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日本史基礎実習1

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令和2年度以降入学者 日本史基礎実習1
令和元年度以前入学者 日本史基礎実習1
教員名 武井紀子
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 Blackboardを用いた課題研究型授業とzoomを用いた同時双方向型授業との組み合わせ
Blackboard ID: 20211294
授業概要 指定した教科書の輪読を行いながら日本古代史の流れを把握し、研究史上の課題や研究状況を理解する。古代史の様々な研究に触れ、卒論に向けたテーマを考える準備をする。
授業のねらい・到達目標 日本古代史を学ぶために必要な知識と、研究視角・研究方法を習得する。
これまでの研究史の蓄積や研究上の問題点を理解する。
報告及び質疑を通じて新たな課題・論点について議論することができる。
日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2)
新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2)
学修活動において、積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2)
自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2)
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP4、5、6、7、8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【実習】
Blackboardを用いた課題研究とZoomでの演習形式を組み合わせて行う。
第1回から第5回は、Blackboardを用いた課題研究を行う。授業時間までにBlackboardで音声とプリントを配布するので、シラバスに従って課題研究を進める。第2回の授業で、報告の担当を調整して決めるので、必ず希望を出すこと。
第6回~第10回、第12回~第14回は、Zoomによる演習形式で実施する。
受講生には教科書の中から自身が興味のあるテーマを選択し、そこで示されている研究の到達点と課題について、挙げられている参考文献の内容などを調べたうえで報告してもらう。それに対して質疑応答を行う。どのテーマを担当するかは教員と受講生が相談のうえ決定する。受講者数にもよるが、各人、教科書の各章を担当し報告してもらう。報告は1回あたり30分を予定し、質疑も10分程度を予定している。各回2章ずつ進める(2人ずつ報告)。
第11回と第15回では、Blackboardを用い、テキストの内容のおさらいと報告の総評を行う。また、レポートに向けて準備をする。
*履修者は初回講義開始までにblackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はblackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
授業計画
1 授業の説明、日本古代史を学ぶ(課題研究)(A-5-2)
【事前学習】日本古代史で興味のある内容、卒論で扱いたいテーマなどについて簡単に調べてみる。 (1時間)
【事後学習】テキストを自分で読んで担当したいテキストの範囲を決める。 (2時間)
2 日本古代史の史料と研究方法、担当を決める(課題研究)(A-5-2)
【事前学習】テキストで紹介されていた史料や参考文献を探してみる。 (2時間)
【事後学習】授業の内容をふまえて、自分で探した史料・参考文献を読み、ノートに整理する。 (2時間)
3 教員による模擬報告、報告の方法、質問の仕方(課題研究)(A-5-2)
【事前学習】テキストの当該範囲と配布プリントを読み、その内容をノートに整理し、疑問に思った点・質問事項を書き留めておく。 (1時間)
【事後学習】模擬報告の内容をふまえて自身の報告レジュメの草稿を作成する。 (2時間)
4 報告準備①(課題研究)(A-5-2)
【事前学習】報告準備を行い、レジュメを作成する。 (2時間)
【事後学習】報告準備中の質問などをBlackboardなどで質問する。 (2時間)
5 報告準備②(課題研究)(A-5-2)
【事前学習】報告準備を行い、レジュメを作成する。 (1時間) (2時間)
【事後学習】報告準備中の質問などをBlackboardなどで質問する。 (2時間)
6 授業の進め方の確認・報告の準備③(Zoomによる双方向型授業)(A-5-2)
【事前学習】報告準備を行い、レジュメを作成する。 (2時間)
【事後学習】報告準備中の質問などをBlackboardなどで質問する。 (2時間)
7 テキストの輪読(Zoomによる双方向型授業):学生による報告A・B(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】担当者はレジュメを作成しておく。テキストを読み、分からない用語を調べ、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告の内容、授業の内容を振り返る。次回の分のテキストを読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
8 テキストの輪読(Zoomによる双方向型授業):学生による報告C・D(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】担当者はレジュメを作成しておく。テキストを読み、分からない用語を調べ、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告の内容、授業の内容を振り返る。次回の分のテキストを読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
9 テキストの輪読(Zoomによる双方向型授業):学生による報告E・F(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】担当者はレジュメを作成しておく。テキストを読み、分からない用語を調べ、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告の内容、授業の内容を振り返る。次回の分のテキストを読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
10 テキストの輪読(Zoomによる双方向型授業):学生による報告G・H(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】担当者はレジュメを作成しておく。テキストを読み、分からない用語を調べ、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告の内容、授業の内容を振り返る。次回の分のテキストを読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
11 ここまでのまとめと小レポート課題(課題研究)(A-4-2、A-5-2)
【事前学習】これまでの各人の報告の内容を振り返り、テキストを再度通読する (2時間)
【事後学習】参考文献を読みながら、小レポートを作成し、提出する。 (3時間)
12 テキストの輪読(Zoomによる双方向型授業):学生による報告I・J(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】担当者はレジュメを作成しておく。テキストを読み、分からない用語を調べ、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告の内容、授業の内容を振り返る。次回の分のテキストを読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
13 テキストの輪読(Zoomによる双方向型授業):学生による報告K・L(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】担当者はレジュメを作成しておく。テキストを読み、分からない用語を調べ、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告の内容、授業の内容を振り返る。次回の分のテキストを読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
14 テキストの輪読(Zoomによる双方向型授業):学生による報告M・N(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】これまでの各人の報告の内容を振り返り、テキストを再度通読する (2時間)
【事後学習】古代史の流れをノートに整理し、レポートに向けた課題に取り組む (2時間)
15 報告の総評と古代史研究の諸問題、最終レポート課題(課題研究)(A-4-2、A-5-2、A-6-2、A-7-2、A-8-2)
【事前学習】最終レポートの準備をする (2時間)
【事後学習】最終レポートを仕上げる (3時間)
その他
教科書 佐藤信編 『古代史講義―邪馬台国から平安時代まで― (ちくま新書)』 筑摩書房 2018年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:小レポート10%、最終レポート30%(40%)、授業参画度:質疑の内容、積極性(20%)、報告内容(40%)
出席することが大前提となる。無断欠席、特に担当報告の時の無断欠席は厳禁。
オフィスアワー blackboardの掲示板、あるいはメールにて受け付ける。

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