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基礎演習1

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令和2年度以降入学者 基礎演習1
教員名 梶川信行
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 ZOOMを使用して同時双方向型の授業をする。まずは、Blackboardに登録すること。
BlackboardコースID:20211411
授業概要 『万葉集』を読む。
高等学校の国語の教科書で教材とされている万葉歌を、大学での専門科目として、研究的な視点で改めて読み直すことを通して、『万葉集』に対する理解を深めることが目的である。個々の作品にはどんな問題点があるのか、私の書いた解説文を通して知識を獲得した上で、自分なりにその問題について考えてみよう。
授業のねらい・到達目標 『万葉集』は奈良時代の歌集である。1300年の時を隔てた作品集なので、当然、その背景となる社会制度や文化などが、現代とは大きく異なる。主観的な作品鑑賞の対象とするのではなく、古代和歌の世界として『万葉集』を読もうとすれば、私たちが時間を溯って行く努力をしなければならない。そのためには、どのような手続きが必要か。どのような方法があるのか。この授業では、異文化理解の方法を考えたいと思う。あわせて、『万葉集』に関する常識も身につけてほしいと思う。

この科目は(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,6,7,8に対応している。
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2)
・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2)
・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2)
授業の方法 授業の形式:【演習】
受講生1人1人に課題を与え、指定された時間に報告する。質疑応答を通して、理解を深めることが基本である。調べ方の基本、資料の作り方、発表の方法などについては、Blackboardの「教材」欄に「基礎演習 ガイダンス資料 令和2年度(遠隔授業用)」を載せてあるので、それを参照のこと。報告は決められた日に行ない、報告者以外の学生は、Blackboardの「掲示板」にスレッドを載せる。そのスレッドの作成方法などについても、「ガイダンス資料」を参照のこと。
履修条件 人数調整を行うため、4月5日(月)17時50分までにGoogleフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は、4月8日(木)、COMITS2・国文学科掲示板にて発表する。
なお、手続きについてはCOMITS2・国文学科HP「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。
授業計画
1 ガイダンス まずはBlackboardに登録。「教材」欄の「ガイダンス資料」を熟読すること。授業のテーマや到達目標及び発表の方法などについての説明がある。
【事前学習】『万葉集』に関する基本的な知識を蓄えておく。 (2時間)
【事後学習】指定された教科書を用意し、全体がどうなっているか、目を通しておく。 (2時間)
2 受講生Aの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】図書館のホームページから、必要な文献がどこにあるかを確認する。 (2時間)
3 受講生Bの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】文献一覧を見て、必要な注釈書等を知る。 (2時間)
4 受講生Cの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
5 受講生Dの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
6 受講生Eの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
7 受講生F・Gの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
8 受講生H・Iの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
9 受講生J・Kの報告と質 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
10 受講生L・Mの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
11 受講生N・Oの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
12 受講生P・Qの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】この日の課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。 (2時間)
13 受講生R・Sの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
14 受講生T・Uの報告と質疑 コメントシートの作成
【事前学習】課題の論文を熟読し、疑問点などを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】整理した疑問点などを文章化しておく。 (2時間)
15 ふりかえり 論作文
【事前学習】整理した疑問点などを文章化しておく。 (2時間)
【事後学習】提出した文章の内容が適切であったか否かを反省する。 (2時間)
その他
教科書 森淳司 『訳文万葉集』 笠間書院 2007年
二十巻、約四千五百首のすべてを掲載しているものならば、指定したテキスト以外でもよい。
参考書 Blackboardの「教材」欄に「基礎演習の手引き」及び「万葉集研究基本文献一覧」を載せてある。それをダウンロードすること。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業参画度はBlackboardの掲示板に寄せられたスレッドの質と量で評価する。(40%)、報告(60%)
オフィスアワー 月・木・金の授業を除いた時間。
質問のある学生はメールで。いつでも構わないが、返信が翌日になる場合もある。

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