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令和2年度以降入学者 | 日本史基礎実習2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史基礎実習2 | ||||
教員名 | 古川隆久 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Zoomを用いた同時双方向型授業 Blackboard ID:20211301 |
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授業概要 | 新聞史料をテキストとして、日本近現代史に関する調査研究方法を実習・ゼミ形式で習得する。 |
授業のねらい・到達目標 | 新聞史料をテキストとして、日本近現代史における史料の読解能力や調査や成果のとりまとめや口頭報告の方法を習得する。旧漢字交じりの文章(新聞記事)の読解、専門的な事典、便覧、年表の使用法、史料や先行研究の検索・収集方法、史料批判の方法、国立国会図書館の活用方法、レジュメのまとめ方、口頭発表の方法を習得する。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4~8及びカリキュラムポリシーCP4~8に対応しています。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)では、この科目は文理学部(学士(史学))のディプロマポリシーDP4~8及びカリキュラムポリシーCP4~8に対応しています。 ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)→口頭発表 ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2)→口頭発表の準備 ・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2)→質疑応答 ・学修活動において、積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2)→口頭発表の準備 ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2)→感想レポート |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 教員が配布する昭和戦前期のある日の新聞(1929年6月30日付『東京朝日新聞』朝刊の予定)の読解を、Zoomを用いた双方向型による(ただし変更の可能性あり)ゼミ形式で行なう。教員のアドバイスはBlackboardやZoomを用いる。論文・報告レジュメの作成ルールを確認した上で、教員が選択した掲載記事や広告から題材を選び、語句・内容・背景についての調査、他紙(『東京日日新聞』と『読売新聞」)の記事との比較や、その事項を扱った研究論文の分析などについてついて調査・口頭発表し、発表内容について質疑討論するもとを通して、その記事あるいは広告の歴史的意味を考える。以上を通して、様々な分野の史実に関する、文献検索の方法、専門的な辞典類の利用法、国会図書館やアジア歴史資料センターなど外部施設の利用法、調査結果のまとめ方(史料批判を含む)、発表や討論のやり方など、調査研究方法を習得する。1人当たり2回報告してもらう予定(受講者が多い場合は1回)。 本授業の事前・事後学習は,平均して各1時間の学習を目安とするが、その他、口頭発表の準備でそれなりの時間をとることになる。 ※zoomの音声を同日中に配信するので、指定の締め切りまでにレジュメを見ながらこれを聞いて感想レポートを出せば採点対象とする。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。 |
履修条件 | 日本近現代史の予備知識の有無は問わないが、日本近現代史の研究に積極的に取り組む意志があること。 |
授業計画 | |
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1 |
調査方法についての説明と質疑応答、発表順の決定。
【事前学習】シラバスを読んで授業の概要を把握しておく。 (0.5時間) 【事後学習】発表までの準備の段取りを検討しておく。 (1時間) |
2 |
レジュメ作成方法に関する説明と質疑応答。
【事前学習】前回配布したガイダンス資料を読んでおく。 (1時間) 【事後学習】説明内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
3 |
新聞史および朝日新聞社史に関する説明と質疑応答。
【事前学習】歴史事典等で朝日新聞の歴史について確認しておく。 (1時間) 【事後学習】説明内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
4 |
田中義一内閣総辞職に関するテキスト2頁上半分掲載の記事についての口頭発表と質疑。。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
5 |
田中義一内閣総辞職に関するテキスト2頁下半分掲載の記事についての口頭発表と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
6 |
田中義一内閣総辞職に関するテキスト3頁と11頁掲載の記事についての口頭発表と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
7 |
田中義一内閣総辞職に関するテキスト4頁掲載の記事についての口頭発表と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
8 |
田中義一内閣総辞職に関する研究論文・研究書についての口頭発表と質疑
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
9 |
テキストの映画に関する記事や広告についての口頭発表と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
10 |
テキストの連載小説とラジオに関する記事についての口頭報告と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
11 |
テキストの社会面記事と交通関係に関する口頭報告と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
12 |
テキストの出版、百貨店の広告に関する口頭報告と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
13 |
テキストの漫画広告、最終頁の広告についての口頭報告と質疑。
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
14 |
9回から13回の話題に関連する歴史学の研究論文・研究書についての口頭発表・質疑
【事前学習】テキストを読んで質問を考えておく。 (1時間) 【事後学習】発表内容や質疑内容を整理しておく。 (1時間) |
15 |
全体の振り返り(討論)
【事前学習】ここまでの授業を整理しておく。 (1時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | テキストは初回授業時に配布する。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業中の自発的発言30%、感想レポート20%(50%)、レジュメの出来具合25%、授業での口頭報告25%(50%) 自発的発言は自発的な挙手による発言した授業回数の割合。また、口頭発表をしない場合は単位なし。 |
オフィスアワー | 質問や相談の対応は、電子メールまたはZoom等のビデオ会議システムで授業期間中に随時行う。 |