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日本史料研究1

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令和2年度以降入学者 日本史料研究1
令和元年度以前入学者 日本史料研究1
教員名 武井紀子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 blackboardを用いた課題研究型授業

BlackboardコースID:20211360
授業概要 日本古代史の重要史料である出土文字資料(木簡・漆紙文書・墨書土器)を対象として、その特徴を学ぶ。また、出土文字資料の扱い方や研究の仕方、出土文字資料から情報を引き出す方法などについて学ぶ。
授業のねらい・到達目標 木簡・漆紙文書・墨書土器について、その史料的性格を説明することができる。
史料から情報を引き出す方法を身につける。
史料から引き出した情報をもとに古代史について考察することができる。
物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的理解にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3)
日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決策を作成できる。(A-4-3)
様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる。(A-6-3)
この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP3、4、6に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
授業時間までにBlackboardで音声と資料を配布するので、それを視聴する。指定教科書の該当箇所を読み、配布資料の指示に従って課題研究を進め、各回の課題に取り組み、翌週水曜日までに提出する。質問があれば掲示板に記入する。課題は適宜フィードバックを行う。
*履修者は初回講義開始までにblackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はblackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
授業計画
1 授業の説明、古代史研究と出土文字資料(課題研究型授業)
【事前学習】テキストの「古代史研究と出土文字資料」と①の15頁までの部分を読み、テキストの内容をノートにまとめる。 (1時間)
【事後学習】紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
2 出土文字資料の種類と特徴(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの①の15頁~27頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
3 出土文字資料から分かること①(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの②の28頁~32頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
4 出土文字資料から分かること②(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの②の33頁~39頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
5 出土文字資料から分かること③(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの②の40頁~49頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
6 出土文字資料から分かること④(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの②の49頁~52頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
7 出土文字資料を扱う① 木簡 漆紙文書(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの③の53頁~62頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (3時間)
8 出土文字資料を扱う② 漆紙文書・墨書土器(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの③の62頁~67頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
9 出土文字資料を扱う③ 出土文字資料をみる視点(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの③の67頁~81頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
10 出土文字資料から分かる情報を引き出してみる(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】ここまでのテキストおよび授業の内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】課題として示した資料から情報を引き出してみる。 (3時間)
11 課題のフィードバック(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】課題として示した資料をもとに研究論文などにあたってみる。 (2時間)
【事後学習】課題の内容を自身で添削してみる。 (1時間)
12 城柵と出土文字資料(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】古代東北地方の城柵からから出土した文字資料について、調べてみる。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
13 北と南の文字文化(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの4章の82頁~90頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
14 中国・韓国の文字資料と文字文化の伝播(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの④の90頁~97頁を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】テキストの内容をノートにまとめ、紹介した参考文献を読んで課題に取り組む。 (2時間)
15 講義のまとめと最終課題(課題研究型授業)(A-3-3、A-4-3、A-6-3)
【事前学習】テキストの「出土文字資料とのつきあい」を読み、分からない用語などを辞書で調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、テキストを通して読んでみる。質問事項があれば掲示板に投稿する。講義で紹介した参考文献を読んでみる。学期末レポートの準備をする (3時間)
その他
教科書 鐘江宏之 『地下から出土した文字 (日本史リブレット)』 山川出版社 2007年
参考書 五味文彦・杉森哲也 『日本史史料論 (放送大学大学院教材)』 放送大学教育振興会 2015年
そのほか授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末レポート(60%)(60%)、各回での課題の提出(40%)
オフィスアワー 質問は掲示板、メールにて受け付ける。

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