業中適宜案内する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終課題(50%)、授業参画度:授業内外の課題、調査、発表、討議への参画などを含む(50%) |
オフィスアワー | 授業の前後 その他については、メール、必要に応じてメール等で予約の上会議システムによる面談 |
備考 | ・第1回授業までに過年度の基礎演習最終課題をまとめた報告サイトに目を通しておくこと。 「田中ゆかり担当科目授業報告」 http://www.chs-jp.info/tnk/ |