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日本語史2

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令和2年度以降入学者 日本語史2
令和元年度以前入学者 日本語史2
教員名 鈴木功眞
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面で行う。同時双方向、オンデマンドでも受講できるように用意する。
オンライン受講の場合のURLはBlackboard上で示す。
BlackboardコースID:20211408
授業概要 日本語の音韻の歴史的変遷を観察する。
授業のねらい・到達目標 日本語の歴史的変遷を、音韻を中心に講義する。
〔到達目標〕本授業履修後は諸資料の日本語状況を日本語史のなかで位置づけられるようにする。
この科目のルーブリック等対応情報は下記の通り。

この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観をもって,日本文学・日本語学研究,ひいては人文学の役割や,倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-2)
・日本文学・日本語学研究を学びながら,それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2)
授業の方法 授業の形式:【講義】
講義形式。研究対象となる資料を具体的に解説しながら進める。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業内で指示する。
授業計画
1 ガイダンス、音声と音韻の概念について【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】シラバスを確認して授業全体の流れを理解しておくこと。教科書を入手しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、教科書での今後の展開を眺めておくこと。 (2時間)
2 日本語の歴史について【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「概要」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
3 音韻の変遷1音韻史の資料【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「資料」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
4 音韻の変遷2漢字音からわかる日本語の音韻【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「漢字音」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
5 音韻の変遷3上代の音節結合の法則【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「上代の音節結合の法則」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
6 音韻の変遷4上代特殊仮名遣い【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「上代特殊仮名遣い」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
7 音韻の変遷5上代特殊仮名遣いの消滅と表記【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「上代特殊仮名遣いの消滅と表記」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
8 音韻の変遷6ハ行子音の原音【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「ハ行子音の原音」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
9 音韻の変遷7ハ行子音の変遷【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「ハ行子音の変遷」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
10 音韻の変遷8近世以降のハ行子音【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「近世以前のハ行子音」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
11 音韻の変遷9サ行音タ行音【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「サ行音タ行音」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
12 音韻の変遷10四つ仮名【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「四つ仮名」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
13 音韻の変遷11濁音と半濁音【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「濁音と半濁音」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
14 音韻の変遷12シラビームとモーラ【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】教科書および授業時に提示する参考資料の「シラビームとモーラ」部分を読み帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
15 音韻のゆくすえ【対面(オンラインも用意)】(A-1・2)
【事前学習】ここまでの内容を再確認し概要を帳面にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】ここまでの内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間)
その他
教科書 木田章義 『国語史を学ぶ人のために』 世界思想社 2013年
参考書 国語学会 『国語史資料集―図録と解説―』 武蔵野書院 1976年
国語学会 『国語学史資料集―図録と解説―』 武蔵野書院 1979年
佐藤武義ほか 『日本語大事典』 朝倉書店 2014年
飛田良文ほか 『日本語学研究事典』 明治書院 2007年
日本語学会 『日本語学大辞典』 東京堂出版 2018年
佐藤喜代治 『国語学研究事典』 明治書院 1977年
いずれも図書館に有る。他にも日本語史に関する図書は多いので参照して欲しい。
成績評価の方法及び基準 レポート:期末に課す(40%)、授業参画度:毎回の授業時に小テストを行う(60%)
参加形態(対面・オンライン)の違いによる評価の差は生じない。
オフィスアワー 対面受講の場合は、授業後の教室にて。オンライン受講の場合はブラックボード経由で。
備考 文理学部にはすばらしい図書館が有るのでどんどんと活用して欲しい。どの図書がどこに排架されているのかを、よく見ておくこと。それ自体は研究ではないが、研究の準備として必要不可欠である。

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